2016年04月29日
5月2日から5月6日は
写真家 小林廉宜さんをお迎えします。
■プロフィール■
1963年福岡県生まれ。九州造形短期大学 写真学科卒業後、
写真家・三好和義氏に師事し、92年に独立。
「世界の森」「未来に残したい風景」などをテーマに
希少な自然や文化を撮り続け、また、
旅先のエピソードを記したエッセイを手掛けるなど、
幅広く活動されていらっしゃいます。
写真家 小林廉宜さんをお迎えします。
■プロフィール■
1963年福岡県生まれ。九州造形短期大学 写真学科卒業後、
写真家・三好和義氏に師事し、92年に独立。
「世界の森」「未来に残したい風景」などをテーマに
希少な自然や文化を撮り続け、また、
旅先のエピソードを記したエッセイを手掛けるなど、
幅広く活動されていらっしゃいます。
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんは元々卓球選手で、
高校から体育寮に入り、大学でも卓球特待生でした。
そんな中、立石さんが高校1年の時に、
現在では日本肢体不自由者卓球協会の選手である、
兄の立石アルファ裕一さんが、家庭の経済事情などを考慮し、
大学進学を諦めていたのだとか。
「僕のために大学を諦めて、卓球を趣味にして、、、、
僕はそれを知らずに卓球をやってて。
大学で関東に行きたいと思った時に両親から、
諦めた兄のことを初めて聞いたんです」
兄の存在を感じながら、プロになるため大学4年間を
卓球に注いだ立石さん。
卒業後、家業を継いで欲しいと両親からの意向もあり、
卓球生活は終わってしまったそう。
実家に戻ると、兄のアルファ裕一さんが、
肢体不自由者卓球で国際大会に行くようになっていたとか!
「今度は、パラリンピックを本気で目指したいという
兄のために、兄のコーチとして一緒に世界に行きたい、
という夢の形になりました」
そんな立石さんの最大の夢は、
「2020年の東京パラリンピックで卓球の会場を満員にする!
そして、自身としても兄と一緒に金メダルを取る!
叶えるために頑張ります」
さらには、2020年で100周年を迎える「立石ガクブチ店」を
もっと日本に広めて、成長していきたい、とも!
今夜の選曲:UFATAKOLPEKA / OREKA TX
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんの本業は、博多で操業95年の
「立石ガクブチ店」の4代目でもあります。
多くの額縁屋が閉店になる中、立石さんのお父様が、
大量生産ではなく、オートクチュールの額縁を始めたそう。
「通常のものよりも高値にはなりますが、
その絵にあった額装になるように作ります」とのこと。
スポーツ用にメダルと賞状を一緒に飾れるものや、
額縁とフラワーアレンジメントのコラボレーションを母の日に行うなど、
様々な企画もされています。
いつも額縁を持ち歩いてらっしゃる立石さん。
今回スタジオにもお持ちいただきました!
「これを持ち歩いて、顔を入れたり、景色を入れたり。
撮った写真をSNSに載せてもらったり。
海外遠征に行った際も、額縁スナップ写真をとってます」
額縁スナップ写真=額スナは、
5月8日(日)に、東京・丸の内 KITTEにて体験できます。
今夜の選曲:AURKIA ETA INFRENTZUA / OREKA TX
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんをお迎えしています。
肢体不自由者卓球の国際大会は、
オリンピック前年には増え、昨年は17大会も
開催されています。
きちんと情熱を持ち、国が力を入れている、
ヨーロッパやタイの選手が強い障がい者卓球。
監督もコーチも日本では、全て自費での参加です。
そのため、資金不足で、広報である立石さんが、
監督も兼任する場合があるそう。
「その時に海外のコーチや監督に、
”なんで日本は豊かな国なのに、パラスポーツでは
こんなに後進国なの?”ってよく言われてしまいます」
リオ・パラリンピックの代表選手の中には、
60代の女性選手、別所キミエさんもいらっしゃいます。
4大会連続出場のまさにレジェント!
