2012年11月20日

被災地の博物館を救え!標本レスキュー

国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんをお迎えしての2日目は、国立科学博物館が行っている東日本大震災被災地の復興支援を目的とした博物館への取り組みのお話でした。

日本では大小合わせて6000もの博物館があって、岩手・宮城・福島だけでも300以上もあるそう。取り組みの一つ「標本レスキュー」は、津波で砂だらけになり、建物もグチャグチャになった中から、標本をひとつひとつ丁寧に掘り起こし、真水で洗って乾燥して…という作業。今も続けているそうです。

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今夜の選曲: LAST ONE TO KNOW / FLEETWOODS

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2012年11月19日

その数400万点以上、まだまだ増える膨大な資料!

今週は国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんをお迎えします。
国立科学博物館は1877年に創設、現在の上野は1931年に建てられたそうです。人類、動物、植物などの膨大な貴重な資料が保管されていますが、現在、400万点以上の資料があり、どんどん増えているそうです。

また、国立科学博物館では昨年の東日本大震災以降、岩手、宮城、福島の被災地で復興支援を目的とした博物館へのさまざまな取組をされています。被災状況を調べたり、学芸員や研究者がボランティアベースで現地に入り、津波で流されたものを集めたり、復旧する活動をしているそうです。

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今夜の選曲: RUNAROUND / FLEETWOODS

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2012年11月16日

11月19日から23日のゲストは

国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の
高尾敏史(たかお・としふみ)さんです。

被災地の博物館を救え!企業とのコラボレーションなど伺います。

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■プロフィール■
1963年福岡県生まれ。愛媛大学法文学部卒業後、愛媛大学、文部省高等教育局、電気通信大学、埼玉大学など大学行政に関する業務に従事され、2012年より国立科学博物館に勤務し、国内外の博物館や企業・地域との連携を担当していらっしゃいます。

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2012年11月16日

研究所で今、力を入れていることは?

今週は、ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さんをお迎えしました。
ベラルド放射能安全研究所が力を入れていることが「ストロンチウム90」の計測。世界的にも研究をしているところが少ないので、力を入れていきたいとのことでした。

最後にアレクセイさんから。
「日本とベラルーシが結びついたのはいいことだけど、悲しい出来事だったのは残念。
でも、これからも協力していければ!」

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今夜の選曲: WATERMELON MAN / HERBIE HANCOCK

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2012年11月15日

福島に思うこと、伝えたいこと

ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さん

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アレクセイさんの今回の来日は、昨年3月11日の震災以降初めて。福島に行き、ホットスポットを中心に線量計を持って回ったそうです。そして思ったのは…以外と高い線量に驚いたと同時にがっかり…。さらに津波の被害を見て心が重くなったのだとか。
人々とも触れ合ったそうで、意識の高い市民ばかりで、新築の家でも子供たちのために移住をしたり、他の人たちに対しても放射能の危険性を訴えたり…。勇敢で心の強い人たちが多く、これから長く続く放射能被害に対して、諦めてないと感じたそうです。
そして、日本は放射能対策に積極的に取り組んでいかなくてはいけないと感じたそう。


今夜の選曲: BLACK MOUNTAIN RAG / DOC WATSON 

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2012年11月14日

「チロ基金」について

今週は、ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さんがゲストです。

1995年からベラルーシにお住まいという辰巳さんが代表を務める「チロ基金」とは、元々、ベラルーシで日本語を勉強しているベラルーシ人のための支援活動。辰巳さんは大学で日本語を教えていたそうですが、教材が無かったために、日本から教科書や辞書を寄付してもらっていたんだそうです。
そして、ベラルーシ=チェルノブイリということで、チェルノブイリの子供たちの支援活動にも広がっていったそう。

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今夜の選曲: VERUSHKA(PART2) / HEARBIE HANCOCK 

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2012年11月13日

チェルノブイリ原発事故の実情と対策

ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さんをお迎えしています。

1986年のチェルノブイリ原発事故当時、アレクセイさんは12歳。まず、一般市民は最初は事故のことを知らず、知ったのは一週間後。それも周辺国の放射能レベルが上がったことから騒ぎだして、政府は認め、最初はチェルノブイリが火事だと言ったそう。

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今夜の選曲: VERUSHKA(PART1) / HEARBIE HANCOCK 

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2012年11月12日

ベルラド放射能安全研究所とは?

今週のゲストは、ベラルーシのベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さん

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ベルラド放射能安全研究所は、チェルノブイリの事故以来、地域住民の被曝料の計測、食料や水質・土壌の汚染度調査を行って、放射能対策の研究や住民への教育を実施しています。1990年にアレクセイさんのお父様(ワシリー・ネステレンコ教授)が設立した研究所。実は、ネステレンコ教授は原子力エネルギー研究所の所長をし、ソ連国内で最初の原子力の開発に関わった人物です。そんなネステレンコ教授は、チェルノブイリの事故が起きてから考え方を変え、人々を放射能から守る活動へ変化しました。
ベルラド放射能安全研究所が最初に行ったのは、市民向けの線量計を開発し製造。なぜなら、チェルノブイリの事故は起きてからしばらく秘密にされていたということと、政府が発表する線量を信頼する人が少なかったからだそうです。

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また、測定をするだけじゃなく対策として、消化器官内から重金属や放射性物質を排出する働きのある成分、純正りんごペクチンを含んだタブレット「ビタペクト」を2000年に開発製造。いままでに13万人の子供たちが服用しているそうです。
さらに、ボディカウンターを搭載した車で、各地の学校を巡回もしているそう。


今夜の選曲: THOMAS STUDIES PHOTOS / HEARBIE HANCOCK   

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2012年11月09日

11月12日から16日のゲストは

ベラルーシの首都ミンスクにある、ベルラド放射能安全研究所所長のアレクセイ・W・ネステレンコさんと、チェルノブイリの子ども達の支援活動を行っているボランティア団体「チロ基金」の代表、辰巳雅子さんです。

チェルノブイリ原発事故の実情と対策、福島に思うことなど伺います。

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2012年11月09日

食育につながる、ねんど教室

エデュテインメントアーティスト、ねんドルの岡田ひとみさんのねんど教室では、ミニチュアフード作品を作る際に、手順はもちろん、栄養素や歴史などを交えながら食育にも繋がるお話もされています。
ねんどから食にも興味を持ってもらいたいと、食育インストラクターの資格も取得していらっしゃいます。

★ねんドル宣言をして10周年を記念した個展があります★
 11月7日(水)~11月12日(月)
 「ねんドル10周年 ねんどでミニチュアワンダーランド」
  場所は表参道ヒルズ 西館1階 ギャラリーコーワ
  入場無料です
  岡田さんも毎日会場にいらっしゃるということですよ!

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今夜の選曲: (THEME FROM)THE MONKEES / MONKEES

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