2016年12月22日

12月26日から30日まで

著書『よい謝罪』を日経BP社より発売された、
株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんをお迎えします。

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良い謝罪とダメな謝罪。 基本は、危機管理!
というお話たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1959年大阪市生まれ、1981年に同志社大学法学部を卒業され、
吉本興業に入社。宣伝広報室を皮切りに、
なんばグランド花月や映画製作などに
プロデューサーとして関わり、2015年に退社。
現在は、株式会社モダンボーイズのCOOでいらっしゃいます。

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2016年12月22日

熟練の職人が集う街、埼玉県川口市でのモノづくり。

埼玉県川口に工房を構えている
株式会社ラッキーワイド代表取締役の吉澤広寿さん。

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一昔前から、埼玉県川口というと、モノづくりの職人の街。
現在では、住宅も増え、アジアなど外国の方々も増えています。
「工業製品が多いです。川口でしかできない仕事がたくさんあります。
 特殊な機械、刃物など、いろいろあります。誰でもできる仕事じゃなくて、
 熟練の技があって、発展してきている方が多いです」
来年9月には、ここ川口でラッキーワイドの企画展が行われます。
ラッキーワイドでつくられた様々な作品が並ぶそう。

「結局ですね、モノづくりになりたい人が多いので、
 自分の夢とか、生活とか、上手くいかないとか、
 発展したいとか宿題を抱えるので、それを自主制作で、
 その宿題を解決する人が多いです。」
ラッキーワイドの社員たちは、技術を上げることで
さらなる高度なモノづくりが可能になり、
次の仕事、さらには新たな社会へと繋がりを生んでいくのだとか。

今夜の選曲: DANCA DAS CABECAS / DELIA FISCHER

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2016年12月21日

パリへの留学と、激務の末気付いた日常への感謝。

株式会社ラッキーワイド代表取締役の
吉澤広寿さんをお迎えしています。

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吉澤さんご自身は、芸術家として彫刻家を目指されていました。
お母様は、書家:吉澤秀香さん。祖父は、刀匠の二唐國俊さんです。
「そういった血を引いて、どこかで作りたいという思いがあって。」

吉澤さんは、フランス・パリにも留学され、
フランスの彫刻家、セザールに師事していました。
その後、帰国してからはアーティストではなく、
造形集団として活動されるようになります。

「最初は、生活ということもあったんですけど、
 たくさん仕事すると、製作費が貰えると思って。
 ところが、まだその頃は世の中の仕組みが分かっていなくて、
 どんどん製作する時間がなくなって。
 本当に寝る時間が無くなるくらい、お仕事いただきましたね」

ひどい時は1週間で5時間しか寝られないという
激務の生活が長く続く中、吉澤さんは くも膜下出血で倒れました。
ご自身が倒れた事をきっかけに、仕事のやり方、人生観が変わったそう。
「結局、感謝ですね。こうやって、くも膜下出血になって、
 本来ならこの世に命がなかったのに、こうして存在できている事に対して。
 ごくごく当たり前のことに、すごく感謝するようになりましたね」

今夜の選曲:PASSARINHO / DELIA FISCHER

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2016年12月20日

試行錯誤を重ね、イメージを現実に。コスト意識を芽生えさせるワザとは?

株式会社ラッキーワイド代表取締役の
吉澤広寿さんをお迎えしています。

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ラッキーワイドが手がけた仕事は、
多くの方の目に触れている作品ばかりです。
「デザインを見させていただいて、そこから試作、模型を作ります。
 最初は、イメージ的な要素が多いので、それを現実的に、
 皆さんが楽しめるために、大人や子供の視点から、
 見え方を反映していきます。」
平面のイメージから立体に起こす事で、
デザイナーの新たな意向が出てくるため、
試行錯誤を重ね、完成に近づけていくのだそう。

