2013年05月14日

島の、お金を使わない経済感覚

離島経済新聞編集長の鯨本あつこさんをお迎えしています。
経済新聞…といっても島の暮らしや文化を取り上げていらっしゃいます。
鯨本さんは東京在住。島の情報はSNSで得たり、現地に赴くライターさん
にお願いしているそう。

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島にはお金を使わない経済感覚があるそうです。
たとえば…庭で録れた野菜はもともと売る概念が無く、
自分の家で食べるものか人にあげるもの。
多く穫れたとしても売ったりはしないんですって。

今夜の選曲: GOOD LOVIN' / RASCALS

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2013年05月13日

島に魅せられたキッカケ

鯨本あつこさんが編集長を務める離島経済新聞では、
全国の島の情報を集めていらっしゃいます。
そこでまずは島の基本情報!
日本には6852の島があって、有人島は430ほど。

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鯨本さんが島に目覚めたのは、島に移住した友達がいたから。
その島、広島県の瀬戸内海に浮かぶ大崎上島に遊びにいったら
とても楽しく、島って面白いなって魅了されたそう。
そして、いざ島を調べようとしたら公共的な情報はあるものの
もっと細かい人肌の情報が無く…
ならば自分で!って思ったんだそうです。

今夜の選曲: GROOVIN' / RASCALS

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2013年05月10日

5月13日から17日のゲストは

離島経済新聞編集長の鯨本あつこ (いさもと・あつこ)さんです。
離島経済新聞、そして島の魅力、経済、未来…などうかがいます。

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■プロフィール■
1982年生まれ、大分県出身。編集者、イラストレーター、ディレクター
として地方情報誌やビジネス誌の制作にたずさわったのち
2010年にウエブサイト「離島経済新聞」を立ち上げ全国の離島や地域と
呼ばれるエリアの情報を集め発信しています。
またタブロイド紙「ritokei」は2010年グッドデザイン賞を受賞。

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2013年05月10日

小津映画を朗読で表現する音語り

今週は中井貴惠さんをお迎えしました。
来週5月18日(土)に江東区深川の古石場文化センターで、
〜音語り、小津安二郎監督作品「秋刀魚の味」を聞く〜が開催されます。

これは中井さんが活動されてきた音語りシリーズ
(朗読と音楽で小津映画を楽しむ)の最終章で、
「秋刀魚の味」は小津監督の遺作でもあります。
深川は小津監督の出身地でもあり、下町の雰囲気が素敵な場所。
ぜひ、みなさんにも足を運んでいただければと思います。

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今夜の選曲: YOU BABY / LOVIN' SPOONFUL

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2013年05月09日

小津安二郎と中井家の関係

中井貴惠さんが小さな頃、よく家に遊びにきていたという小津安二郎監督。

ご自宅が鎌倉だったせいか、お酒を飲むと家に帰れなくなるので
中井家に泊まることが多かったそう。
中井さんもお酌をしたり、スーダラ節を歌った思い出があるとか。
結婚をしなかった小津監督、中井さんの家が家族のような感じだったのでしょうか。

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今夜の選曲: DIDN'T WAN'T TO HAVE TO DO IT / LOVIN' SPOONFUL

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2013年05月08日

小津映画を朗読する

中井貴惠さんは、小津安二郎監督の映画作品を朗読で表現する音語りに
挑戦されています。
実は、小津監督は中井さんのご両親の仲人さんをされていて、
小さい時によく家に遊びにきていた思い出があるそう。
何か自分に出来ないかなと思っていた時、小津組の方に相談したら
映画の脚本を読んだらと言われ、しかも小津組の方が朗読用に
脚本を仕立て直してくださったそう。

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今夜の選曲: SUMMER IN THE CITY / LOVIN' SPOONFUL

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2013年05月07日

絵本にはまるきっかけ「つりばしゆらゆら」

中井貴惠さんが、絵本にはまるきっかけになったのが
「つりばしゆらゆら」著/もりやまみやこ 、イラスト/つちだよしはる

きつねの男の子が主人公。高い山に囲まれたつり橋の向こう側に
自分と同じ年くらいの女の子が住んでいることを知り、
会いにいきたいと思います。でも、まだ渡ったことがありません。
友達に相談したら、大人になってからと言われたけど、どうしても
今会いたいと思い、友達に内緒でつり橋を渡る練習をし始めます。

・・・というストーリー。
実は、ラストはハッピーエンドではないのですが、
そうじゃないところに中井さんは魅かれたようです。
「がんばれ、がんばれ」って言われてきたけど、出来たことより
出来なかったことの方が多いなぁと思い出し、
娘さんに対し、この子に何度頑張れって言ったかな、大人になるまで
どんなに頑張っても出来ないこといっぱい経験するんだろうなと
思ったときに、涙がポロポロこぼれたそう。
絵本から、そんなに頑張らなくてもいいんだよ…と言われたような
気がしたんだそうです。

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今夜の選曲: GOOD TIME MUSIC / LOVIN' SPOONFUL

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2013年05月06日

人と子供のための読みきかせの会と音語り

中井貴惠さんが1998年から活動されている
「大人と子供のための読みきかせの会」。

はじめたきっかけは、一冊の絵本との出会いがあったからのようです。
以前、中井さんにとって絵本は子供を寝かしつけるための道具。
あるとき娘さんの5歳の誕生日に贈られた絵本「つりばしゆらゆら」を
読んだ時に、自分自身が小さかった頃を思い出し、もっと肩の力を抜いて
子育てをしたら、というメッセージをもらった気がしたそうです。
絵本は子供のものだと思っていたのに、大人の自分がどうして心を
揺さぶられたのだろうと思い、絵本から大人もメッセージを
もらわないと!と思ったそうです。

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今夜の選曲: YOUNGER GIRL / LOVIN' SPOONFUL

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2013年05月03日

5月6日から10日のゲストは

女優でエッセイストの中井貴惠さんです。  
絵本に見せられたお話、読みきかせの会、小津映画の朗読公演など
たっぷりとうかがいます。

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■プロフィール■
1957年東京生まれ。大学在学中に映画「女王蜂」でデビューされ
82年日本アカデミー助演女優賞を受賞。
98年より「大人と子供のための読みきかせの会」を立ち上げ、
これまで幼稚園や小学校などで1000回以上公演されています。
また2006年からは音楽と朗読を合体させた朗読公演「音語り」にも
精力的に取り組んでいらっしゃいます。

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2013年05月03日

文化力を磨くことの大事

浦上蒼穹堂の店主、浦上満さんは「今年は文化力を磨くことが
待ったなしの課題」とおっしゃっています。日本は国家的に考えても
美術への理解が低く、たとえば美術館での購入予算が諸外国に比べる
と低いんだそう。
また一般の人も美術の話しをするのがまだ恥の文化と言うのが
残っていて、言うのもはばかり、どんどん非文化国家になっている…。
非情に嘆かわしいとも。

「最後に残るのは文化・芸術。
それがないと世界的に尊敬される国にもならない!
美術は楽しい世界です。人類の遺産。
古きを訪ねて新しきを知るということ。
いろんなヒントが込められていますので、
まずは気軽に美術館や美術商へ!」

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今夜の選曲: SPOONFUL / HOWLIN' WOLF

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