2010年09月10日

水俣病があったからこそ・・・

環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さんは、一度東京で就職、再び水俣に戻られました。子供の頃、水俣湾は汚いイメージしか無かったそう。実際、小学校5年のときに水俣湾にスケッチしに行った絵はドロドロの海の絵で、それが入選したんですって(驚)。28歳で水俣に戻った時、海がとてもキレイで、透き通っているのに感激したようです。

水俣市では、市民共同で環境の取り組みに力を入れています。水俣病があったからこそ、環境を大事にした生活。ゴミは23分別も!

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今夜の選曲:THE LIKE IN LOVE YOU / BRIAN WILSON

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2010年09月09日

自然豊かな水俣の特産品

環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さんをお迎えして4日目。水俣市は熊本県。でも、一番近い空港は鹿児島空港なんだそうです。車で1時間20〜30分。でも東京からは、熊本空港経由で来る人が多いんですって。特産品は、お茶/サラダ玉ねぎ/棚田のお米:大関米など…。香りがするお米:香り米というのもあるんですって!

一度は減ってしまった水俣市の人口、そして観光。自然も復活し、新しい観光地として栄える可能性を感じる水俣です。


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今夜の選曲:THE LIKE IN LOVE YOU / BRIAN WILSON

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2010年09月08日

水俣、観光のススメ

環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さんは、おっしゃいます。「水俣病のことを知らない世代も増えてきました。水俣病の正しい知識、そして復活した水俣の海を、地元の若い世代、熊本以外の人々に知ってもらいたい。」

森枝さんが推進室の業務として、観光地として力を入れているのが、温泉街の整備。山側にある「湯の鶴温泉」、海側にある「湯の児温泉」。

来年3月には九州新幹線も全線開通して、鹿児島中央から大阪まで直通になり、水俣へのアクセスが楽になりますよ!みなさんも、足を伸ばしてみてはいかがでしょう? minamata_wed.JPG


今夜の選曲:I'VE GOT A CRUSH ON YOU / BRIAN WILSON
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2010年09月07日

自然豊かな水俣

「海の環境は復元されています!」と環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さん。珊瑚も確認され、ダイビングショップもあるんですって!毎年、熊本県で水質検査もしているそうです。

水俣湾の埋め立て地には広大な公園、エコパーク水俣。山間部には、美しい棚田。
そして、海を作るのは森。森が豊かであれば川をつたって海へ…。豊かな海を作るには、豊かな森が必要、循環しているのです。


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今夜の選曲:I GO RHYTHM / BRIAN WILSON

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2010年09月06日

水俣病被害者の救済と地域づくり

環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さんです。
森枝さんの在籍されている部署の名前が、ちゃんと紹介しますと長いんです!環境省 総合環境政策局 環境保健部企画課 水俣病発生地域環境福祉推進室!!2006年9月に設置され、水俣病の被害者の救済と地域作りを、車の両輪として推進して行っているそうです。

具体的に、例えば「もやいなおし」。もともと「もやい(舫い)」とは、船と船をつなぎ合わせること。「もやいなおし」とは船と船をつなぐロープを結びなおすことです。水俣は被害者と加害企業が一緒に住んでいることで、絆が壊れてしまったところを、もう一回つなぎあわせましょうという事業。発生地域でのヘルパーの派遣や、相談窓口の設置などの事業を支援しています。

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今夜の選曲:IT AIN'T NECESSARILY SO / BRIAN WILSON

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2010年09月03日

9月6日から9月10日のゲストは

環境省水俣病発生地域環境福祉推進室の森枝聖子さんです。
水俣市の歴史・現状、豊かな自然、市民レベルの環境意識のお話など、お伺いします。


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2010年09月03日

森の妖精が主人公、自然教室開催

国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表の高見幸子さんは、1984年から「森のムッレ教室」の自然教育リーダーとして活動し、現在は理事でもいらっしゃいます。
日本野外生活推進協会が運営していて、森のムッレとは協会が作った森に住んでいる妖精のこと。動物や植物と話したり出来る、優しい妖精です。このムッレが、子供たちにどんな動物も植物も繋がりがあるんだよ、自然には循環があるんだよと教えます。

高見さんは、今後、日本がサスティナビリティの模範事例になってほしいと言っています。
この10年で日本企業の環境意識はかなり変わったそう。さらに、やりやすくなるようには政治を変え、ということは市民の意識を高めないといけません。そのために高見さんはマスコミに出たり、文章を書いたり…これを企業や政治家が気付いてくれれば…とおっしゃっています。

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今夜の選曲: FOOL ON THE HILL / SERGIO MENDES&BRASIL '66

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2010年09月02日

環境意識進む日本

国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表の高見幸子さんが環境問題に関心を持ったキッカケは、1980年代。アフリカ象が絶滅するという新聞記事を見たのが最初。原因は象牙の乱獲で、日本の印鑑も原因のひとつということを知り、孤児になった子象を救う団体に寄付をしたそうです。でも、アフリカは貧困で、この貧困を元から変えないと、象の絶滅をただ先送りしているだけ!と絶望していたとき、ナチュラル・ステップに出会ったんですって。

『日本は社会性、健康面で進んでいます。最終ゴールはどこの国も遠いけど、だから日本は優位だと思っています。日本が変われば世界も変わる?日本が模範事例になれば!』 takami_thu.JPG

今夜の選曲: ONE NOTE SAMBA / SERGIO MENDES&BRASIL '66

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2010年09月01日

スウェーデンと日本、環境と政治の関わり

1990年代中頃、スウェーデンから日本に25年ぶりに戻ってきて国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパンを設立した、高見幸子さん。
スウェーデンと日本…当時、環境に対する市民の意識は、ゴミの分別に関しては日本の方が進んでいたとか!日本は細かく丁寧に分別。スウェーデンは社会システムが出来ているので、それ以上、市民はしないそうです。インフラ、飲料水のデポジット…社会のニーズに合わせて、環境政策も合わせて行く。。。

スウェーデンでは国会の中でも環境党の影響力が大きいそう!しかも、そのうち47%が女性の政治家なんですって!

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今夜の選曲: MAIS QUE NADA / SERGIO MENDES&BRASIL '66

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2010年08月31日

スウェーデンでは誰もが知るNGOナチュラル・ステップ

スウェーデンでは誰もが知っている国際NGOナチュラル・ステップ。その、日本支部となる国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表をつとめられているのが、今週のゲスト高見幸子さんです。
ナチュラル・ステップの考え方の大きな特徴は、バックキャスティング。最終的なゴール(成功した姿)を決めて、そこに行くために自然にSTEP BY STEPしていく…ナチュラル・ステップという名前のもとにもなっていますね。個人個人へのアピールからスタートしたナチュラル・ステップですが、だんだん企業への環境教育へと変わって行きます。一番環境に負担をかけているのは企業だからです。

高見さんは、1999年に日本支部を設立。企業における環境教育に力を入れたそうですが、最初の頃、企業は環境への意識が低かったそうです。

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今夜の選曲: BIM BOM / SERGIO MENDES&BRASIL '66

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