2022年04月27日

世界の裁判所…驚きのルールや風景のお話、伺います。

弁護士の原口侑子さんをお迎えしています。
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世界の裁判所を見て回って来た原口さん。
弁護士として見て回った裁判所巡りは、
その国の違った面で見ることができると
いいます。

原口「例えば、法廷でメモが取れるかという
点で見るとタンザニア本土の裁判所では
メモが取れましたが、島の方のザンジバルは
自治権を持っていてメモが取れませんでした。
ニュージーランドでも同じようにメモを
取っていたら警備員につまみ出されて
しまいました。
やっぱり、日本の裁判はニュースで映るような
形でしか分からないけれど、ブラジルでは
テレビ中継もされています。
トンガでは外国人の裁判官がいました。
外国からの裁判官を5年くらいの任期で
雇うらしいのですが、日本ではまずないので
驚きましたね。」

小黒が気になったのは、裁判官が被る白い
カツラを他の国でも被っているのかという点。
実はこれ、イギリスが発祥のもの。
原口さん曰く、イギリスの支配の影響を受けた
国の裁判所ではいまだに、この文化が残って
いると言います。

▼原口さんの著書『世界裁判放浪記』が、
コトニ社より発売中です。
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今夜の選曲… Dietou / KOUYATE-NEERMAN

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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