2010年02月24日

芸術はコミュニケーション

現代美術家、西尾美也さんの西尾工作所はナイロビ支部があります。なぜナイロビに?初めてケニアに行ったときに文化や環境の違いに圧倒され、このケニアで何かできないかと思ったそうです。ケニアには芸術における制度(いくらで売れたとか、どこで展示した等)が重要ではない世界があり、目指したい芸術の本質ができる要素があるんじゃないか…感じたとか。

『どんな人とでも何かできる。芸術を通してコミュニケーション。あまりにも立場が違うという思い込みによって、何もできなくなるんじゃなくて、じゃぁ何ができるかって考えていくっていう、きっかけとしての芸術。』 ishio_wed2.JPG


今夜の選曲: COURT AND SPARK / JONI MITHCHELL

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2010年02月23日

古着で機関車を再現!?

先月「Overallプロジェクト」をナイロビで実施されてきた、現代美術家の西尾美也さん

Overall1.JPG まず古着を集める作業から。チラシを配ったり、突撃で訪ねたりして3〜4日もしないうちにどんどん集まってきたそう。そして現地の人と布を縫い合わせ、蒸気機関車を再現、実際に汽車が走るレールの上を、獅子舞のように中に人が入って練り歩いたそうです。全長7~8m。

実施した後は、プロジェクトとしては初めて布を解体。アフリカでは古着は大切ですからね。アフリカで日常的に使うカンガという伝統的な布のサイズに合わせて切り分けたそうです。

★ナイロビで行った「Overallプロジェクト」の模様を展示会で見ることができます。
 2月26日(金)~3月5日(金)代官山にあるアーツイニシアティヴ トウキョウ [AIT / エイト]

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今夜の選曲: PEOPLE'S PARTIES / JONI MITCHELL

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2010年02月22日

オーバーオール・プロジェクトとは?

現代美術家の西尾美也さんは、さまざまなプロジェクトを展開していますが、そのひとつが「Overallプロジェクト」。これは世界のある土地で、その住民からいらなくなった古着を回収、その方たちと一緒に古着を解体して、その土地にゆかりのあるモチーフを布で再現、芸術品としていくプロジェクト。これまでにフランス、埼玉、長野、上野などで実施されました。

Overall_Ueno.jpg 写真は上野で実施した際に、現在は顔面しか残っていない上野大仏を再現した時のもの。

そして先月は、ケニアのナイロビで実施。ナイロビは鉄道とともに発展してきた街。そこで蒸気機関車を再現したそうなんですが…くわしいお話は明日。

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今夜の選曲: HELP ME / JONI MITCHELL

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2010年02月22日

2月22日から26日のゲストは

現代美術家の西尾美也さんです。 
世界を舞台に展開する、衣服を会したコミュニケーションのお話をたっぷりと伺います。

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■■西尾美也(にしお・よしなり)さん■■
1982年奈良県生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業され、現在も東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程に在籍。また、西尾工作所を設立し、衣服とコミュニケーションの関係性に着目した独自のプロジェクトで、ワークショップやパフォーマンス、インスタレーションなどの作品を発表されていらっしゃいます。2006年、2008年のグッドデザイン賞、2008年日・EUデザインコンペティション準グランプリなど、数々の賞を受賞していらっしゃいます。

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2010年02月19日

チャレンジ25のススメ

中学は野球、高校はスキー、大学はテニスをやるなどスポーツマンの小沢鋭仁環境大臣。体を動かすことがお好きなんだそうです。

1月からスタートした<チャレンジ25キャンペーン>。「私も応援団になりたい!」という方はホームページからチャレンジャーとしてぜひ登録を。25のアクションプランがあり、自分が出来ることを宣言してもらって、半年にいっぺんくらい表彰をしたいなぁと小沢環境大臣。他の人も頑張っているなと知り、いい意味での競争になればとおっしゃっていました。

