2012年11月28日

絵の価格は景気に左右される

菊地理さんがスタジオに、イッキ描きの作品を持ってきてくださいました。

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下書き無しでイッキ描き。これは女性の背中で、5分くらいで書いたそうです。(ちなみに大きさ2号で8万円)
絵の価格は作品の素晴らしさはもちろん、景気にも左右されるそうです。

菊地さんは年に1000枚の絵を描き、そのうち油絵は600枚。これはご自身でもすごいとおっしゃっていました。

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今夜の選曲: J.P.P.MCSTEP B.BLUES / JEFFERSON AIRPLANE

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2012年11月27日

イッキ描きとは?

画家の菊地理さんは大学卒業後、1年間、フランスのボルドーへ留学。
留学生の中にはヨーロッパの油絵が素晴らしすぎて、留学をすると絵をやめてしまう人も多い中、菊地さんの場合「こりゃ、イカン!」と、キャンバス・メーカーに勤めながら、美術研究所に3年間通ったそう!このころは、とにかく絵を描いたとおっしゃっていました。そもそも絵を描く人は量を書いた方が言いそうで、ヨーロッパの人はとにかくスゴい枚数の絵を描くそうです。

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そんな菊地さんが生み出した画法が「イッキ描き」!塗れば塗るほどよくなるというものではなく、一筆が筋肉になるのが面白いとのこと。
これは、明日、くわしく伺います!

今夜の選曲: SHE HAS FUNNY CARS / JEFFERSON AIRPLANE

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2012年11月26日

画家が三代続く菊地家

今週のゲスト、画家の菊地理さんは、三代続く画家の家系。おじいさまは蒔絵描き、お父さまは油絵描きなんだそう。

そんな家に生まれ育った菊地さんは17歳から画家になろうと思い、早稲田大学を卒業後、ボルドーへ1年間、絵を学びに…。なぜボルドー?日本人が少なくて寒くなくて、そして尊敬している画家のマルケとルドンが生まれた場所だったからだそう。大学には実物大の彫刻があって、思う存分、デッサンをしたそうです。

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今夜の選曲: WHITE RABBIT / JEFFERSON AIRPLANE

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2012年11月23日

11月26日から30日のゲストは

画家の菊地理さんです。

イッキ描きとは?年間1000枚を描く、北斎という画家など、
たっぷりと伺います。

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■プロフィール■
1950年、東京下町生まれ。早稲田大学東洋哲学科を卒業後、
フランス・ボルドーで1年間、絵の研究をし帰国。
自らの「イッキ描き」技法で裸婦を始め、風景、花などを描き続けていらっしゃいます。

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2012年11月23日

企業との連携や、誰もが楽しめるコラボレーション展

国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんをお迎えした一週間。

企業との連携やコラボレーションもされていて、三菱商事勤労障害者見学会では、障がいを持つ方々に、閉館後の貸し切りの館内で展示を楽しむプログラムを実施しているそう。また、11月3日~2月24日までは、特別展として「チョコレート展」を開催中。チョコレートの歴史やカカオのこと、チョコレート工場の中はどうなっているのか体験してもらったりと、様々な方が楽しめる展覧会になっているそうです。

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今夜の選曲: GRADUATION'S HERE / FLEETWOODS

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2012年11月22日

博物館はコミュニティをつくる場所

国立科学博物館が震災復興の取り組みとして今年度から実施している「国立科学博物館コラボミュージアム」について、事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんに伺いました。展覧会以外にも、講演会では恐竜の話しをしたり、体験教室ではアンモナイトのレプリカを作ったりしたそうです。

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震災時は、博物館を開放して市民の方が避難した場所もあったそう。また、被災した博物館の中には、まだ再会のめどがまったくつかないところも…。
たとえば岩手県は一番最初に恐竜の出たところで、それを子供たちが誇りに思うのが大事なこと。そういうコミュニティを活性化させていきたいそうです。


今夜の選曲: COME SOFTRY TO ME / FLEETWOODS

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2012年11月21日

国立科学博物館コラボミュージアムとは?

今週のゲストは、国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんです。

国立科学博物館が震災復興の取り組みとして今年度から実施しているのが「国立科学博物館コラボミュージアム」。地方の博物館と国立科学博物館が連携して、恐竜や岩石を貸し出し、現地の展示物と合わせて展覧会を開催しています。
今年は岩手が中心で、6月27日の久慈琥珀博物館を皮切りに、3箇所で開催し来場者数延べ12,900人!久慈琥珀博物館だけでも4300人過去最多を記録し、展覧会にあわせ講演会3回、体験教室9回を実施、延べ600人の参加者があったそうです。

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今夜の選曲: MR.BLUE / FLEETWOODS

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2012年11月20日

被災地の博物館を救え!標本レスキュー

国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんをお迎えしての2日目は、国立科学博物館が行っている東日本大震災被災地の復興支援を目的とした博物館への取り組みのお話でした。

日本では大小合わせて6000もの博物館があって、岩手・宮城・福島だけでも300以上もあるそう。取り組みの一つ「標本レスキュー」は、津波で砂だらけになり、建物もグチャグチャになった中から、標本をひとつひとつ丁寧に掘り起こし、真水で洗って乾燥して…という作業。今も続けているそうです。

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今夜の選曲: LAST ONE TO KNOW / FLEETWOODS

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2012年11月19日

その数400万点以上、まだまだ増える膨大な資料!

今週は国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の高尾敏史さんをお迎えします。
国立科学博物館は1877年に創設、現在の上野は1931年に建てられたそうです。人類、動物、植物などの膨大な貴重な資料が保管されていますが、現在、400万点以上の資料があり、どんどん増えているそうです。

また、国立科学博物館では昨年の東日本大震災以降、岩手、宮城、福島の被災地で復興支援を目的とした博物館へのさまざまな取組をされています。被災状況を調べたり、学芸員や研究者がボランティアベースで現地に入り、津波で流されたものを集めたり、復旧する活動をしているそうです。

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今夜の選曲: RUNAROUND / FLEETWOODS

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2012年11月16日

11月19日から23日のゲストは

国立科学博物館・事業推進部、連携協力課・課長の
高尾敏史(たかお・としふみ)さんです。

被災地の博物館を救え!企業とのコラボレーションなど伺います。

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■プロフィール■
1963年福岡県生まれ。愛媛大学法文学部卒業後、愛媛大学、文部省高等教育局、電気通信大学、埼玉大学など大学行政に関する業務に従事され、2012年より国立科学博物館に勤務し、国内外の博物館や企業・地域との連携を担当していらっしゃいます。

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