健常者であれば、実業団などに所属しスポーツを極めますが、
肢体不自由者卓球協会の選手たちは、基本的には、会社に勤め、
通常業務をこなしながら、時間を作り練習します。
「会社の理解がなかなか難しくて、、、。本当にもう、
そのハンデを乗り越えて生き抜いている、という状況です」
今夜の選曲:WE ARE RESDY NOW / OREKA TX
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんは5人兄弟で、
長男である立石アルファ裕一さんは、
肢体不自由者卓球の選手です。
立石アルファ裕一さんは、
先天性二分脊椎症を患い、手術の後遺症もあり、
つま先の神経は感じにくく、
かかとだけで歩くような生活だとか。
「見た目ではシューズを履くのでわかりにくいんですが、
卓球においては、かなりのハンデです。」
アルファ裕一さんは、中学から本格的に始め、
現在では世界では30位の成績をおさめています。
障がい者卓球では、国際大会での参加は、全て自費。
国からの強化費では、健常者では1億数千万が出ている中、
肢体不自由者卓球協会には、410万円にとどまっています。
年に2回の全国大会運営、合宿での交通費などで
ほぼ無くなってしまうのが現状だとか。
「とにかく、費用ということもありますが、
1番は”とにかく知ってもらうこと”、ですね。
健常者と障がい者の相互理解というのを深めて
障がい者卓球を知ってもらうってことが
1番大切だと思っています」と立石さんはおっしゃいます。
今夜の選曲:AMA LUR / OREKA TX
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんをお迎えしています。
立石イオタ良二さん、こちら、戸籍上の名前で、
五人兄弟全員にミドルネームがついているとか!
厳密に言えば、日本ではミドルネームは存在しないため、
苗字は立石、名前はイオタ良二になるそう。
障害者の卓球の種類は、大きく分け、
3つの団体に分かれています。1つは、
肢体不自由者の卓球は、立石さんが広報を務めている団体。
もう1つは、知的障がい者の卓球。そして、
パラリンピックからは外れていますが、ろうあ者卓球も。
立石さんが広報を務めている「日本肢体不自由者卓球協会」 では、
年2回の全国大会、無差別級の全日本大会、年数回の
ナショナルチーム強化、新しい人材の発掘、海外遠征などです。
現在300名程度が協会に選手登録していますが、
登録せずに学校や施設で競技しているのは、5000人以上だとか!
「年間に約17大会があります。
国際卓球連盟の中のパラテーブルテニスという部門で、
健常者の卓球の大会と同じで、同じように行われています。」
今夜の選曲:TUTUEZPATA / OREKA TX
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんをお迎えします。
■プロフィール■
1985年生まれ、福岡県出身。幼い頃から卓球に打ち込み、
卓球の名門・柳川高校から専修大学へと進学し選手として活躍。
現在、日本肢体不自由者卓球協会の広報として、
障害者卓球の認知向上に尽力されています。また、家業である
創業95年の老舗額縁屋「立石ガクブチ店」の
4代目でもいらっしゃいます。
天台宗 常行寺 副住職の友光雅臣さんが主催する
宗派を超えたイベント寺社フェス「向源」は、
2011年にスタートし、今年で6年目となります。
東京オリンピック・パラリンピックの開催は、
2014年に決定しました。その決定の前、
駒沢公園で流れていた各都市のPR映像を見た時、
友光さんは、東京だけ伝統的なものや宗教的なものが
映らなかったことに気づいたそう。
「何か2020年に向けて、文化や宗教的精神性などを
発信したいなっと思っています。五輪が開催される期間にも
少しでもお寺や神社を通じた体験を提供したいなって思います」
現在32歳になる友光雅臣さんが感じるのは、
心を整えたいという人が多い事。
「そんなにロボットみたいに、何があっても動じない自分でいるって、
無茶な話をしているなって。感情を殺して生きて行く事を、
綺麗に”心を整える”っていい方しちゃっているので、、」
もっと自由に感情を表現していく事を高めていたほうがいいと感じるそう。
さらには、”仏教で人を救わなくてはいけない”とは、思っていないそう。
「仏教は、あくまで、その人が前向きになるために、
どう一緒に考えるか、というもので。おいしいものを食べたり、
良い布団で寝たりするのも、生活を良くする方法かもしれません。
大切なのは、仏教・神道・日本文化という全体を通して、
1人1人が元気に生きて行く事です。
それを少しでも助けられればと思います」と友光さん。
今夜の選曲:TRIBUTE TO KING TUBBY / BEATS INTERNATIONAL
天台宗 常行寺の副住職、友光雅臣さんが主催される
今年で6年目となる寺社フェス「向源」では、
100以上のワークショップがあります!
