2023年12月11日

民踊クルセイダーズ結成の軌跡

今週のゲストは、民踊クルセイダーズの 田中克海さんです。

田中さんは、1971年岡山県生まれ。
90年代に東京都・福生に移り住み、音楽を探究。
海外のルーツミュージックを発端に、日本の民謡に興味を持ち、
2011年に、民謡歌手のフレディ塚本さんと民踊クルセイダーズを結成。
民謡をラテンビートと組み合わせた新しい形の音楽で、
国内外で人気となっています。

ずっと音楽が好きだったという田中さんは、
日本の”はっぴいえんど”や”大滝詠一”さんなどが住み、
米軍ハウスでレコーディングなどをしたという、
音楽を作ってきた町『福生』に憧れて移住されました。

また当時、古いアメリカの音楽やラテン音楽が特に好きだった田中さん。
改めて日本に目を向けてみると、古い音楽を知らないことに気が付いたそう。

掘り下げてみると、美空ひばりや江利チエミなどの50年代、60年代ポップス歌手が、
ジャズやラテンをバックにアレンジしたポップな民謡をやっている音源に辿り着きました。

そこから、こういうものを現代風にできないか?と考え、
サム・クックやリズムアンドブルースを歌うのが好きで、
民謡も歌っていた音楽仲間のフレディ塚本さんに声をかけ
『民謡クルセイダーズ』を結成!

メンバー全員、音楽とは別の仕事もしており、
田中さんはデザイナー、フレディ塚本さんは造園屋で働いています。

”仕事をしながら空いた時間に歌う” という、まさに民謡のような
民謡クルセイダーズのニューアルバムが、6年ぶりにリリースされました。
題して『日本民謡珍道中』。

今週は、このアルバムから楽曲をオンエアします。

今夜の選曲… ソーラン節 / 民謡クルセイダーズ

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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