2016年04月08日

未来を感じる新しい展示の仕方!洋服の触り心地がわかる映像とは?

今週は、三宅デザイン事務所の代表取締役社長の
北村みどりさんをお迎えしています。

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国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」では
映像による展示も充実しています。

ピーター・バラカンさんがナレーションしている
《三宅一生の仕事1960-2015》や、
三宅一生さんが手作業されている映像
《ウォーターフォールボディー》など、見応えがあり、
贅沢なスタッフで作られた映像ばかりです。

また、「ふわふわ」「サラサラ」などが歌詞に入った曲に合わせ、
触れない服の写真が、プロジェクションマッピングで現れるという、
触り心地が来場者にも分かるようにと工夫された
インスタレーション作品もあります。

「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
6月13日(月)までです。
みなさん、ぜひご覧ください!
詳細はこちら

今夜の選曲:SPEED OF LIFE / DAVID BOWIE

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2016年04月07日

前に進むデザインと、若さと共に仕事をするということ。

三宅デザイン事務所の代表取締役社長の
北村みどりさんをお迎えしています。

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三宅一生さんは、様々な素材を開発されてきて、
2010年にスタートし、現在も進行しているプロジェクト
「132 5. ISSEY MIYAKE」でも、新素材を開発されています。

132 5. ISSEY MIYAKEは、
 後ろを向くようなリサイクルではなく、
 前に進む”アップサイクル”なんです。
 ペットポトルやポリエステルのような再生素材に、
 天然素材を足した、新しく開発した素材です」と北村さん。

以前、旅をしている三宅さんから絵葉書を
よくもらっていたという小黒さん。
様々な地で刺激を得る三宅一生さんは、
日々、若いのスタッフと一緒に仕事をされています。
年齢は関係なく、自分の意見を持ち、
その考えを的確に伝えられることが
三宅デザイン事務所では重要なのだとか。

国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」では、
こども用のパンフレットを作るなど、
次の世代も意識されているように感じます。

北村さんは、21_21 DESIGN SIGHTの代表取締役社長も
兼任されていらっしゃいます。今後について伺うと、
「立派なディレクターがたくさん居ますし、
 分かりやすく、みんながワクワクして、未来の可能性に満ちた
 動きが生まれるようなことをやっていきたいですね。」
とおっしゃいます。 

今夜の選曲:WEEPING WALL / DAVID BOWIE

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2016年04月06日

デザインの原点を伝える展覧会。デザインから得る、自分に必要なものとは?

ゲストは、三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん。

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国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
「人間の身体とそれを纏う1枚布」という
デザインの原点であるコンセプトが伝わるような、
3つの部屋から構成されています。

コレクションの命である素材なども展示されており、
三宅一生さんのデザインの繋がりを
感じるものになっています。

展覧会会場には、今回初めて工房から出したという、
プリーツを作る機械を間近で見ることが出来ます。
さらに、毎日 11時~12時は実際に動いてます!
(※金曜日は11時~12時/18時~19時の2回)

今回の展覧会のカタログには、
様々な業界の方々が寄稿しています。
それを読むと、特に海外の方々たちは
三宅一生さんをただの服飾デザイナーではなく、
哲学者のように感じてことが分かります。

「それは最初からで、皆さん、ご自身の職業に
 何か三宅の考え方を引き入れていらっしゃるようです。
 必要な部分を、三宅の考え方から引っ張ってるって。」
と北村さんはおっしゃいます。

今夜の選曲:A NEW CAREER IN A NEW TOWN / DAVID BOWIE

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2016年04月05日

未来へ向けた、新たな展覧会。準備期間は、およそ10年!

三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん
をお迎えしています。

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今までは、プロジェクトが7年~8年ごとに、
完成すると行っていた展覧会。
ですが、国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
70年代から現在までの仕事が全て詰まった
大規模な展覧会となっています。

この展覧会では、10年程度の準備期間があったそう!
まず行ったのは、膨大なコレクションのアーカイブから、
服を選ぶ作業からスタート。その作業だけでも数年かかり、
その後、何を展示するかを決定していったのだとか。

「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は回顧展ではなく、
未来に向けた展示になっているのも、この展覧会の特徴。
リトアニアから五輪ユニフォームを依頼された折に、
他10カ国のユニフォームも製作し、パリコレで発表されました。
そのユニフォームに、今回は11カ国のものが追加され、
全21カ国の衣装が展示されています。

今夜の選曲:ALWAYS CRASHING IN THE SAME CAR / DAVID BOWIE

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2016年04月04日

フランス政府から最高勲章を受章した、その理由と仕事。

三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん
をお迎えしています。

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先日、三宅一生さんは、フランス政府からの最高勲章である
レジオン・ドヌール勲章 コマンドゥールを受章しました。
この勲章は、民間人の贈られる最高位です。

元フランス文化大臣であるジャック・ラングさんは、
「三宅一生さんがいたからこそ、パリという町を
 クリエイションの都にすることが出来た」
と語ってらっしゃいました。

三宅一生さんの仕事を40年あまりに渡り支えてきた
北村さんが構想し、編集に3年以上もの歳月を費やした
大型本「Issey Miyake 三宅一生」が4月8日に発売されます。
今まで、各展覧会のカタログはあったものの、
学生時代から現在まで、三宅一生さんの全ての歴史を
まとめた、このような本はありませんでした。
大型本「Issey Miyake 三宅一生」は、
ネットや展覧会でお買い求めいただけます。

今夜の選曲:SOUND AND VISION / DAVID BOWIE

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2016年04月01日

4月4日から4月8日は、

三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん
をお迎えします。

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現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」のお話を中心に
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1976年よりISSEY MIYAKEのアタッシェ・ド・プレスとして、
三宅一生の全ての活動に携わり、また、
香水や時計などプロダクトのクリエイティブ・ディレクションと
プロデュースを手掛けていらっしゃいます。
また、2009年より、21_21 DESIGN SIGHTの
代表取締役社長も兼任されていらっしゃいます。

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2016年04月01日

今後のラグビー界が目指すこととは?