人気なのは「お香を体験するワークショップ」。
すでに売り切れ続出だとか!
今年は、3回行う、宗派を超えたお経のライブ
「声明公演」は、3回とも異なるコンセプトです。
一緒にお経を唱えてみたり、キリスト教の聖歌との比較、
さらにはピーター・バラカン氏と世界の宗教音楽を聞いたり、、、
また、脳科学者・中野信子さんのトークショー「信子の部屋」も!
「2011年始めてから、最初に僕たちが怒られたのは、
住職さんからでしたが、思いを伝えると、理解していただけて。
その後は、近所のお坊さん、年齢の近いお坊さん、上の年代の人、
違う宗派の人、、、その都度、直接会ってお話しすると理解してくださって、
1つ1つきちんと話せば伝わります。」と友光さん。
もともと友光さんは、一般家庭の生まれですが、
常行寺の娘さんと高校時代からお付き合いされていたそう。
「大学時代に就職活動していたら、彼女のお母さんから、
お坊さんにならない?って言われて(笑)
その時、”神様とか信じてないんで分かんないんですよね~”
って言ったら、”うちは仏様なのよ”と言われちゃって!
それすらピンと来なかったんですが。比叡山で修行させていただいて、
なんとか1人前にしていただきましたね。」
知らない世界に飛び込んだ友光さんだからこそ、
宗派を超えた寺社フェス「向源」を開催できたのかもしれません!
今夜の選曲:SUNSET(BIRD OF PREY) / FATBOY SLIM
天台宗 常行寺の副住職、友光雅臣さんが主催される
今年も宗派を超えたイベント寺社フェス「向源」は、
4/29(金)~5/5(木)まで開催されます。
昨年とは違い、様々な場所を回りながら開催されます。
「初日は神田明神で、5日間日本橋、最終日は増上寺でゴールです。
初日に神様に無事をお願いし、最終日に無事の報告し感謝する、
その間は日本文化を伝えるために日本橋で行います。」
神田明神では、正式参拝を行い、神道について学びます。
仏教にはお経、キリスト教には聖書、
イスラム教にはコーランがありますが、
神道には、文字化された教えはありません。
(祝詞は、人間から神への思いであるため)
そんな神道の面白さを知り、
神田祭でのお神輿に触るなどの体験ができます。
日本橋では、主に日本文化を中心とした仏教・神道がテーマ。
「1番今年の新しいポイントとしては、日本橋川に
船をつけてお茶会をしたり、精進料理のメニューを
コレド室町などの飲食店で提供するなどがあります」
2000円~4000円で様々な体験ができます。
最終日5/5(木)の増上寺では、
お坊さんが普段公開されていない場所まで
隅々案内してくれるツアーなども!
さらには、外国からのお客様への対応も万全。
「街中の主なスポットには、QRコードがあって
各国の言葉で説明が受けれたり、ボランティアスタッフにも
様々な言語がしゃべれる方もいらっしゃいます。
坐禅指導や増上寺のツアーは英語でも行います。」
今夜の選曲:DUB BE GOOD TO ME / BEATS INTERNATIONAL