2023年05月23日

気配や想像の哲学 というお話、伺います。

彫刻家の西島雄志さんをお迎えしています。

IMG_8455.JPG

今回の個展“瑞祥”は3つの部屋で構成されて
います。小黒が気になったのは、1つ目の部屋、
2つ目の部屋と続けて展示されていた鳥の彫刻。

西島「あれはヤタガラスを使った作品です。
ヤタガラスは導きの神、導いてくれる神様の使い
として表現しています。」

小黒「あともう一個聞きたかったのは、彫刻を
完璧に埋めていないじゃないですか。
想像させるみたいにして、あれも意味があるんですか?」

西島「元々自分は、存在感とか気配とか、
目に見えないものを表現したいと思って
彫刻をつくっているんです。
空間も人も気配を纏っていて、お話を
するときでもその周りにあるものと対話
している…そういうものを感じていて、
それを形にしたい。
で、どうしても形にしきってしまうと、
形の方が強くなりすぎちゃう。目に見えない
ものに形を与えるって確かにすごい矛盾が
あるんですけどそこをなんとか形にする。
そうすることで、見る人がそこを補完して
見ていくことに重要な意味があると思っています。」

▼西島さんの個展「瑞祥zui-shou -時の連なり-」は
銀座のポーラミュージアム・アネックスで開催中。

【アクセス】
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅 A9番出口徒歩6分
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口すぐ
JR有楽町駅 京橋口改札徒歩5分

東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル3階

今夜の選曲… Glow / Go Go Penguin

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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