2021年11月04日

地元の食材を活かしたここだけのメニューとは?

沖縄のフレンチレストラン 6(シス)のオーナーシェフ小杉浩之さんです。 
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※リモートでのご出演です。

――小杉さんは最近「琉球古地鶏」を
ジビエ料理にされました。

小杉さん:地元の今帰仁アグーの
生産者高田さんという方から提供して
いただきました。
ほとんど野生の環境で育てられますので、
身がぎゅっとしまってキジのような
食感です。まだ料理自体は完成は
していないのですが、キジとよく
似ていますのでしっかりとした
スープで煮込もうかなと考えています。

小黒:まだまだ地元産の食材で
試されているものはありますか?

小杉さん:あんまり手に入らないんですが
キビガイという小さい貝があります。
アサリに似ていますが、少し小ぶりな
貝です。それは地元の方が採ってくるん
ですが、そういった食材が結構多いんです。
そういったものを使ってメニューに入れたり
するのを考えています。
沖縄の宮廷料理を参考にしつつ、
それを自分なりのアレンジを加えたりして
食材探しもしています。

小黒:僕驚いたのは、魚の形をした
木製オブジェだとか、料理の器でないものに
盛り付けられたりしているんですが、
こういった器探しはどなたがやって
いるんですか?

小杉さん:夫婦二人でやっています。
よく他の人からもどうしてこういった盛り付けを
するのかと聞かれるんですが、僕にしてみると
当たり前のことなんですよね。
たとえば、魚の料理を魚のオブジェに乗せる、
もう理にかなっているじゃないですか。
関連性のあるものを器にしたいんです。

小黒:レストランをオープンして、2年もしないうちに
新型コロナ……逆にコロナバブルになってしまった
というお話しでしたが、これから
お店でどんなことをしたいと考えていますか?

小杉さん:やはりこの立地、ロケーションなので
それに負けないようにしたい。
1度きていただいたら忘れられないようなものを
作らないと2度目はないと思っていますので
皆さんが言う6 SIXの料理は奇想天外…
というのをもっともっと追求したいなと
思いますね。

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小杉さんのお店 フレンチレストラン「6 SIX」
※完全予約制
address:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利499-1
Tel:0980-56-3733
HP:https://six-kouri.com
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staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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