2016年10月03日

およそ1700枚を所有!懐かしきホーロー看板探しの旅。

写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさんの
著書『琺瑯看板〜懐かしき昭和30年代を訪ねて〜』。

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小学館の雑誌ラピタにて、
3年半連載されていたものをまとめた本で、
現在ではオオタさんは1700枚近くを所有しています。

オオタさんは、ホーロー看板のある現場まで赴き、
持ち主と直接交渉をご自身でされています。
「汗と涙の記録ですね!
 田舎に行くと変な人に思われちゃって。
 1時間粘っても、譲ってくれないんですよ。
 ”30年前からあってメーカーの人に悪い”って」
そこで、オオタさんは、ホーロー学会を作り、
“ホーロー研究家”として名刺を作られたそう。
「かえって警戒されちゃってダメでしたね〜。
 いただける確率っていうのは、10枚に1枚くらいで。」

オオタさんの選ぶ、ホーロー看板御三家は、
”カルピス”、”グリコ”、”ペコちゃん”!

今夜の選曲:WANNA BE STARTIN’ SOMETHIN’ /PATAX

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2016年09月30日

10月3日から10月7日まで

写真家でアンティーク収集家の
オオタマサオさんをお迎えします。

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ホーロー看板、その歴史と魅力について
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1949年静岡県生まれ。早稲田大学卒業後
36歳より写真家として活動する一方、ホーロー看板や
前掛けなどアンティーク収集家としても活動され、
著書に「琺瑯看板~懐かしき昭和30年代を訪ねて」、
「広告キャラクター人形館~昭和30年代のスターたち」、
また膨大な落葉の写真集
「ACCUMULUSアキュミュラス」などがあります。

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2016年09月30日

本場のゴスペルで感じた、音楽の根本とは?

シンガーソングライターの清貴さん
宮城県仙台市出身です。

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ご実家も東日本大震災で被災し、半分ほどは浸水。
ご両親は数週間ほど小学校での避難生活を余儀無くされました。
「その時ちょうどNYにいたので、ずっと連絡が取れなくて、
 僕自身はストリートで歌って募金活動していました。
 家族は無事でしたが親しい知人や、同級生を亡くしました」
東日本大震災当時、海外で生活してたことに
今でも申し訳ないと思っている、とおっしゃいます。

そんな清貴さんは、地元の素晴らしさを伝える
“みやぎ絆大使”を務めていらっしゃいます。
「僕が大好きなのは、ずんだ!
 今流行っているのは、ずんだシェイクですね!
 ずんだロールケーキもありますし」

”歌を一緒に歌って交流すること”を目指し
活動を続けている、と清貴さん。
「音楽は1人が歌って楽しませるだけじゃなくて、
 みんなで歌って楽しむっていうのが
 音楽の根本なんじゃないかな、って
 ゴスペルを歌っている時に、すごく思ったんです。」
ゴスペルは譜面、歌詞カードも使わず、
その場で曲のリズム、メロディー、ハーモニーを
作っていくものなのだとか。
このスタイルの音楽を日本でも広げていきたい、とのこと。

今夜の選曲:0 HAPPY DAY / EDWIN HAWKING SINGERS

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2016年09月29日

パラスポーツにも通じる、違いを認め合う大切さ。

シンガーソングライターの清貴さんは、
フジテレビのパラスポーツ応援プロジェクト
『PARA☆DO!』の公式アーティストとして楽曲提供、
イベントライブなどもされています。

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LGBTであると告白できない時期が長かった清貴さんは、
多様性のあるNY、LAでの生活を通して、
違いを受け入れ認め合うことの大切さを感じたそう。
「自分のアイデンティティを突きつけられたというか。
 今でも、会社や学校で言えない人ってたくさんいると思うんですよ。
 そんな中で自分のアメリカでの経験が何か活かせるんじゃないか、
 って思ってカミングアウトしたんですよ。」
パラスポーツ応援プロジェクト『PARA☆DO!』の依頼にも、
自分にできることがあれば、と快諾されたのだとか。

