2010年09月22日

市民目線のアート

3331 Arts Chiyoda 統括ディレクターの中村政人さんの出身地、秋田県大館市のプロジェクトもあります。ゼロダテ。「おおだて」を「0 DATE」と読み替えているわけです。シャッター商店街となった大館、なんか自分たちで出来ることをやろうと展示会を始め、今年で4年。毎年夏には、大きなイベントが開催されています。

富山県氷見市でもお手伝いしている中村さん。山や海のことをじっくり考えるアートだそうです。たとえば、木造和船を再生するプロジェクト。氷見に、たったひとりだけ居る船大工さんに船を造ってもらって、タイムレースをしているんですって!地元に根付いた文化をもう一度、よみがえらせるという素敵な活動です。 3331_wed.JPG

今夜の選曲: TIGHTEN UP / Y.M.O.

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2010年09月21日

アートを身近に!

3331 Arts Chiyoda 統括ディレクターの中村政人さんの生まれ故郷は、秋田県大館市。学生時代から美術部で、新しいことが大好き。音楽も大好き!YMOなんかを聴いていたそうです。

東京芸大で油絵を学んだ中村さん。いつしか、描く方から→アートで地域おこしのプロデューサーなど、作る意識が広がってきたそうです。
例えば、ギャラリーや美術館自体に疑問を持ちはじめました。美術館でなくてもアートは成立します、日本中に公立の美術館はあるけど、市民の人がアートに親しんできたかというとそうでもありません。アートというと、それだけで抵抗感を持つ人もいらっしゃいます。どこでそれを経験してきたか?
地域で活動をしていると、その抵抗感をなんとか、いい経験で説いてあげたいという気持ちになるそうです。


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今夜の選曲: 以心伝心 / Y.M.O

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2010年09月20日

秋葉原からアートを発信!

秋葉原にある3331 Arts Chiyoda
3331とは変わった名前ですよね。「シャン・シャン・シャン、シャン」の江戸一本締めのことを指します。地域の人たちと「江戸一本締め」を一緒にすると、みんなが繋がるカンジになると、統括ディレクターの中村政人さん。ただ単に拍手をするだけなのに繋がる…。地域に根付いた文化を大事にして行くというのが、この3331という名前に込めた思いなんですって。

末広町から歩いて1分。廃校になった中学校をリノベーリョンしたアートセンターです。入居団体は30近く、NPOや美術大学が入っているそうです。中でも人気なのが、「はんだづけカフェ」。お茶は出ませんが、はんだづけが楽しめるんですよ! 3331_mon.JPG


今夜の選曲: LOTUS LOVE / Y.M.O.

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2010年09月17日

9月20日から24日のゲストは

3331 Arts Chiyoda 統括ディレクターの中村政人さんです。

3331 Arts Chiyodaとは?市民目線のアートのお話など、たっぷりお伺いします。

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2010年09月17日

そして、アマゾンへ…

フォトグラファー山口大志さんの撮影のテーマは「風景としての生き物、生き物としての風景」。ただ、風景がキレイだなって思っていても、どういうもので構成されているのかな、と思うんだそうです。たとえば、磯の香り。どんどん下に目を向けて行くと、実に面白い美しい動物たちがたくさんひしめき合っている。その循環の中にいるのが、たまらなく気持ちがいいんですって!それをカメラで撮影して行きたい…と。

山口さんはこのあと、アマゾンへ出発されます。今回は魚をメインに撮影しようと思っているそう!最初に行こうと思っている場所が、ダムの建設が決まっている場所。でも、そこにはシマシマの美しいナマズがいて、このナマズもダムが出来ると絶滅確実だろうと言われているそうです。来年2月に帰国予定…半年の間に、さぁ山口さんはどんな発見をするのでしょうか?