株式会社ラッキーワイドは吉澤さんを入れ、総勢35名。
工房は整理整頓され、材料のところには値段が貼られています。
「どう大事に使うか、というのを実感すると、
 コスト意識が芽生えて、能動的にコストを考えるようになります。
 性格は全員違いますけど、システムなので良くなっていきます。」
現在では、海外からも工房に訪問があるそう。

今夜の選曲:AUTO-RETRATO / DELIA FISCHER

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2016年12月19日

平面のイメージから立体に!訓練で培う意図を汲み取る力。

株式会社ラッキーワイド代表取締役
吉澤広寿さんをお迎えしています。

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株式会社ラッキーワイドは、テレビのセット、美術品や
デパートのディスプレイ、クリスマス装飾など、
多くの人の目に留まるような造形物を作られる会社です。
村上隆さんの作品にも携わっていらっしゃいます。

雑誌『孫の力』 (木楽舎)で連載され、
今年11月には企画展が開催された、”のら猫クロッチ”の造形作品も
ラッキーワイドが担当されていました。

「まず平面っていうのがあって、いかに、創意工夫して
 立体作品にするか、というのが仕事ですね。
 1枚の絵の中でも、そのデザイナーさんによって、
 主観・重要な部分が違いますので、その方の意向を
 なるべく汲み取って表現するようにしています。」

職人たちは、大学などで立体造形を学び、
日々経験によって、意向を汲み取る訓練をされるとか。
立体造形を作る時はまず、発泡スチロールで形を作ります。
この段階で、職人の腕が発揮されるのだそう。

今夜の選曲:O SONHO / DELIA FISCHER

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2016年12月16日

12月19日から23日は

株式会社ラッキーワイド代表取締役の
吉澤広寿さんをお迎えします。

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造形化集団、ラッキーワイドの仕事から、
職人の育成のお話まで、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1955年青森県弘前市生まれ。
1974年に日本大学芸術学部に入学し、
その後研修生としてパリ美術大学に留学。
帰国後は、大学で学び続けながら、
1982年に埼玉県川口市にアトリエを構えて、
彫刻家として活動を本格スタートされ、
91年に、造形家集団、株式会社ラッキーワイドを
設立されていらっしゃいます。

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2016年12月16日

写真の神様に愛されるために必要な事とは?

写真家のハービー山口さんが近年撮影で
使用するカメラの8割は、”ライカ”です。

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そんなハービー山口さんは、大阪芸術大学と
九州産業大学芸術学部で客員教授でもいらっしゃいます。
「学生たちの個性を見極め考えるのもありますが、
 僕なんかみたいに、たいした才能がなくても、
 長い事続けることで力になり、発表するに値するものが撮れから、
 自信をもって続けましょう、って言いますね。」

さらに、写真の神様を振り向かせてきた、
ハービー山口さんならではの教えも。
「あと、礼儀も大切かなと思って。
 教室に出入りする時には、一礼しましょうとか言いますね(笑)
 そういった、品行方正から、
 写真の神様が微笑んでくれるような気がしましてね。
 偶然にも、ダイアナ妃を撮った。
 アイルトン・セナも偶然僕の目の前でリタイアした。
 僕がチェコのプラハにいた、その日に革命が成功した。
 写真の神様が”これ撮りなさい”って言ってくれているような。」

今夜の選曲: IT’S A MIRACLE / CULTRE CLUB

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2016年12月15日

孤独と絶望の幼少期。乗り越えた先で手にした、希望とは。

写真家のハービー山口さんは、ゲストをお迎えし行うトークイベント
『Herbie’S Bar』を主宰されています。

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自宅から映像配信をする形でのスタートでしたが、
最近では、カフェや会議室にて、
40人ほど観客を入れるイベントになっています。
「ご飯を食べながら雑談して、みんなで仲良くなるんです。
 この前は、熊本の幣立神宮の春木宮司さんをお迎えしました」

