2011年08月10日

籐細工、ゴミ箱だけじゃつまらないでしょ!

ラタンアーティストの信耕ヒロ子さんも、もちろん最初は、籐教室の生徒さん。でも、作るのはカゴとかゴミ箱ばっかりで、ちょっと違うなって思ったんですって。

籐でさまざまなモチーフを作るきっかけとなったのは、実は息子さん。息子さんがまだ小さかった頃、乗り物を作ってほしいと言われ、作ってみたら意外とよく出来たんだそうです。そして代官山に手作りのお店があったので、持って行って置いてもらったら売れたんだとか。

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今夜の選曲: BULL RIDER / NORAH JONES FEAT.SASHA DOBSON

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2011年08月09日

モチーフは政治家が多いんです

ラタンアーティストの信耕ヒロ子さん。籐での作品作りは30年前に始めたそうですが、なんとあまりにも面白くて家事が出来なくなってしまい、一度辞めたんですって。そして10年くらい経ったときに、ロシアのエリツィン大統領をテレビで見て、これは作らなきゃ!って思ったんだとか。

そっくり人形、初代は田中角栄。政治家が多いんだそうです。旬の人はエネルギッシュ、顔にどんどん出てくるからたまらなく面白いんですって。
そしてコンセプトは「使えて、面白くて、オシャレ」。ただ使えるだけじゃつまらないでしょ!と信耕さん。たとえば女性の足のボトルケースは「ちどり足」!

信耕さんは、籐の教室「籐 king(トウキング)」を開いて、生徒さんに教えていらっしゃいます。20代〜80代の生徒さんまでいらっしゃるんですって。 shinko_tue.JPG


今夜の選曲: LOVE ME / NORAH JONES FEAT.LITTLE WILLIES

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2011年08月08日

籐で作る、そっくり人形!

籐というとカゴや椅子を思い浮かべますが、ラタンアーティスト信耕ヒロ子さんさんの作品はぜんぜん違います!

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↑こちら、題して「そっくり人形」!とくに髪の毛にはこだわりがあるそうで、籐を叩いて、裂いて、染めて、植え付けているんですって。人それぞれ違うので面白いそうで、オバマさんはとくに大変だったそう。(ちなみにオバマさん、製作期間は4日間!)


売るために作っているのではなく、子供みたいなもので売るのには惜しいんですって。今、150体あるそうで、ズラッと並べたときの快感!ひとつひとつ見るんじゃなくって、勢揃いで見てほしいんだそうです。

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今夜の選曲: CREEPIN' IN / NORAH JONES FEAT.DOLLY PARTON

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2011年08月05日

8月8日から8月12日のゲストは

ラタンアーティストの信耕ヒロ子(しんこう・ひろこ)さんです。
籐を素材に型破りな作品を生み出す、その楽しさをたっぷりと伺います。

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■プロフィール■
ラタン・籐を素材にし、独自の編み方で、小さな昆虫から、等身大の人間のオブジェまで作品を生み出し、1979年の個展を皮切りに、ウィンドーディスプレイや舞台美術など、幅広い活動をされていらっしゃいます。デパートやホテルのウィンドウディズプレイ、そして宮本亜門さんのミュージカル「熱帯祝祭劇・マウイ」の衣装を担当されていらっしゃいます。

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2011年08月05日

実はワイン通でもあるんです

写真家として世界を訪れている、菊地和男さん。今、面白い食があるのは<スペイン>!

菊地さんはワインにも造詣が深く、世界的に自然派のワインが主流になっていますが…まだBIOワインが流行る前からずっとイイ!と言っていたそう。昔は少し臭かったけど、今は匂いも無くて美味しいんですって。
日本のワインは、日本は湿気が高くぶどう作りに適していないので、コスト的にどうしても高くなってしまうので難しいのでは?ともおっしゃっています。

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今夜の選曲: SAMBOLERO / LUIZ BONFA

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2011年08月04日

おいしい中国茶のいただき方

普段でも中国茶を飲んでいるという、写真家で茶人の菊地和男さん。中国茶の愉しみ方について教えていただきました。
 ●茶葉は信頼出来る専門店で買う
 ●だいたい50g3,000円を目安に
 ●茶葉を見せてくれるところが多いので
  姿形のいいものを選ぶ
 ●水道水で十分!
 ●寝る前はプーアール茶
  油を流してくれるしカフェインも少ない

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今夜の選曲: NIGHT AND DAY / LUIZ BONFA

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2011年08月03日

お茶の起源と東方美人

中国茶の世界を隅々まで知り尽くしている、写真家で茶人の菊地和男さん。そもそもお茶の木のルーツは、雲南省/四川省/貴州省なんだそうです。

お茶の世界で有名な茶葉の一つに<東方美人>があります。これは烏龍茶を作るときに、小さな虫がちょっと食害を起こすと木がそれを守ろうとしてある分泌物を出すそうなんですが、それを摘んだところ香りの良いお茶ができて、これが東方美人なんだそうです。

200数十年前に英国王室にもつたわり愛されたお茶で、でも東方美人は量が少なく高価だったため、そのお茶と同じような香りが欲しいと、イタリアでとれたベルガモットを紅茶にトッピング…これがアールグレイのはじまり。つまり、アールグレイは東方美人が欲しくてしょうがない人たちが作ったお茶なんだそうです。

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今夜の選曲: NA BAIXA DO SAPATEIRO / LUIZ BONFA

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2011年08月02日

お茶のすべての始まりは中国

写真家で茶人の菊地和男さんが書かれた「中国茶巡礼」。ユニークなのは、お茶を<江南、華南、西南、江北>の4つのエリアに分かれて紹介しているということ。中国のお茶の産地は、一般的に揚子江より南なんだそうです。暖かく、よく雨が降り、寒暖の差がある場所が、どの国でもお茶の産地なんですって。

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「すべてのお茶のルーツは中国にある」と菊地さん。中国茶も日本茶も紅茶も、植物としては一つの種類ですが、蒸したり、煎ったり、発酵させたり…製法が違うんですって。中国でも長い歴史の中でいろいろなお茶の形が流行ったそうですが、廃れていったそう。
日本の茶筅もルーツは中国。一般日本市民がお茶を飲みはじめたのは、なんと江戸末期。それまでお茶は、お坊さんや武士の飲み物で、市民はお湯を飲んでいたそうです。


今夜の選曲: UMA PRECE / LUIZ BONFA

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2011年08月01日

中国茶にはまって30年

今週は、2007年以来2度目のご登場、写真家で茶人の菊地和男さんがゲストです。

小学館から発売された菊地さんの本「中国茶巡礼」。中国茶の奥義を極めていらっしゃる菊地さんならでは本で、中国茶の源流を訪ね歩いて得られた写真と文章で構成されています。 chinatea_book.jpg

香港に通って40年、中国茶にハマって30年。日本のお茶とまったく違うお茶がある!ということから中国茶にはまったんだそうです。当時は中国茶に関しては、まだ誰も手をつけていなかった時代でした。

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今夜の選曲: SERINGUEIRO / LUIZ BONFA

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2011年07月29日

8月1日から5日のゲストは

写真家で茶人の菊地和男さんです。
お茶の歴史と楽しみ方について、たっぷりとお伺いします。

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■プロフィール■
雑誌、広告等の写真撮影を主として活躍され、訪れた国は数十カ国におよび、世界の食と文化をフィールドワークに、数多くの著書やエッセイをだされていらっしゃいます。小学館から「中国茶巡礼」を発売。

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