2011年10月19日

写真集「MOTHER TOUCH」

衣食住、生きる上での3つのポイントで世界中で体験したこと、触れ合ったことを報告していきたいと思っているという、戦場カメラマンの渡部陽一さん。昨年12月に写真集「MOTHER TOUCH 戦場からのメッセージ」を出版されました。
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世界中で紛争地域を取材して、たくさんの人々と出会ってきた渡部さん。その中で、ひとつ驚いたことがあるそうです。それは、戦火の中でも一つ屋根の下、家族の日常生活があったということ。そういう家族の声を写真で伝えることは出来ないか、戦場の涙だけではなく、笑顔や驚くことがある日常を報告したいと思ったんだそうです。

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今夜の選曲: ALEXANDER'S RAGTIME BAND / LOUIS ARMSTRONG

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2011年10月18日

アフリカにおける環境と資源の戦争

戦場カメラマンの渡部陽一さん
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戦争が起こる理由は、民族紛争、宗教紛争、領土国境紛争、環境戦争…この環境の戦争がアフリカ全土で問題になってきているとおっしゃっています。資源を奪い合う環境戦争、でもそれは外国の人で、実際そこに暮らしている人たちが巻き込まれてしまっているんだそうです。原因は現地の方にありません。

例えば、去年のサッカーW杯。世界中の目がアフリカに向きましたが、スーダンは資源が取れるので街中はほとんど外国の人がくくってしまい、現地の人は雇用もお金も落ちることがなく、とても閉鎖的だったそうです。昔の植民地時代と変わらなかったとか。

senjo_tue2.JPG 「アフリカでは戦場ばかりではなく、ナショナルパークなどサファリも行きますよ!大好き!旅行者として写真を撮るんです。」


今夜の選曲: JEEPERS CREEPERS / LOUIS ARMSTRONG

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2011年10月17日

戦場カメラマンになった理由は旅の偶然!?

渡部陽一さんが戦場カメラマンになったきっかけは、実はアフリカ旅行だったんだそうです。場所はザイール。旅行者として訪れたときに、おとなりのルワンダ内戦がザイールに飛び火していて、そこで目の前で繰り広げられている惨劇や少年兵を見て、子供たちの声を写真に撮れないかと思ったんですって。そもそもザイールには、大学授業でピグミー族の狩猟生活を知り、純粋に話しを聞きたいと思って逢いにいったんだそうです。
当時はルワンダ内戦のこともよく知らずに旅をして、偶然出会ってしまった内戦。。。

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『悲惨な激戦も、日常生活も、どちらの写真も撮ります。戦場の光と影、双方を写真で伝えたい。』 senjo_mon2.JPG


今夜の選曲: LA VIE EN ROSE / LOUIS ARMSTRONG

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2011年10月14日

10月17日から10月21日のゲストは

戦場カメラマンの渡部陽一さんです。
写真を通じて伝えたいこと、戦場にある“日常生活”など、たっぷりと伺います。

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2011年10月14日

イギリスのグリーンツーリズム

食環境ジャーナリストの金丸弘美さんの最新本「地域ブランドを引き出す力~トータルマネジメントが田舎を変える!」には日本の地域のみならず、イギリス、ドイツ、イタリアでの事例も紹介されています。実際に現地にも取材に行かれたそうです。
1992年から日本でもグリーンツーリズムを取り入れていますが、イギリスはその先進国。1万8000ヶ所の農家民宿があって観光客も10億人!