三菱商事の「障がい者スポーツ支援DREAM AS ONE.」のサポーターで、
リオパラリンピック ウィルチェアーラグビー日本代表選手の         
池崎大輔選手ともお話されたという清貴さん。
「障がいといっても、いろんな方がいらっしゃるんですよね。
 先天的だったり、事故や病気だったり、人それぞれ、
 心持ちも全然違うんですよ。LGBTも一緒で。
 “人と違うことを隠さなくっちゃ”って思わないような
 世の中になっていくために、パラリンピックって大事だと思うんですよね」

パラスポーツ応援プロジェクト『PARA☆DO!』の主題歌、
”無限大∞”という清貴さんの楽曲は、
卓球の別所キミエ選手を見て生まれた楽曲です。
「いくつになっても、どんな状況でも、言い訳しないで。
 卓球をやり続けていて、自分のスタイルがあって!
 自分なんてまだまだで、夢をもらえる。」

今夜の選曲:無限大∞ / 清貴

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2016年09月28日

昨年4月に性的少数者であることを告白。多様性を受け入れる世界へ。

シンガーソングライターの清貴さんは、
アメリカで5年ほど生活をされ、
日本の事務所からの連絡をきっかけに昨年帰国されました。

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今年4月に所属事務所を独立、
実に7年ぶりのアルバムが完成されました。
アルバム発売のためのプロジェクトも進行、
当初の目標だった350万円を達成もされています。
清貴史上最高傑作の4th Albumリリースプロジェクト。

9月30日は、シンガー傳田真央さんとの
デュエットライブを開催されます。
「SING DIVAS vol.1」
日程:2016年9月30日(金)
会場:代官山 LOOP
時間:18:30 OPEN、19:30 START

そんな清貴さんは、昨年4月に開催された
『東京レインボープラウド2015』にて、
LGBT (性的少数者)であることを表明されています。
「僕はこの中の、Gですね! 今では、13人に1人と言われていて、
 だいたい、左利きの人くらいの割合ですね。
 動物学的に言うと、普通にどんな生物にもあるんですよ」
今回のリオ・パラリンピックでは、自らLGBTであると
表明している選手の出場が史上最多だったそう。
テーマも”多様性”。世の中の動きを感じます。

今夜の選曲:WE ARE ONE / 清貴

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2016年09月27日

デビュー当時の苦悩と渡米して出会った本場のゴスペル。

シンガーソングライターの清貴さんをお迎えしています。

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プロになったきっかけは、高校時代。
「高校時代に付き合っていた女の子の夢が歌手だったので、
 よく一緒にカラオケに行っていて。
 そこで僕が歌っていたのをテープに録って
 レコード会社に送っていたらしいんですよ」
こうして、17歳でデビュー。40万枚のヒットを生み出します。
ですが当時高校生だった清貴さんは、その状況に困惑されたそう。

さらに、当時はLGBTであることを公表しておらず、
人目に触れることで、自身の隠していた内面を晒され、
ショックを受けてしまったそう。
その後、単身でアメリカ・NYへ行くことを決意され、
2010年からハーレムに住みはじめられます。

渡米2日後には、憧れのゴスペルを聴きに教会へ。
「すごい感動して、キーボード弾いてた人に
 日本から来たシンガーでゴスペルが大好きだって伝えたんです。
 そしたら、”何か歌って”って言われて、Amazing Grace歌ったんです。
 それを、たまたま1番偉い人が聞いていて、”今度の日曜日に歌って”って!」

日曜日に教会に行くと、礼拝で
突然ステージで歌うことになったそう。
「演奏が始まって、すごい緊張したんですけど。
 これが、自分がやりたかったことだって。自分の全てを出して歌ったら、
 教会中の人が立ってくれて、”KIYOー!”と拍手を送ってくれました」