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今夜の選曲: ALL THOSE YEARS AGO / GEORGE HARRISON

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2010年09月16日

故郷、佐賀県唐津の風景

フォトグラファーの山口大志さんは、現在、実家住まい。場所は、佐賀県唐津市。「珍しいものは無いけど、土と緑溢れ、空気と水がきれい。その循環の中にきちんと人が住んでいて、みんないい笑顔・いい言葉で生きています。」と山口さん。地元では、棚田など、素朴な風景を撮影していらっしゃいます。

世界各国を旅している山口さん。アマゾンに始めて行った時は観光で3週間くらいの滞在。地球の裏まで続いているような緑の絨毯、その圧倒的な存在感にビックリしたそうです。また、インドネシア・ジャワ島にはジャワヒョウを撮影しに。1〜2ヶ月間、けもの道に入ったりしていたそうです。(イリオモテヤマネコを追いかけていた成果があったそう!) yanaguchih_tue.JPG

今夜の選曲: HERE COMES THE SUN / THE BEATLES

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2010年09月15日

写真家・三好和義さんに弟子入り

西表島に5年間住んだ、山口大志さん。楽しいけど、このままだと遊んで終わってしまう…と思い、写真でなんとか出来ないかと東京へ。

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知り合いの編集者に「三好さんと楽園へ行かないか?」と言われ、もちろん即答OK。それもそのはず…西表島に住んでいたとき、年に1回は研修で東京に来ていたそうで、そのときに見た三好さんの屋久島の写真展を見て、鳥肌が立つほど感動!どんな人なんだろうと思っていたんですって。そして、実際に会ったときに「ところで先生のアシスタントは??」とポロッと聞いてみたのが始まり。

今夜の選曲: IF NOT FOR YOU / GEORGE HARRISON

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2010年09月14日

西表島でイリオモテヤマネコを追いかける!

高校卒業後、まずは石垣島の専門学校へ進んだフォトグラファーの山口大志さん。そのころに写真が楽しいと思って、バイトして一眼レフを買ったんだそう。そんな山口さんがなぜ西表島に住むことに?
学校に行っていたときに、イリオモテヤマネコ調査のアルバイトで、ときどき西表島へ行っていたんですって。そうしたら、働かないかとスカウトが。西表島には住んでみたいなとも思っていたそうで、即決&即移住!

環境省の施設である野生生物保護センターに勤務、そこではイリオモテヤマネコのモニタリングをしていたそうです。100頭ほどしかいないイリオモテヤマネコ、いつ絶滅してもおかしくありません。そこで、どこにいて何をしているかを常に観察しているわけです。年に1、2回、罠をかけて捕獲し、計測後、発信器を付けて放し、電波をおいかけます。


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今夜の選曲: CLOUD 9 / GEORGE HARRISON

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2010年09月13日

小惑星探査機はやぶさ帰還の決定的瞬間☆

フォトグラファーの山口大志さんは、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した時の決定的な写真を撮影したことでも知られていらっしゃいます。
写真はノンフィクション作家の山根一眞さんの本「はやぶさ大冒険」のための写真。JAXAからあらかじめ、はやぶさがどこに帰還するのか予測はもらっていたそうで、現地、オーストラリア、ウーメラ砂漠へ。でも、実際はどんな方向からなのか、明るさなのか、早さなのか分からないため、難しい撮影だったそうです。
また、ウーメラ砂漠では星の数の多さにびっくり!星が写りすぎて、はやぶさの光が写らなかったらどうしようかとも、思ったそうです。

はやぶさが大気圏に突入し、燃え尽きるまでの時間は45秒間。音ひとつしない静寂の世界だったそうですが、山口さんの心の中には「シュン」という音が聞こえたそうです。 yamaguchih_mon.JPG

今夜の選曲: SOMETHING / BEATLES

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2010年09月10日

9月13日から17日のゲストは

フォトグラファーの山口大志(やまぐち・ひろし)さんです。
小惑星探査機はやぶさ帰還の決定的写真撮影の裏側や、故郷:唐津のお話など、たっぷりとお伺いします。

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■■プロフィール■■
1975年、佐賀県唐津市生まれ。高校卒業後、石垣島、西表島へと移住。西表島では環境省野生生物保護センターに勤務され、生物観察と撮影に取り組み始められます。2004年より、写真家・三好和義を師事し国内外の撮影に同行。2008年に独立され、現在は唐津を拠点に国内外で活動されていらっしゃいます。
最近では、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した時の決定的な瞬間をとらえた写真で有名に。

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