2015年08月31日

日本の縮図に住んでみる。シニア記者たちの記録。

日本経済新聞社 編集委員の
嶋沢裕志さんをお迎えしています。

150831_shimazawa_1.jpg

嶋沢さんは、小黒さんと出会った2007年当時、
「日経グローカル」編集長でした。
グローバル、ローカル、両方に目を向け、
自治体に活を入れるという路線でしたが、
現在では地方議員を教育しようという路線になっているそう。

7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
 9つの小さな町の大きな話」。

この本は、日経のシニア記者が日本各地に住み込み、
地域の自立を目指す人々の活動を記録した本の、3冊目になります。

取材の時間が限られている新聞記者が、
日本の縮図に住んでみるというのもの。
第1弾として、沖縄の与那国島や横浜ドヤ街、
岡山のハンセン病療養所などから始め、
第2弾は、被災地で行いました。
そこで、今回は、改めて地方に焦点を当て、
「東京はいらない」というドキっとさせるタイトルに
なっているのだとか。

今夜の選曲:ALL I'LL EVER NEED / ANDERSON EAST

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月28日

8月31日から9月4日は

日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さん
をお迎えします。

150828_shimazawa_1shot.JPG

「もう東京はいらない」。地方の自立と問題点について
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1955年山口県生まれ、慶応義塾大学文学部を卒業後、
日本経済新聞社に入社。北九州支局長、静岡支局長、
「日経グローカル」編集長を経て、2010年より、
生活情報部編集委員として「シニア記者がつくるこころのページ」をはじめ、
人物や旅企画、「温泉コラム」、「人間発見」「文学周遊」
「アートレビュー」など幅広く執筆されています。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月28日

【Podcasting 第493回】大谷幸生さん

今回のポッドキャスティングは、8月24日から8月28日放送分、
フラワーアーティストの大谷幸生さんです。

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ポッドキャスティング

2015年08月28日

その土地の花でレイで作る旅。まずは日本、そして世界へ!

フラワーアーティストの大谷幸生さん
をお迎えしています。

150828_ohtani_2shot.JPG

今回スタジオには、
紫陽花とミントで作られたレイをお持ち頂きました。

150828_ohtani_2_1.jpg

世界有数の花の輸出国:ケニアのムパタホテルで、
"マサイの花飾り"という企画をしたい、と小黒さんからの提案も。

大谷さんが行う、訪れた土地の花を編み、
その土地に暮らす人に贈るプロジェクト「U Pacific Smile Project」
レイをかけたときに、嬉しそうな顔をするのは世界共通だ、と、
台湾で実際に感じたそう。今後は太平洋を一周し、
最終目的地はイースター島にして、モアイに花冠をかけたいのだとか!

太平洋の旅は長いスパンで行う予定で、
今後はまず、日本国内を積極的に周りたいのだとか。
今目指しているのは、桜前線と共に南から北へ移動し、
日本人にとって大切な桜を、レイにする旅をしたいそう。

今夜の選曲:FROM THE CLOUDS / JACK JOHNSON

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月27日

花に関わって仕事をすると、嬉しいこと尽くめ!二十代半ばでの転職。

26歳で花と関わるようになった、
フラワーアーティストの大谷幸生さん
なんと、前職はガソリンスタンド!

150827_ohtani_1.JPG

ガソリン満タンのプレゼントを、実用品でない
ステキな物にしたいと思い、お花屋さんと打ち合わせをするように。
その時に、お花屋さんの仕事を見ているうちに、
「自分の好きに作って楽しいし、喜ばれてお金がもらえる。
 プレゼントされた人も嬉しいし、それを見て、また嬉しい。
 嬉しい事尽くめで、いいなぁって思って」と大谷さん。