ハービー山口さんは、生後2ヶ月で結核菌による”カリエス”を患いました。
「小学校の高学年までコルセットしていました。
 今でも、レントゲン撮るとかなり骨が曲がっていて、
 整体師に、”こんなに曲がっていたら普通の大人は歩けない”
 って言われたんですけど、2ヶ月でなったから体が慣れてるんでしょうね」

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さらに、”孤独と絶望の幼少期、そして少年期だった”という
ハービー山口さんは、20歳ころから写真、音楽を通じて、
生きる希望を見出していかれます。
「病気していたっていうハンディも、今は幸いしているし、
 大学卒業の時にどこの入社試験も受からなかったから、
 ロンドンに行けたし。ネガティヴがポジティブに変換していったかな。
 それに、病気をしていた目線だから、優しい人をリスペクトした
 写真が撮れるんだと思うんですよね。」

今夜の選曲:THE MEETING PLACE / XTC

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2016年12月14日

最新の写真集でまとめられた、東ヨーロッパの激動と静寂。

写真家のハービー山口さんは、本日12月14日に
写真集「And STILLNESS」が発売になりました。

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ハービー山口さんが撮影した東ヨーロッパのシリーズは
今まで出版されていなかったもので、今回は、
小型の写真集として40ページほどにまとめています。

「1985年に、BOØWYのレコーディングで
 カメラマンとして1ヶ月行っていて、その数年後に、
 民衆の手で壁が崩されているっていうNEWSを聞いたら
 居てもたってもいられなくて。」
ハービー山口さんはすぐに現地に飛び、2週間過ごされます。
その後、革命の現場で歌詞を書きたいという
吉川晃司さんから以来で、現地を案内。
さらには、1996年には福山雅治さんと共に、
チャウシェスク政権の負の遺産”HIV感染の子供たち”の施設に行き、
クリスマスプレゼントを配って回ったそう。

写真集「And STILLNESS」は、現地で出会った
民主、風景、街の様子をまとめた写真集です。
「人間は色んな活動や営みをするけど、
 大自然はゆっくりと我々を上から見てるんだな~っておもって。
 本当激動なんだけど、川はゆっくり動いている、
 だから、”and STILLNESS”っていうタイトルにしました」

写真集 出版記念展覧会は、来年1月21日(土)まで。
乃木坂 Books And Modern で開催されています。
詳細はこちら

今夜の選曲;BE MY WIFE / DAVID BOWIE

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2016年12月13日

ロンドンで、ボーイ・ジョージとルームシェア!?

写真家のハービー山口さんは、大学卒業後、ロンドンに渡ります。

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「同じ大学の写真部のメンバーが、
 ロンドンの語学学校行くっていうので、
 僕も行きたいって一緒に行きましたね。
 自分では判断力がなくって(笑)
 行ってみたら正解で、音楽大好きですし。」
ロンドンの生活では、デビュー前だった
ボーイ・ジョージとルームシェアをしていらっしゃいました。

2003年に発売された写真集
『LONDON Chasing The Dream』を見ると、
The Clash、Sex Pistols、U2、XTC
The Jimi Hendrix Experienceの元ドラマー:mitch mitchell、
デザイナー:Vivienne Westwoodなどの
大物たちのプライベートショットがたくさん掲載されています。

「当時、有名な写真家は大きな媒体のために取るから、
 お金もかけて、ミュージシャンも気合入れるんですけど、
 僕はお金もないし、小さな日本の媒体だから、
 構えてくれないんですよ(笑)スタジオも無いから、
 彼らの家とか家の前で撮ったりしていて、
 今になってみると、貴重な彼らの姿だったなぁって」

中には、結婚する半年以上前のダイアナ妃が写っているものも。
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「同じマンションに友人が住んでいて、
 “数人のパパラッチが、ここ1週間くらい彼女を撮っているから、
 あなたも撮っておけば?”有名になるわよ “って言われて。」
その友人から、ダイアナ妃が使う車、朝7時半ごろ出かける、
という情報も教えられ、直接声をかけ撮影に成功したのだとか!

今夜の選曲:LONDON CALLING / CLASH

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