2014年12月25日

新著へのこだわりと、3つのお楽しみについて

日本は、市場経済の中で生きながらも、
半ば配給に近いの世界になってしまっていると
33年間経ち、作家:田中康夫さんは感じるのだとか。

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33年後のなんとなく、クリスタル」の中の注釈は、
ただの注釈ではなく、田中さんの本心が
沢山つまっているものです。
政治での演説の時は、論で分かりやすく伝える事を重視しますが、
小説は、分かりやすさを求めた論にならないよう
削る事をすると田中さん。

33年後のなんとなく、クリスタル」は3つの"お楽しみ"があります。
1つ目は本文、2つ目は注釈、
3つ目は専用の追加の解説Webサイトです。
電子書籍だと3つ目まではたどり着くのは難しくなっており、
紙で読む活字の大切さが伝わってきます。

今夜の選曲 : CALL ME / RANDY VANWARMER

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2014年12月24日

日本は大きな身体をした、骨粗しょう症?

作家・田中康夫さんをお迎えしています。

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「政治とは総合愛情サービス産業」と話していた田中さん。
人事と予算という組織運営を出来るのが知事。
現状は、前例のない事をやらないという意味で、
閣僚出身者が知事に選ばれる事が多いのだとか。
行政経験がなかった田中さんが知事になり、
借金を減らし続け、収支を黒字にした事は有名です。

今、地方自治体が1700まで減ってしまった事が問題だとの事。
合併するとお金は動きますが、
町の生活が良くなるという訳ではありません。
「全部の細胞がネットワークの中でそれぞれが動かなくては、
 身体は機能しない。主要な場所だけを動かしたら、
 図体だけ大きな、骨粗しょう症な身体になってしまう」
と、生物学者の福岡伸一さんは今の日本を例えたのだとか。

今夜の選曲 : EVERY KINDA PEOPLE / POBERT PALMER

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2014年12月23日

楽観的に未来予想とかけ離れた、今の日本とは

作家・田中康夫さんをお迎えしています。

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「なんとなく、クリスタル」を発売してから、
33年間で、便利になったのか、束縛されたのか、
日本は大きく変わってきました。

「なんとなく、クリスタル」での付けた注釈は、
今回の「33年後のなんとなく、クリスタル」にも
掲載しています。
「なんとなく、クリスタル」に掲載された
出生率や高齢化率などの日本の未来予想は
今見ると遥かに楽観的なものでした。

日本の出生率は、先進国の中でも
かなり低いのが現状です。今後生き方を変えていかないと、
立ち行かなくなるのではないか、と田中さん。

今夜の選曲 : YOU CAN HAVE ME ANYTIME / BOZ SCAGGS

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2014年12月22日

長く作家で居続けたから感じる読者の変化

作家:田中康夫さんさんの連載「憂国放談」は、25年続いています。
文藝春秋CREAから始まり、様々な雑誌を経て、
現在ではソトコトで連載をしていらっしゃいます。

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そんな田中さんの最新著書「33年後のなんとなく、クリスタル」が
河出書房新社から発売されています。
阪神・淡路大震災の翌年に書いた
短篇「テント村の口紅」以来の長編作品です。
実際にこの小説を読んで、各界の著名人が
推薦文を書き、絶賛されています。

田中さんが一橋大学在学中の1980年に発表した
小説「なんとなく、クリスタル」は、
100万部を超えるベストセラーになっています。
当時の読者が親になり、その子供世代が
今、読者になっているのだとか。

今夜の選曲 : SHE WAITS FOR ME / AIRPLAY

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2014年12月19日

12月22日から12月26日は

作家・田中康夫さんをお迎えします。

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新著「33年後のなんとなく、クリスタル」の話を中心に
たっぷりと伺います。

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2014年12月19日

デジタル断食と、女性の第一歩を応援する学校

今週のゲストは、デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんです。
スマホ歩きが危ないとは分かっていても、
ついついしてしまう事もあるのだとか。

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気づいたら自分の歩いた景色は覚えておらず
「デジタルは人間を奪ってるな」と感じるのだそうです。

以前、2週間くらいFacebookを見ないという
「デジタル断食」を小川さんは達成!
使わずにいても、生活に支障はないを考える事ができ
半減くらいしても成果を感じられたとのこと。

小川さんは、首相夫人:安倍昭恵さんが校長をされている
女性の第一歩を応援する学校
「UZUの学校」の副校長でもいらっしゃいます。
まだまだ進まない女性の社会進出を進めたいという学校で
講義やグループディスカッションを行います。

今夜の選曲 : I'VE TOLD EVERY LITTLE STAR / LINDA SCOTT

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2014年12月18日

デジタルと芸術が交わることで生まれる良さ

デジタルマーケティングディレクターの小川和也さんは、
2014年12月号のソトコトで、生物学者・福岡伸一さんと
「芸術とデジタルの間」という対談をされています。

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芸術とデジタルが交わる事で、芸術を楽しむという事に関して
素晴らしいと思うと小川さん。
日本の印刷技術だからこそできるリクリエイトは、
同じ場所で多くの年代の作品を当時の色で観る事が出来ます。
また、「本物とは何か」を考える機会でもあります。

今夜の選曲 : JUST DANCE / LADY GAGA FEAT.COLBY O'DONIS

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2014年12月17日

デジタルに勝てる人間の力とは?

デジタルマーケティングディレクターの小川和也さんの新刊
『デジタルは人間を奪うのか』が発売されました。

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人工知能は、データを網羅し未来予測をする知能においては、
人間を超え始めています。
海外では、ロボットを使った代理戦争が現実味を帯びてきました。
人間がなぜこのようにロボットを高性能にしていくのか、
意思・思想を持っていなければ、支配されかねないと小川さん。

ただ、つじつまの合わない発想力やひらめきは、
人間にしかない力です。
そんなその力が、今後大事になってくるのではないか、
と小川さんはおっしゃいます。

今夜の選曲 : JUDAS / LADY GAGA

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2014年12月16日

広がるソーシャルメディアの利用層

デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんをゲストにお迎えしています。

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ソーシャルメディアは、
少し前であれば若年層のみへのアプローチと言われていましたが、
現在ではスマートフォンもシニア層にも普及し始めています。

企業がFacebookやTwitterを使い拡散するのではなく、
SNS内でユーザーたちが各自で情報を
拡散していくというのが理想だと小川さん。

選挙でのネット対応は、
アメリカではかなり普及しています。
一説には、オバマ大統領の当選は、
ネット対応の力だとも言われるほど。

今夜の選曲 : TELEPHONE / LADY GAGA・BEYONCE

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2014年12月15日

ソーシャルメディアでのマーケティングの今

デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんをゲストにお迎えしています。

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ソーシャルという言葉の意味は数多くありますが、
マーティング手法を意味することが多いです。
ソーシャルメディアを使ったマーケティングは
アメリカから流れてきたもので、今は日本でも定着しています。

現在のようなソーシャルの時代になっても、
ユーザーによって接触するメディアは様々で、
接触する時間も異なります。
そのため、企業もコマーシャルを行う際には
テレビ、雑誌、ラジオ、インターネットなど
多くのメディアに行っているというのが現状です。

アーティストがYoutubeやTwitterなどを使い、
楽曲を広めるという活動の火付け役になったのは、
LADAY GAGAだったのだとか。

今夜の選曲 : BORN THIS WAY / LADY GAGA

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