150827_ohtani_2.jpg

花屋をめざし、様々なバイトしながら、独学で勉強!
その後、大谷さんはハワイヘ。大谷さんの先生は、
現在88歳の民俗学者:MARIE A. McDONALDさん。
先生からの「日本の花を使いなさい」との言葉のおかげで、
今の自分がある、と大谷さんはおっしゃいます。

大谷さんの著書「笑顔の花飾り」には、
先生も読めるようにと、英語の解説も付けています。
完成した本を届けにハワイに行くと、先生から
「これからの子供が地元の花を知る、良い機会になる本で良い」
と言ってもらえたそう。

今夜の選曲:DO YOU REMEMBER / JACK JOHNSON

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月26日

被災地や栽培農家で、レイを編んで笑顔をうむ。

フラワーアーティストの大谷幸生さんは、
2011年の東日本大震災で津波の被害にあった、
いわき市の海岸:久之浜での活動もされています。

150826_ohtani_1.JPG

津波で荒らされた海岸に、ハマエンドウが沢山咲いています。
ハマエンドウは特に珍しくはないのですが、
震災から数ヶ月後に何もない砂から、芽を出した事で、
地元の方々は勇気づけられれたというエピソードが。
そこで、ハマエンドウを使ってレイを作ったのだとか。

材料が準備されていれば、30分程度で完成するレイ。
インド、東南アジア、バルト三国など、
世界各国で花の冠は存在しています。
クリスマスリースも起源はレイと同じのため、冠の形です。

IMGP5922.JPG

大谷さんの著書「笑顔の花飾り」中でも、
小黒さんが綺麗だと感動したのは、林檎の花。
実の栽培の過程で、ほとんど捨てられてしまう林檎の花は、
なかなか目にすることは少ないです。
「農家さんで、花を摘む作業を手伝う代わりに、
 捨てる花をもらうというイベントが出来ると、
 自分たちも農家さんたちも喜んで下さると思います」と大谷さん。

今夜の選曲:SITTING,WAITING,WISHING / JACK JOHNSON

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月25日

地元の方々とレイを作って、不要な花に価値を生む!

フラワーアーティストの大谷幸生さんをお迎えしています。

150825_ohtani_1.JPG

紀伊半島の南にある和歌山県・古座川では、
人手不足によって耕作放棄地が増えています。
その土地に、山から獣が降りてくるのを防ぐために
色とりどりの花の種を巻いたのだとか。

そこで、花が咲いたら何かしたい、と自治体から
大谷さんへと依頼が!大谷さんは、是非、と
畑を耕す所から参加され、古座川を訪ねるたびに、
地元の方々にレイの編み方を教えていたそう。

しかし数年前、台風の被害で、畑は駄目になってしまいました。
それでも、地元の方々は、庭や山の花でレイを編む会を
定期的に開催し、毎年3月になると中学生に教え、
卒業生たちにプレゼントするのが恒例になっているそう。

150825_ohtani_2_2.jpg

大谷さんは、花の栽培農家に行き、
廃棄になる花でレイを作る活動もされています。
農家の方々はそのレイに驚き、
自分たちでも作って道の駅で売ろう!と、
盛り上がりまで見せるようになるのだとか。

今夜の選曲:TURN YOUR LOVE / JACK JOHNSON

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月24日

日本全国を周り、その土地ならではの花で、レイを編む。

フラワーアーティストの大谷幸生さんの著書、
「笑顔の花飾り」がポプラ社から発売されています。

150824_ohtani_1.JPG

この本は、2011年2月から2年半に及んだ
日本全国の花でレイを編んだ旅での、
47都道府県、50カ所全ての記録が書かれています。

大谷さんがハワイでレイを勉強する時に、
最初に先生にした質問は、
「トロピカルな花を使うのがルールですか?」ということ。
すると、先生は「決まりは無い」と答えたそう。

周りに咲くのがトロピカルな花である事と、
土地ごとの象徴の花 (=土地の神様の化身) を使用する
規則がある事で、「トロピカル」になっていたのだとか。
元々は、自然崇拝のハワイで生まれたレイは、
神様に踊りを捧げる時の飾りの一部でした。