『チャレンジ25のスタートは、我々の子供たち、そのまた子供たちにこの地球を引き継いでいかなければいけないと思っていますが、そのスタートです。快適で完全・安心な社会を作っていくことにも繋がるわけです。みなさんに、チャレンジ25キャンペーンに参加していただいて、この国民運動を盛り上げていただきたいと思っております。』 ozawa_oguro.JPG

今夜の選曲: WHAT'D I SAY / RAY CHARLES

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2010年02月18日

オランダ街ぐるみの工夫

我慢しないエコライフを推奨している、小沢鋭仁環境大臣。地域がもう少し知恵を使えば、いろいろ出来るとお話しされていました。
例えば、COP15の開催地:オランダ・コペンハーゲンは自転車通勤・通学がなんと40%!道路には自転車専用レーンが2レーンあるそうです。この2レーンというのがミソで、一つは追い越し車線。急いでいる場合に便利ですよね。そして暖房も地域で行っているそうで、太いパイプに温水を流して各家庭で暖房として使っているとか。しかも温水を作るのも風力発電や工場廃熱などでCO2を出しません。
そういうことをするのが政治…と小沢環境大臣はおっしゃっていました。


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今夜の選曲: GREEN ONIONS / BOOKER T.AND THE MG'S

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2010年02月17日

環境と経済の両立、排出権取引の必要性

「環境と経済の両立」は大切なこと。排出権取引について、環境省でも必要だと思っていると、小沢鋭仁環境大臣。3月に「温暖化対策基本法」を作るそうですが、その中にも排出権についてしっかりと書き込んでいくそうです。
ただ、大事なことはCO2を削減するものであって、マネーゲームになってしまってはイケナイとも。そして、そうならないように制度づくりをしていかなければとおっしゃっていました。昔、日本は水と空気はタダと言われていましたが、水はペットボトル、空気も排出権に…時代は変わっています。


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今夜の選曲: SPANISH HARLEM / BEN E.KING

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2010年02月16日

チャレンジ25キャンペーンについて

小沢鋭仁環境大臣をお迎えしています。1月に国民運動としてスタートした<チャレンジ25キャンペーン>。応援団もあり、団長は加山雄三さんなんだそう!
チャレンジ25キャンペーンは、温暖化は私たちひとりひとりの生活がCO2を排出しているわけですから、すべての皆さんとCO2をカットして行きましょうという国民運動。「我慢したり、生産量を削減したりの達成ではなく、快適な生活をしながらCO2を削減していく道筋を内閣は示していきたい」と、小沢環境大臣はおっしゃっていました。例えばエコハウス。太陽光パネル/二重サッシ/断熱材を、新築でもリフォームでも導入する場合、政府はエコポイントとしてバックアップを提唱していくそうです。

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今夜の選曲: 旅人よ / 加山雄三

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2010年02月15日

環境省の仕事

小沢鋭仁環境大臣をお迎えして一日目は、環境省とは?というお話でした。

ozawa_mon.JPG 最近は温暖化防止などで環境問題の仕事が知られていますが、もともと環境庁が生まれたのは公害問題からなんだそうです。また、自然公園や動物愛護など生き物に関しては環境省が所管していると覚えていただければ…と小沢大臣。

今年は国際生物多様性年で10月には名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催されます。また去年末はコペンハーゲンでCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)が開催されました。よく耳にするCOP…Conference of Partiesの略で、温暖化に関しては15回目、生物多様性に関しては10回目という意味で、COPにもいろいろな種類があるそう。スタートは同時で、1992年ブラジル・リオデジャネイロで開催された地球サミット。温暖化の方が速いスピードで開催されているから、回数が多いのだそうです。
そして一番最近のCOP15。小沢大臣は振り返り「CO2最大の排出国である中国とアメリカが入る仕組みを作ることが大事で、その第一歩が踏み出せたのではないか」とお話ししてくださいました。


今夜の選曲: THINK / ARETHA FRANKLIN

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2010年02月12日

2月15日から19日までのゲストは

小沢鋭仁環境大臣です。

環境省の仕事、環境と経済、チャレンジ25キャンペーンなど、たっぷりと伺います。


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