2010年06月18日
6月21日から25日のゲストは
リリー・フランキーさんです。
SOTOKOTOシジミプロジェクト、エコにエロは必要、そして懐かしい未来…などたっぷりと伺います。
©HIROSHI NOMURA
リリー・フランキーさんです。
SOTOKOTOシジミプロジェクト、エコにエロは必要、そして懐かしい未来…などたっぷりと伺います。
©HIROSHI NOMURA
パリにお住まいの、辻仁成さん。パリでは最近、韓国ブームで韓国料理が流行っているんですって!日本ブームは押され気味のようです。
毎日、10キロくらいセーヌ河畔を走っているそうで、お話によると、日曜日はセーヌ河畔の横の道は車を止めるので走りやすいんですって。そんな、辻さんのホームグラウンド:パリ。次の映画はパリが舞台と、ちらっとお話ししてくださいました。
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| 「今一番やってみたいことは、寝ること!何も考えないで寝ることを研究中。無の境地はなかなか出来ません。何か考えてしまうので、これを無くす方法を考えています!」 |
パリに拠点を移されて8年という、辻仁成さん。1999年に「白仏」のフランス語翻訳本「ル・ブッダ・ブラン」でフランス、フェミナ賞 外国小説賞を日本人として初めて受賞。この受賞がきっかけにもなり、パリに住むようになったのだとか。日本に帰って行く人も多いけど、辻さんはお子さんが大学を出るまではいようと思っているそうです。
パリでの生活は、明け方に起きて仕事、そしてお子さんを学校に送ったあと、午前中はまた仕事。午後は、運動・音楽・料理・買い物・考え事…をしているとのこと。仕事は、生活の中の一部のようです。
辻仁成さんの最新監督映画「ACACIA」は、函館が舞台。実は辻さんは4年間住んでいたことがあるそうで、よく映画に使われていない、奥の函館の風景を歩いて探したんだそうです。
映画の冒頭は、リタイヤした人々のUP。撮影に使ってもイイと言われていた団地で、撮影を覗きにくるおじいさんたちがいて、みなさんいい顔。ちょっと出てもらえませんか?と出演していただいて、そのフィルムを音楽監督の半野さんに送り、冒頭の曲を作ってもらったんだとか。
今夜の選曲: アカシア / 持田香織 映画「アカシア」主題歌
辻仁成さんの最新監督映画「ACACIA」。主演はアントニオ猪木さん。
辻さんがプロデューサーと話していたら、猪木さんが不意に現れ、このとき決めたそうです。有名な俳優を起用するのではなく、プロレスをここまでやった人なのだから、演技が出来ないわけない!と思ったのだとか。今となっては、あの芝居は猪木さんしか考えられないとも。
「ACACIA」…世界中の劣悪な環境の中でも、白い美しい花を咲かせることが出来る植物。だから、このタイトルにしたんだそうです。ロケ地の函館に咲いているか分からないまま、タイトルを決めたそうですが、函館に行ったらたくさん咲いていたのだとか!
子役は何人もオーディションしたそうですが、みんな上手。そんな中、母親ともめている子がいて、お芝居をしたらすごく上手!そして話しを聞いたら、実は父親がいないと知り、その瞬間に決めたそうです。林凌雅くんです。
そして、辻さんは撮影まで知らなかったそうですが、猪木さんは、最愛の娘さんを8歳のときに亡くされていて、辻さんは前の奥さんとの間に生まれた息子さんと会えずにいて…そんな、不思議な縁がある映画「ACACIA」。父親への思い、子供への思いがたくさん詰まった映画です。
今週のゲスト、辻仁成さんの最新監督映画「ACACIA」が6月12日から公開になっています。
6年ぶり、6作目の映画監督作品となる「ACACIA」は、「息子を失った元プロレスラーと、親の愛情を知らない少年が出会って過ごした、ひと夏の物語」。主演は、なんとアントニオ猪木さんです。
映画の舞台でもある函館で、全編ロケ。撮影が始まる前のロケーションハンティングにはかなり力を入れているそうで、地図を作って、自分の街にして、デザイナーと一緒に服や街並をデザインして、どこにも無いような街を作っていったんだそうです。
美味しくてサービスのいいレストランを探すのが楽しみ…と、株式会社ビー・アール・ティー代表取締役の大和一彦さん。最近は、神楽坂が気になっているそうです。
メディアにも興味があって、ON LINE SHOPをメディアとしてどう育てていくのか?将来的に考えているそうです。エンドユーザーを知っている人間がメディアをやることがどういうことに繋がるのか…そのテストケースをしてみたいんだそうです。
今夜の選曲: ANGEL / JIMI HENDRIX
株式会社ビー・アール・ティー代表取締役、大和一彦さんのお父様は有名な建築家。大和さん曰く、お父様の影響は大きく、友達みたいなカンジだったと。自分とはまったく逆で、豪快そのものの人だったそうです。お父様が倒れた時は、なんとしても助けようと最大の努力をしたそう。
人とのつながりを大切にする大和さん。スタッフの誕生日会をやったりと、社員同士のコミュニケーションを大切にしているそうです。ファミリーという意識を持って、一つの夢を達成させる…そんな思いがあるようです。
| 『ファッションに向いている人は、ファッションを文化として捉えられる人。先駆者たちが、どういう理由でそのデザインにしたのか…。どうしてこのデザインはダメだったのか。そう考えられる人。』 |
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今夜の選曲: THE WIND CRIES MARY / JIMI HENDRIX
株式会社ビー・アール・ティー代表取締役の大和一彦さんのお店B.R.SHOPは、オンラインショップが好調です。1998年スタート時は、HPじたい何?という時代。ましてやネットで商品を売なんて…と言われていたそうです。今となっては、15万円もするジャケットでもネットで売れるように!
そして、ソトコトON LINE SHOPもスタート!環境を意識したファッションアイテムを販売しています。
B.R.SHOPのテーマは「コミュニケーション」。コミュニケーションは人間の基本的なことで、人と会うときに裸で会う人はいませんよね!しかも会う人によって、多少なりとも意識して洋服を選んでいませんか?「ファッションは相手に対する敬意」と大和さん。相手が目上なのに、カジュアルはいけません。そういう伝統はきちんとしていった方がいいとおっしゃっています。それが大人、先駆者に対する敬意だと。
今夜の選曲: CROSS TOWN TRAFFIC / JIMI HENDRIX