日本でも生花でレイを使用する人は増えているそうですが、
レイメイカーはまだ、ごく少数なのだとか。

今夜の選曲:YOU AND YOUR HEART / JACK JOHNSON

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月20日

8月24日から8月28日は

フラワーアーティストの大谷幸生さんをお迎えします。

150820_ohtani_1shot.JPG

日本の花でレイを編む。
「笑顔の花飾り」を伝える活動について、
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1969年、神奈川県生まれ。
フラワーアーティストとして、雑誌・広告などで活躍。
また、日本の花でオリジナルのレイを編む
レイメイカーとしても。東京と大阪にレッスンスタジオの他、
全国各地でイベントやワークショップを実施されています。
花の栽培農家や、全国の自治体との交流も
積極的に行っていらっしゃいます。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月20日

【Podcasting 第492回】小野美智代さん

今回のポッドキャスティングは、8月17日から8月20日放送分、
公益財団法人ジョイセフの小野美智代さんです。

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ポッドキャスティング

2015年08月20日

日本から、学ぶ機会を子供に与えるランドセルを贈る。

公益財団法人ジョイセフの小野美智代さんをお迎えしています。

150820_ono_2shot.JPG

公益財団ジョイセフでは、春と秋にランドセルを回収し、
アフガニアスタンへと送っています。
もちろん、女の子だけでなく、男の子にも配給しています。
想い出のランドセルギフト詳細はこちら

貧しい家庭ほど、女の子は学校に通えず、家で働いています。
そんな中、「ランドセルキャンペーン」では、
ランドセルと、その中に新品の学用品を詰めて生徒に配布し始めました。
すると、新品の学用品が家庭に欲しいと、
女の子でも学校に通わせる親が増えたのだとか!

母子保健棟が完成したタンザニアを視察された
モデル:堂珍敦子さんと、雑誌VERY編集長:今尾 朝子さんとの
視察報告会が、9月6日(日)に東京で行われます。
報告会詳細はこちら(東京/仙台/大阪)

他にもジョイセフでは、様々な活動をしています。
女性を支援している団体のため、まずは人材育成。
妊娠出産に関する、若い頃からの教育普及をめざし、
ザンビアでは、思春期の若者を対象としたプロジェクトも進行中!

今夜の選曲:IN THE NAME OF LOVE / KENNY RANKIN

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月19日

世界の妊産婦を笑顔に!日本で出来る支援方法とは。

公益財団法人ジョイセフの小野美智代さんをお迎えしています。

150819_ono_1.JPG

サラヤの化粧品「ラクトフェリンラボ スキンケアコスメ」
売り上げの一部が支援となり、完成した
タンザニアの母子保健棟=ミルキーハウス。

完成後に、5人のお子さんがいらっしゃる、
モデル:堂珍敦子さんが視察に行かれたそう。
1家族に5人の子供は多くない現地は、
何よりもお母さんが元気で、笑顔が印象に残っている、
とアフリカ初体験の堂珍さんはおっしゃっていたそう。
堂珍敦子さんのタンザニア視察報告会が開催されます!

ジョセフの活動支援には、
毎月1000円からの継続支援をする「ジョイセフフレンズ」や、
500円で購入すると200円が支援になる
「チャリティーピンキーリング」など様々な方法があります。
ピンキーリングは、購入し身につけると、
ジョイセフの活動を周りの人に広める事も出来ます!
ご支援についての詳細はこちら

今夜の選曲:BLACKBIRD / KENNY RANKIN

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月18日

化粧品の売り上げで、タンザニアに妊産婦を守る施設が完成。

公益財団法人ジョイセフの小野美智代さんをお迎えしています。

150818_ono_1.JPG

母乳の成分で作られた化粧品、サラヤの化粧品
「ラクトフェリンラボ スキンケアコスメ」
ロハスデザイン大賞のモノ部門を受賞しています。
第10回ロハスデザイン大賞2015 大賞詳細