今夜の選曲:AMAZING GRACE / NEW YORK HARLEM GOSPEL SINGERS

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2016年09月26日

音楽に救われた入院生活。ゴスペルとの出会い。

シンガーソングライターの清貴さんをお迎えしています。

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小さい頃から音楽が好きだった清貴さんは、
高校時代にバンドを組まれたそう。
きっかけは、小学生、中学生の2回にわたる
腸閉塞での入院生活での音楽に救われた経験から。
「2ヶ月くらい入院していて。病室で一人になって、
 この先どうなるのかという不安の中で。
 ずっと音楽を聴いていたことで救われたんです。」
当時音楽の中でも、ゴスペルが1番好きだった清貴さん。
「歌声に圧倒されて、なんなんだろうこの感動は、
 と思って、歌を歌い始めました」

清貴さんは、ピアノを幼少期に始め、現在でも作曲はピアノ。
尊敬するアーティストとして、久石譲さんをあげています。
「琴線に触れるメロディー、コード、、、
 もう作曲家としてたまらないですね。」

今夜の選曲:THE ONLY ONE / 清貴

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2016年09月23日

9月26日から9月30日は、

シンガーソングライターの清貴さんをお迎えします。

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LGBTの理解、パラスポーツ応援。
みやぎ絆大使の仕事など、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1982年、宮城県仙台市生まれ。
高校在学中にレコード会社と契約し、2000年にデビュー。
サードシングル『The Only One』が
40万枚を超える大ヒットを記録。
2010年に渡米され、2013年には全編英語のアルバム
「Reborn」が、アマゾンチャートのポップ部門、
ソウル/R&Bチャートで1位を獲得。
昨年帰国し、現在は日本で活動を行っていらっしゃいます。

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2016年09月23日

ボランティアのきっかけは、偶然見つけたグランドピアノ。

株式会社et toi 、代表取締役で、
ライブ空間コーディネーターの元木美歩さんは、
高齢者施設でのボランティア演奏をされています。

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「1人暮らししていた時に、家に電子ピアノしかなくて。
 その時近所に大きな建物があって、
 それが高齢者施設だったんです。調べてみたら、
 そのロビーにグランドピアノがあって(笑)
 いきなり行って、”グランドピアノでたまに練習させてください”
 って頼みに行ったんですよ」
最初は練習の時間だったはずが、
施設の方々が見にきて下さるようになったそう。

そこは女性が多い施設だということで、
服装を心がけているそう。
「変わった洋服とか、最近のデザインのものだと、
 興味を示して、近く来て下さるんですよ。」
2006年にスタート、現在でも月に2回ほど行っており
200回以上を数える活動になっています。

株式会社et toi を設立して6年目となる、元木さん。
いつかは、自身でライブ空間のある飲食店を作ってみたい、
という夢も持っているそう。

今夜の選曲:WEDDING BELL BLUES / LAURA NYRO

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2016年09月21日

自ら足を運んで、ミュージシャンをスカウト!

株式会社et toi 、代表取締役で、
ライブ空間コーディネーターの
元木美歩さんをお迎えしています。

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会社を設立した理由は、
自身のミュージシャンとしての経験から。
「ミュージシャンは、ライブ活動する時に
 集客に困っている一方で、流行っているレストランは
 たくさんあるので、マッチングをしよう、と。」
株式会社et toi でブッキングできるミュージシャンは、
様々なジャンルの100名以上にもなっています。
「基本的にプロで、昼間は先生をやっている方などもいます。」
 
多くの音楽事務所との違いは、
スカウトのみでの所属になること。
「私の場合は、普段のライブ活動を見て、
 スカウトします。仕入れをするというか、
 ミュージシャンとたくさん知り合いになって、
 営業先に”こんなミュージシャン居ますよ”って
 動画とかでも紹介するという活動をしています」
10月26日には、銀座・赤道倶楽部でライブが開催されます。
ニューヨーク育ちのソウルシンガー「音音NeNe」と
キーボードで伴奏を務める元木さんによるライブです。

今夜の選曲:STONED SOUL PICNIC / LAURA NYRO

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