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2016.6.25
映画『凶悪』で、一躍日本の映画界で脚光を浴びはじめた、白石和彌監督。待望の最新作『日本で一番悪い奴ら』が、本日公開となりました。今日は、今、注目を集める白石監督の映画の作り方、スタッフやキャストとの絆のストーリーを伺いました。
「『凶悪』という作品に評価をいただいて、「次何しようか」という時に、助監督時代からの先輩で知り合いだった池上さんという今回脚本を書いてくれる方が、「ちょっとこれ読んでくれないか」ということでこの原作になった「恥さらし」を読んだんですよね。稲葉事件の記憶はなんとなくあるんですけど、読んだ時にすごいただの悪徳警官だった稲葉さんが実はすごく生身の人間で、色んな事が剥き出しになっているというのがストレートに入ってきたんですよね。なんかそれを知った時に「これはエンターテインメントになる」っていうのもそうですし、僕北海道出身で、この事件も北海道のお話で、僕北海道にいたときに何年かカブってるはずなんですよ。なんかそういうこととかも含めて「これ俺やんないと誰やるんだろうな」っていうのもあったし、逆に言うと「モタモタしててもし誰かにこれやられたらちょっと死んでも死にきれないな」みたいな。この映画撮らないと先へ進めないなぁみたいな。」
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映画『日本で一番悪い奴ら』オフィシャルサイト >