この「ラクトフェリンラボ スキンケアコスメ」は、
売り上げの一部が、ホワイトリボン運動に寄付されています。
その支援もあり、産前産後の検診や分娩などを行う、
母子保健棟=ミルキーハウスが、
人材育成が十分にされた、タンザニアに完成しました。

自宅分娩が当たり前のタンザニアでは、
母子保健棟=ミルキーハウスへ行く意味を感じてもらえません。
しかし、検診にも行かず、出産についての無知である事は、
母子共に、命の危険に晒してしまいます。

そこで、ジョイセフがトレーニングした、
ボランティアのコミュニティヘルスワーカー達の指導の元、
産前の検診をしてもらえるようにしているのだとか。

今夜の選曲:WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / KENNY RANKIN

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月17日

世界に安全な妊娠・出産を。日本から始まった支援とは?

公益財団法人ジョイセフ
小野美智代さんをお迎えしています。
小野さんは3年前にもご出演いただきました。

150817_ono_1.JPG

47年前に日本で生まれた、途上国で
妊娠出産をする女性たちを支える団体です。
途上国では10代、20代前半の妊産婦が多いそう。

3年前よりも認知度は徐々に高くなったものの、
まだまだ足りないと小野さん。

日本でも、戦後間もない頃は、妊娠・出産によって
命を落とす女性が多かったそう。
しかし、他国よりもかなり早いスピードで、
世界トップクラスまで改善されました。

国連が2000年に制定した、「ミレニアム開発目標=MDGs」。
その8つの目標の5番目の目標は、「妊産婦の死亡率を、
2015年までに、1990年の水準の4分の1に引き下げる」でした。
死亡率は現在では、南アジアも高いですが、
20年前から見れば圧倒的にアフリカが高いのだとか。

今夜の選曲:PEACEFUL / KENNY RANKIN

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月14日

8月17日から8月20日は

公益財団法人ジョイセフの小野美智代さんをお迎えします。

150814_ono_1shot.JPG

途上国の妊産婦を守る、様々な取り組みについて、
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1974年、静岡県生まれ。同志社大学を卒業後、
立教大学のジェンダーフォーラムに勤務。
003年に、公益財団法人ジョイセフに入り、現在は、
市民社会連携グループのディレクターとして、
ジョイセフの活動認知に尽力されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月14日

【Podcasting 第491回】奈良井 健悟さん

今回のポッドキャスティングは、8月10日から8月14日放送分、
公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんです。

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ポッドキャスティング

2015年08月14日

農業を主軸に、様々な副業をして、楽しく賢く暮らす。

農業を1から初めて、利益を出して生活するのは難しい、と
公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんはおっしゃいます。

150814_narai_2shot.JPG

必ずしも自営をするのではなく、集落に務めたり、
農業をする企業にサラリーマンとして務めるなどのかたちも!
また、島根県では「半農半 x 」というスタイルも推奨しています。
x に、介護やITなどを入れ、農業を主軸にしながらも
副業するという、兼業農家のような生活スタイルで、
助成金もでることもあります!

ローカルライフを楽しんでいる2人の座談会
「シマネビト ローカルライフ座談会」が8月29日に開催!
詳細はこちら(くらしまねっと内)
さらに、ソトコトと島根県が組んだ「しまコトアカデミー」も、
9月の開講を前に、8月22日にオープンセミナーが行われます。
しまコトアカデミーFacebookページ

今夜の選曲 : GETCHA BACK / BEACH BOYS

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月13日

各地で開催される、島根県移住の魅力を伝えるイベントとは?