先日丸の内MC FORESTで行われた
番組公開収録の模様をお届けしています。
ゲストは、ラグビー ワールドカップ・イングランド大会
日本代表の廣瀬俊朗さん

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2019年には日本でラグビーW杯が開催されます。
「勝つことも大切ですが、どうなるために勝つのか、
 そういうことを全員が持ってやっていけば良いです。
 次に繋がっていく、ラグビーをしてほしいと思います」
と廣瀬さんはおっしゃいます。

選手のため、ラグビー界のために、と活動する廣瀬選手。
周りの力も感じているようです。
「ラグビーは今、上昇気流に乗っていますが、
 みなさんがずっと支えてくださったお陰ですし。
 これから同じように皆さんの力で、支えて欲しいなぁと思います」

また、日本ではまだ日常的に触れるチャンスが少ない
障がい者スポーツのお話も。
「障がい者だろが、健常者だろが関係なくて、
 スポーツとして、素晴らしいものです。
 そういうものにみんなが触れて、日本が
 豊かになっていけばいいなと思います」

今夜の選曲:COULDN’T ASK FOR MORE / MARVIN GAYE

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2016年03月31日

ラグビーで被災地支援と、いまこそ立ち上げたい選手会。

東日本大震災から5年。
ラグビー ワールドカップ・イングランド大会
日本代表の廣瀬俊朗さんは、
被災地への支援活動も積極的にされています。

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最初に始めたのは、ラグビー選手が練習中に着用する
防寒具を送ろうという支援。
トップリーグの試合で行われた「1点10円募金」では、
獲得した点に合わせて各選手が10円ずつ募金をし、
被災地の子供たちへの支援にもつなげていったそう。

また、日本代表が中心となって立ち上げた
「SAKURA基金」を通じて、少しでも元気を、と
被災地の子供達を試合へ招待をされています。

廣瀬さんは、ラグビー界のために尽力されており、
来年には、ラグビー選手会を発足されるそう。
「協会、お世話になってる企業、ファン、全員のために
 選手も力を持って活動していくために立ち上げようと思っています。」
もともと企業スポーツだった事もあり、
今まで選手会の立ち上げは嫌厭されてきました。

「選手の寿命、家族の不安、などを考慮した、
 試合の日程組みなどもやっていきたいと思ってます」
と、新たなスタートとなる、選手会の必要性を廣瀬さんは語ります。

今夜の選曲:HITCH HIKE / MARVIN GAYE

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2016年03月30日

引退の決意。そのきっかけとは?

昨年12月に、「ラグビーワールドカップ2015 日本代表」は、
三菱商事が協賛している
「毎日スポーツ人賞」グランプリに輝きました!
ラグビー ワールドカップ・イングランド大会
日本代表の廣瀬俊朗さんは、表彰式参加されました。
表彰式の様子はこちら

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「毎日スポーツ人賞」では、車椅子によるラグビー:
ウィルチェアーラグビー日本代表が特別賞に輝いています。
このチームは、世界ランキング3位の実力を持つチームです!

廣瀬さんが2004年から所属されていたのは、
トップリーグが始まって以来、常にベスト4入りをするチーム、
東芝ブレイブルーバスでした。
2007年からは4年間主将を務め、2009年度シーズンは優勝。
プレーオフには、MVPを獲得されています。

12年間の所属で印象に残っているのは、
引退直前で負けた、パナソニックとの試合。
「最後優勝して終われると思ったんですけど、もうちょっと
 謙虚に生きなさいよって教えていただいたってことにしてます。」
と廣瀬さん。

引退の決意をされたのは、2015年のワールドカップの後、
国内のトップリーグの試合での事。
「満員で。チケットが買えないぐらい。それを見て、
 これは自分のやりたい事やりきったなと思って。
 人生1回だし、次にやりたいこと出てくるんじゃないかなって
 おもったら、早く切り替えたいなって決意しました。」

引退を決意した廣瀬さんは次の世代についても考え、
五郎丸のようなスターが、当たり前に出てくるような土壌を、
作っていきたいともおっしゃいます。

今夜の選曲:CAN I GET A WITNESS / MARVIN GAYE

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2016年03月29日

頭脳で戦うスポーツのキャプテンとして。なんのために勝つのか。

先日丸の内MC FORESTで行われた
番組公開収録の模様をお届けしています。
ゲスト、ラグビー ワールドカップ・イングランド大会
日本代表の廣瀬俊朗さんの著書、「なんのために勝つのか
(ラクビー日本代表を結束させたリーダーシップ論)」

東洋館出版社から発売されています。

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体格だけではなく、頭脳も必要となる競技:ラグビー。
そんなラグビーの選手として、廣瀬さんは2012年に
日本代表のキャプテンに指名されました。
「まずはみんなの事を尊敬している事を見せて、
 士気を高めていくところからでしたね。」

廣瀬さんが最初の大義としたのは、
“日本代表チームが1番有名で憧れのチームになること”。
「もともと日本のラグビーの歴史は、慶応で始まっていて
 大学ラグビーが人気を引っ張ってきた背景がありました。
 ですが、日本代表がトップであるべきだと考えて、
 その状態まで僕らも頑張ろう、という話をしていました。」
休憩中、ミーティング中、移動中など、様々な時間を使い、
思いをチームメイトに伝えていったそう。

今夜の選曲:YOU’RE WONDERFUL ONE / MARVIN GAYE

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