2012年05月03日

東京下町、川下りのおススメコース

水辺の都市を研究・調査していらっしゃる、法政大学工学部 建築学科教授、陣内秀信さんに東京下町の川下りについて伺いました。

最近は日本橋のたもとに船着き場が出来たということで、そこから乗船するのがおススメだそう。日本橋から川を下って→亀島川は上に高速が走っていないので開放的→佃リバーシティが見えて→大川に出たときの感動!そして正面にスカイツリー!

hotaru_thu.JPG 「東京の水辺はパリのように美しければいいってもんじゃない。雑然としていてもいいんじゃないかな。その中に美学がある。」


陣内さんが実行委員を努める今週末開催のイベント東京ホタルは隅田川の魅力が満載!ぜひお出かけ下さい。


今夜の選曲: HONEY DON'T / BEATLES

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2012年05月02日

世界の水辺都市を研究して

法政大学工学部 建築学科教授陣内秀信さんが実行委員を努める今週末開催のイベント、東京ホタル

5月6日(日)12時30分からは、すみだリバーサイドホールで「東京の川をひらく」をテーマに陣内さん監修でシンポジウムがあります。ロンドンのテムズ川にフローティングビレッジを作ったロンドンの芸術大学の学長:クリス・ウェインライト氏も登壇しますよ! hotaru_wed.JPG


陣内さんはイタリアを中心にイスラム圏を含む地中海世界の都市研究や調査を行っていらっしゃいます。たとえば、イスタンブール、ジェノバ、アマルフィ、ロンドン、ブリストル、リバプール、ダブリン…。海にひらかれた都市の異文化が混じり合うところが好きなので、どんどん調べて行きたい、と陣内さん。東京も考えてみれば、川、海、沼、池、滝、湧水、用水など水の種類がたくさんあるそうです。

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今夜の選曲: I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU / BEATLES
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2012年05月01日

今週末開催のイベント「東京ホタル」

今週末、5月5日(土)6日(日)の2日間、隅田川テラスで、水辺を見直そうという東京ホタルが開催されます。今週のゲスト、法政大学工学部 建築学科教授陣内秀信さんは、その実行委員。

アート、パフォーマンス、マルシェ…さまざまなイベントが開催されますが、6日(日)の夜に行われる、10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」を放流するアートインスタレーション。川に浮かぶ灯りとタワーが紡ぎだす光のシンフォニー。
陣内さん曰く、川はやはり夜景の素晴らしさ!LEDをホタルに見立てると、まさに今回のイベントはホタルの流れ、天の川…みなさんにも楽しんでいただきたいとのこと。

この放流イベントは当日一般参加も出来ますので、詳細は東京ホタルからどうぞ。
なお、「いのり星」販売収益の一部は、都内の河川環境保全などのために寄付されるそうです。

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今夜の選曲: TELL ME WHY / BEATLES

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2012年04月30日

空間人類学とは?

今週のゲストは、法政大学工学部 建築学科教授の陣内秀信さんです。

著書にサントリー学芸賞を受賞している『東京の空間人類学』があります。東京という都市を探るために、江戸時代から昭和に至るまでの移り変わりを記したものです。 kuukan_book.jpg

1985年に出版。ベネチア、ローマに留学経験がある陣内さんが東京を調べてみたところ、下町=ベネチア、山の手=ローマのようで、水辺と丘が共存する都市は世界でもなかなかなく、面白い地形に江戸が出来ているんだそうです。
さらに東京は歴史だらけ、名所や人の集まるところは水辺が多く(浅草や両国など)、こんなに人間の体と心を水と深く結びついている都市は無いと思ったのだとか!
そして、気になるのがタイトルの『東京の空間人類学』。空間人類学とは、実は陣内さんが生み出した言葉で、江戸東京を表すのに作ったんだそうです。

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陣内さんが実行委員を努めるイベント東京ホタル
が今週末にあります!みなさんぜひ。


今夜の選曲: I SHOULD HAVE KNOWN BETTER / BEATLES

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2012年04月27日

4月30日から5月4日のゲストは

法政大学工学部 建築学科教授、陣内秀信さんです。

東京の空間人類学、世界の水の都市、下町川下りオススメのコース、今週末開催のイベント「東京ホタル」など、たっぷりと伺います。

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■プロフィール■
1947年 福岡県北九州市生まれ。1973年から1975年にかけてイタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学。翌年にはユネスコのローマ・センターに留学され、帰国後、東京大学大学院 工学系研究課の博士課程を修了。現在、法政大学の教授として教鞭をとる傍ら、建築歴史家として世界の都市や居住空間を調査し、執筆や講演などでも活躍されていらっしゃいます。

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2012年04月27日

木更津社会館保育園のイベント保育

宮崎栄樹さんが園長を努める木更津社会館保育園では、月に一回イベント保育の日があり、給食が出ないんだそうです。

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お弁当を持ってバスで出かけたりするそう。保育園に泊まったりすることもあるそうで、園児が食事を自分たちで考えたり、給食メニューを考えたり…。水上に2泊3日のお泊まり保育もあるそうです。

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今夜の選曲: IT'S YOU / THE EXPLORERS CLUB

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2012年04月26日

暗闇教育、暗闇から想像力を育む

木更津社会館保育園園長の宮崎栄樹さんをお迎えしています。

宮崎さんの著書の中に暗闇教育の話しが出てきます。東京は夜も明るく子供たちは闇を知りません。そういう子供たちは暗がりを怖がらないんだとか。暗闇から化け物などを想像する力が無いのは残念…と宮崎さん。
木更津社会館保育園では里山保育の中で、見えないものを見る力、見えているものに見えない何かを感じるレッスンをしているそうです。

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今夜の選曲: SUMMER DAYS SUMMER NIGHTS / THE EXPLORERS CLUB

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2012年04月25日

里山保育のいいところ

里山保育で注目を集める、木更津社会館保育園園長の宮崎栄樹さん
子供たちは、最初は森の遊びかたを知らないので教えてあげるそうです。やっぱり、森の中は怖いのでしょう、だんだん慣らしていくんだとか。

eijyu_wed1.JPG 事件が起きるのが(怪我したり)、里山教育のいいところ。ルソーの言う、自然罰。誰かのせいにはせずに、自分で引き受けることを学ぶそうです。


今夜の選曲: GO FOR YOU / THE EXPLORERS CLUB

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2012年04月24日

木更津社会館保育園とは?

宮崎栄樹さんが、1999年末から木更津社会館保育園の分園として始めた里山保育は、記録映画として上映されるなど注目されています。
里山の広さは、なんと1万坪!敷地内には活動の拠点となる築100年余の民家:佐平館があります。

宮崎さん曰く、おそるおそる始めた里山保育だそうですが…森の保育から帰ってきた子供たちが、素直になってすぅっと寝たりと、いい感じになって帰ってくるとのこと。洋服は汚れたりしますが、親御さんからはクレームも無かったそうです。

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今夜の選曲: BLUEBIRD / THE EXPLORERS CLUB

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2012年04月23日

現在の保育園事情

今週のゲストは木更津社会館保育園園長の宮崎栄樹さんです。

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発売中のソトコト5月号の特集「ソーシャルな子育て」で木更津社会館保育園を取材しました。

木更津社会館保育園の設立は1938年、宮崎さんは3代目の園長です。保育園には現在160〜170人在籍、生後2ヶ月から学校に上がるまでの子供がいます。
時間は、本来8:30〜15:30なんですが、仕事をされているご両親も多く、今は7時〜19時の12時間は普通になっているんだそうです。

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今夜の選曲: RUN RUN RUN / THE EXPLORERS CLUB

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