公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんをお迎えしています。
無料で配布している定住支援ガイドブック
「行こうかな、しまね」では、
各市町村ごとに移住の魅力を紹介されています。

150813_narai_1.JPG

ロハスデザイン大賞2015のコト部門で、二年連続、
ふるさと島根定住財団が出展した「しまね田舎ツーリズム」が受賞!
新宿御苑展では囲炉裏が登場し、人気を得ました。
「しまね田舎ツーリズム」では、農家民泊できる拠点が280ほどあり、
田舎の様々な体験プログラムがあります。そこでの体験をきっかけに、
110人以上がUターン・Iターンしている実績があります。
「まずは人なんですよね」と奈良井さん。

11月1日には、「しまねU I ターンフェア」を開催します。
島根県から実際に移住した方々も招き、
リアルな視点で、魅力や苦労を多くの方に伝えるとのこと。

移住した方々には、県内外の様々なイベントや旅情報などを送り、
島根県での生活をより楽しんでもらえるものに、
という継続的なケアもされています。
しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと

今夜の選曲 : BARBARA ANN / BEACH BOYS

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月12日

今話題のソーシャルターンで実現する、高度な教育や地域医療!

公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんは、移住希望者へのケアをされています。

150812_narai_1.JPG

移住する方が感じる不安点の1つは、「仕事」。
仕事は、県内でも水面下での求人も含めて、
企業と移住希望者をマッチングしていくのだとか。
また、現在増えてきたのは「2拠点居住」。
ワーキングスペースで地方に関わりながら仕事をし、
今度は東京に戻ってまた仕事をする、という形。

「今1番アツいのは、高校です」と奈良井さん。
廃校の危機にある中山間地や離島などの高校と、
高度な教育を求める県外の方々をマッチングする
「高校魅力化プロジェクト」を約5年前から行っています。
現在では県内の10校に、魅力化のプロフェッショナルがおり、
学力だけではなく、人間力も高める教育を行えるよう、
カルキュラムが組まれるのだとか。

最近では、地域医療に関わりたいという、若者も増えています。
今まで諦めていた、訪問看護も可能になっていきます。
きっかけは、雲南市が行政指導で始めた、地域課題解決の塾。
そこを卒業した若者たちがNPOを作り、人を呼び、、、
様々な分野でのソーシャルターンが実現してきているのだとか。
しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと

今夜の選曲 : DON'T WORRY BABY / BEACH BOYS

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月11日

全国で一番早く人口減少が始まった島根県。そこで始まった対策とは?

「人気の移住先ランキング」今年度8位の島根県。
それでも課題はまだまだ山ほどある、と
公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんはおっしゃいます。

150811_narai_1.JPG

高齢化・少子化が進む事で、耕作放棄地が増えたり、
企業も後継者がいない、という状況なのだとか。
島根県の若者は、高校卒業時に広島県、
その後は大阪府、東京都へと流れてしまいます。

全国でも、約23年前から人口減少が早く進んだ島根県。
その中で出来たのが、「ふるさと島根定住財団」です。
現在は、Uターン・Iターンの手伝いや、学生の県内就職支援、
地域活性化のためのNPOなどの地域活動の支援をしています。
中でも奈良井さんは、県外の方々に
島根県への移住を提案していらっしゃいます。

移住するのは、まだ男性のが多いようですが、
田舎での生活に興味のある都会出身者や
自然の中で子育てをしたいというご家庭も多いそう。
しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと

今夜の選曲 : THE WARMTH OF THE SUN / BEACH BOYS

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月10日

人気移住先・島根県の魅力は、自然と食と、、、美肌!

公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さん。島根県からお越し頂きました。

150810_narai_1.JPG

ソトコト8月号の特集は、「日本の地方に住んでみる2015」。
その中に掲載されている、ふるさと回帰支援センターの
「人気の移住先ランキング」で今年度、島根県は8位。
奈良井さんが思う島根の魅力は、
「何も無い所だからこそ、チャレンジする若者がいて、
 地元の人がそれの仲間になりやすいところ」!