最後に、最近感動した田舎は?愛媛県今治市にある「さいさいきて屋」!1,300人の兼業農家、主婦、高齢者を雇用していて、売り上げは23億円。JAなのに漁協と組んだり、他県からもわざわざやってくるほどの人気スポット!ぜひ、皆さんにも行ってみてほしいとおっしゃっていました。

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今夜の選曲: MONA LISA / NAT KING COLE

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2011年10月13日

農業の人材育成

高知県唐津市出身の食環境ジャーナリスト金丸弘美さん。高知県から農業人を育ててレストラン経営や加工品を作る人材を育てたいと、アドバイザーを頼まれたそうです。その際に提案したのは、合宿する農家の参加者は20の質問を用意してくること、事業計画書を出して補助金申請書の書き方を先に教えてください…ということ。そして、お互いのノウハウを交換して、作って、食べて、売って、次の合宿へ…これを年に3回行ったそうです。
また、金丸さんは昨年から農水省の地産地消人材育成・派遣事業の企画委員も担当されています。こちらでも合宿をしてノウハウを交換。ノウハウの交換、がキーワードのようです。

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今夜の選曲: FAITH CAN MOVE MOUNTAINS / NAT KING COLE

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2011年10月12日

地域は現場でトコトン知れ!

食環境ジャーナリストの金丸弘美さんの食の旅の始まりは、陸前高田の醤油醸造・八木澤商店。震災ですべて流されてしまったようですが、ファンドで5000万円ほど集まり再建を目指しているそうです。そして、金丸さんも、この再建を応援しているとのこと。

金丸さんは各行政機関での仕事も多く、2008年から総務省の地域力創造アドバイザー事業と農林水産省のブランド化支援事業プロデューサーを。2009年から、内閣官房地域活性化応援隊地域活性化伝道師を。具体的な活動として、農林水産省地産地消・普及拡大企画委員会委員では、現場に行って合宿をしよう、そしてトコトン現場のノウハウをお互いに供給しようと提案し、実際に行ったそうです。

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今夜の選曲: STRAIGHTEN UP AND FLY RIGHT / NAT KING COLE

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2011年10月11日

地域再生の法則と田舎力

食環境ジャーナリストの金丸弘美さんは全国を回っているうちに、成功する田舎に共通法則があることを発見しました。
 ・地域のものの集積がある(市場形成など)
 ・食育を真剣にやっている
 ・環境に配慮している
 ・旬が生きている
 ・人材供給にお金をかけている

食育については、広がっているものの現場から解離しているところが見えるそうです。でも、食育で成功しているところは、食育という言葉を出さなくても、子供たちに体験させたり現場を見せたりして成功しているとのこと。 kana_tue.JPG


今夜の選曲: TO THE ENDS OF THE EARTH / NAT KING COLE

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2011年10月10日

日本は田舎が元気です!

食環境ジャーナリストの金丸弘美さんです。
年間で国内の150ヶ所を訪れている金丸さん、現場から見ないと街づくりは見えないとおっしゃっています。そんな金丸さんの最新本は「地域ブランドを引き出す力~トータルマネジメントが田舎を変える!」。高度成長期の流れのある地域はマイナスになっているけど、その前にチャンネルを変えて自分たちの力で地域を作った場所は元気なんですって。
たとえば、長崎県大村市のシュシュは6人の農家で立ち上げて、今は直売所の他にもレストランや収穫体験施設を併設する大きな施設。回りの観光農園と連携を組んでもいます。

地域の成功例はたくさんあって、モノ作りを止めたところがシャッター街、自分たちでモノを作って歩ける街は再生している…と、金丸さん。

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今夜の選曲: ALMOST LIKE BEING IN LOVE / NAT KING COLE

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2011年10月07日

10月10日から10月14日のゲストは

食環境ジャーナリストの金丸弘美(かなまる・ひろみ)さんです。
地域再生のための、食育/人材育成/現場力など、たっぷりお伺いします。

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■プロフィール■
食環境ジャーナリスト/食総合プロデューサーとして「食からの地域再生」「地域デザイン」をテーマに、全国で取材および執筆そして地域活動のコーディネートをされています。また、総務省の地域力創造アドバイザーなど各行政機関のアドバイザーとしても活躍していらっしゃいます。
この番組には2008年に、著書「給食で育つ賢い子ども」の発売時にご出演、約2年ぶりとなります。

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