年間では東京より少し雨が多く、冬は湿気が多く曇っているそうで、
「美肌ランキング、3年連続1位です」と奈良井さん。
他にも、"西の横綱"と呼ばれる仁多米や、
隠れた名店が沢山の出雲そば、ブランド牛の種牛も島根県!
豊かな自然と美味しいものが島根県には揃っています。
しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと

今夜の選曲 : PLEASE LET ME WONDER / BEACH BOYS

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月07日

8月10日から8月14日は

公益財団法人・ふるさと島根定住財団
奈良井 健悟さんをお迎えします。

150807_narai_1.JPG

「島根で暮らす」その課題 と
財団の取り組み について、たっぷりと伺います。

しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと

■プロフィール■
1982年、島根県生まれ。島根大学総合理工学部卒業後、
島根県内の小売業を経て、ふるさと島根定住財団に転職。
現在は、UIターン推進課でUターンIターンの支援や
学生の就職支援などに尽力されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月07日

【Podcasting 第490回】石内都さん

今回のポッドキャスティングは、8月3日から8月7日放送分、
写真家の石内都さんです。

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ポッドキャスティング

2015年08月07日

ドキュメンタリー映画監督との出会いは、身体の傷

ドキュメンタリー映画
「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」の監督は、小谷忠典さん。

150807_ishiuchi_2.JPG

小谷さんは、学生時代に、身体の傷を撮影した
石内さんのシリーズ作品「acars」を見て、感銘を受けたそう。
さらに、小谷さんのデビュー作「LINE」は、
娼婦の身体の傷を追う作品です。その後、小谷さんから
石内さんに連絡があり、映画撮影に繋がったのだとか。

「撮影が苦手なんです」と石内さん。
いつも短い時間で勢いよく撮影し、
その後出来た作品を見て、色んな事を感じ、
ご自身を最初のお客さんだと思って、搬入までされるそう。

150807_ishiuchi_2shot_1.JPG

石内さんは昨年、日本の古き習慣「背守り」を撮影し、
展示会「幼き衣へ」を開催されました。
この作品たちを年内に写真集として完成させるのだとか。
さらに、フリーダ・カーロの遺品を撮影し、その流れから、
現在興味があるのは、20世紀を代表する、
アメリカの女性画家「ジョージア・オキーフ」だそう。

今夜の選曲;GYMNOPEDIE NO.1 / YUJI HAMAGUCHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月06日

モノクロに追い込んでしまった、広島というイメージ

写真家の石内都さんの2009年の作品「ひろしま」は、
出版社からの依頼で撮影をしたのだとか。

150806_ishiuchi_1.JPG

初めて広島に行った石打さんは、原爆ドームを見て、
「あ、可愛い」と思ったそう。
今まで写真などで見た原爆ドームは、
反戦のシンボルとして、煽って撮影されてきました。
「広島、撮れる」と、石打さんはここで確信したそう。

原爆資料館にある遺品を撮影した作品「ひろしま」は、
バンクーバーでも展示をされました。
常に戦時体制のアメリカでは、
遺品の写真を見て、どこかに現実を感じる人が多かったそう。

石内さんの撮影した遺品の洋服たちは、カラフルで、
その洋服の所有者を想像させ、身近に感じます。
最初に遺品の洋服を見た時に、カラフルだし、模様もあり、
自分が着てもおかしくないと思った、と石内さん。

「モノクロに追い込んじゃったんですよね。
 被害者といういイメージの中で、"カラーじゃいけない"、
 何かが、"がんじがらめのイメージ"だったんです。
 だからこれは、私にとって発見だったんです」

今夜の選曲:LUCKY TRAIN~FREIGHT TRAIN~MY GRANDFATHER'S CLOCK
     / YUJI HAMAGUCHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月05日

写真家を目指したきっかけ、そして世界で評価される作品達。

ドキュメンタリー映画、「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」が公開される
写真家の石内都さんをスタジオにお迎えしています。

150805_ishiuchi_1.JPG

高校時代に出会った東京オリンピックのポスターで、
これからの仕事はだ!と思い、平面のデザインをやろうと、
多摩美術大学へと入学。
2年からは、デザイン科の染織デザインを専攻するように。
そして写真を始めたのは、大学中退後の、
25歳前後で、全て独学だったそう。

最初の作品は、「絶唱・横須賀ストーリー」。
石内さんの6歳から住んでいた、横須賀をモノクロで撮った作品。
幼少期に群馬から引っ越し、カルチャーショックを受けた街でもあり、
自分が女性である事を認識させてくれた街でもあり。
さらに、「自分の足は今ある場所」でもあると感じ、
写真できちんとおさめないと進めない、と思った結果だとのこと。

そして、石内さんは昨年、写真界のノーベル賞といわれる、
スウェーデンの「ハッセルブラッド賞」を受賞されました。
150805_ishiuchi_2.jpg
ハッセルブラッドセンターでの展覧会コンセプトは、「女性」。
今まで撮影した中から、石内さんのおばあさまの手や、
広島の原爆で亡くなった女性たちの遺品等、
一貫して、女性にスポットをあてています。

今夜の選曲:THE ENTERTAINER / YUJI HAMAGUCHI

staff| 20:15 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月04日

メキシコでの遺品撮影、そこで感じたフリーダ・カーロへの思いとは

写真家の石内都さんは、メキシコに旅立つ前に、
日本にあるフリーダ・カーロに関する資料を全て読んだそう。
でもそこで得たのは、偏ったイメージでしかなく、
フリーダの事が分かったのは、
遺品に触れ、撮影しながら、徐々に、、だったのだとか。

150804_ishiuchi_1.JPG

撮影は、フリーダ・カーロが生まれ、そして亡くなった、
「青い家」と呼ばれる外壁の青い家の、
自然光の入る部屋、もしくは、中庭で行われたそう。

150804_ishiuchi_2.JPG

父はドイツ人、母はメキシコ人で生まれたフリーダ・カーロは、
アイデンティティを強く求めていた傾向にあったのでは、
彼女の作品や、彼女の服を通してと石内さんは感じたのだとか。

石内さんの撮影した遺品の写真の中には、
青い空に投げているかのような洋服の写真があります。
これは、中庭に置いて撮影していますが、
青い壁に反射した木漏れ日で、そのように写ったそう。

現像された写真を見て、ご自身で泣くシーンが、
ドキュメンタリー映画にあった事をきくと、
「撮らされている感じなんですよ。
 フリーダに"撮らされて"いたり、メキシコに"呼ばれ"たり、
 だから、どこか客観的な所があるんですよ」と石内さん。

ドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」

今夜の選曲:TOKYO SUMMIT / YUJI HAMAGUCHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年08月03日

メキシコ女性画家、フリーダ・カーロの遺品撮影をドキュメンタリー映画に。

写真家の石内都さんがメキシコの女性画家:フリーダ・カーロの遺品を
撮影する様子を追ったドキュメンタリー映画、
「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」が公開されます。

150803_ishiuchi_1.JPG

フリーダ・カーロは、数年前日本でも話題になった
有名なメキシコの女性画家。
小児マヒや交通事故で満身創痍で生きた事や、
華やか男性遍歴などでも有名です。

47歳で亡くなったフリーダ・カーロの遺品は、
50年間もの間、バスルームで保管されていました。
乾燥しているメキシコならではの保管場所。
そんな遺品たちを、石内さんに撮影してほしいと
依頼があったのだとか。

150803_ishiuchi_2.JPG

この仕事のきっかけは、2005年に石内さんが代表を務めた
ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館。
そこに展示していた、お母様の遺品を撮影した作品「Mother's」を、
メキシコの女性キュレーターが見たのだそう。

今夜の選曲 : WAKINOTANI / YUJI HAMAGUCHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー