2016年10月14日

チャレンジド・ヨガで目指している、4つのコト。

NPO法人、日本カルチャーヨガ協会の高平千世さんと
小黒さんとの縁をつないだ
失明されたカメラマン、カゴミヤさんは
ヨガを日々やられていた方ですが、
チャレンジド・ヨガは、ヨガ初心者が多いそう。

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高平さんがチャレンジド・ヨガで
目指すものとして、4つの事を掲げています。
1つ目は、視覚障がい者の方々が、身体を動かす機会を作ること。
2つ目は、アメリカの言葉であるチャレンジドという、
自分のために本来の力を活かせる機会を提供すること。
3つ目は、ヨガの語源”ユジュ”をベースに、地域とつながること。
4つ目は、ヨガを通じて、社会の障がいへの意識を変えること。

10月22日(土)、山梨県視覚障害を考える会にて、
チャレンジド・ヨガが開催されます。
詳細はこちら

2020年のオリ・パラに向けて、
障がい者スポーツへの注目が高まってきています。
「(取り上げてくれて)よかった、と思います。
 メディアに上がらないと、かなり違うと感じますし、
 気づくところから始まると思うので。」

今夜の選曲: THE SUN WON’T SET / ANOUSHKA SHANKAR

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2016年10月13日

障がい者のIT訓練のお仕事。始めたきっかけとは、母。

NPO法人、日本カルチャーヨガ協会の高平千世さんは、
国立障害者リハビリテーションセンター で、
視覚障がい、高次脳機能障がいの方々の
IT訓練やメイク日常訓練などをされています。

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障がいの度合いや、目指すところなどにより、
1人1人訓練の仕方や期間は違っています。
「仕事ベースだと、しゃべるパソコンもありますし。
 盲ろうといって聴覚にも障がいがある方は、
 点字ディスプレイで自分の書いているものがあっているか
 確認もできますし。」
高平さんのいる自立訓練部では、
10代の視覚障がいをもつ若者たちは、
日々iPhoneやiPadをどんどん活用しているそう。

この仕事に就いた理由は、母からの影響かもしれない、
と高平さんはおっしゃいます。
「母も難病で、病院に小さいときからよく行っていて。
 学校帰りに病院とかね、長女なので。
 看護師さんの1言で、明るくなる姿見たりしていたので」

偶然”ボランティア募集”の1行を見て
NPO法人 札幌チャレンジドに足を運ばれます。
参加した初日に、末期ガン患者さんと出会い、
衝撃も受けた、という高平さん。
その後、講師・理事として、自立を目指す、
障がいのある方々へのIT訓練をされていくようになったそう。

今夜の選曲:IN JYOTI’S NAME / ANOUSHKA SHANKAR

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2016年10月12日

産前産後ヨガ、介護予防ヨガ。様々なヨガで繋がること。

高平千世さんがプロジェクトリーダーを務める
チャレンジド・ヨガを主催されている、
NPO法人、日本カルチャーヨガ協会。
産前産後ヨガ、介護予防ヨガ、骨盤調整ヨガなど
様々なヨガのレッスンもされています。

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高平さんは、2013年にフェイシャルヨガ指導者、
2014年には笑いヨガリーダーの認定士を習得されています。
「出している教会があって、
 笑いヨガは、ワッハッハって笑うだけなんですけど、
 考えや理念は一緒なんです。」
ヨガにおいて、呼吸は重要なモノとなっています。
ヨガの語源である”ユジュ”=つながる、をベースにして、
心と身体のつながりや、人同士のつながりを感じる、
というのが、呼吸にも繋がっているそう。

日本では ヨガは長いブームになっていて、
様々なヨガが溢れています。
「いろんなヨガがありますけど、ベースになっている
 古典ヨガは、本当に今、見直されています。
 生徒数も明らかに増えていると聞いていますし、
 (古典ヨガに) 流れているんじゃないかと思います」

今夜の選曲:MAYA / ANOUSHKA SHANKAR

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2016年10月11日

ヨガ教室で地域をつなげていく。今後の課題は?

高平千世さんがプロジェクトリーダーを務める
チャレンジド・ヨガは、定期開催されています。
都内だと、立川市、江戸川区、
埼玉県・所沢市、神奈川県・横須賀となっています。

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「人の口コミが多くて、ガイドヘルパーさんと
 一緒にいらっしゃる方もいますし、歩行訓練を終わって
 単独で駅までお1人でいらっしゃる方もいますね~」
続けていくうちに、心や考え方、日常にも変化するように
なったと、生徒さんたちからも声があがっているそう。

ヨガ教室を通して、地域コミュニティーを
作っていくことも視野にいれているとか。
「今5箇所あるんですけど、その地域の方々が 
 自主的に開催してくれるのが目的なので。
 神奈川の横須賀では、眼科をやっている先生が、
 チャレンジド・ヨガやりたい、と言ってくださって、
 地域の会場、地域のヨガインストラクターさんで
 開催に至っているので、正に地域コミュニティーです」

東日本大震災後に、ヨガを通じて地域を元気にしたいと
“ふくしまプロジェクト”からの声をきかっけに、
福島県では、福島県点字図書館に会場ができています。
「1回、1時間半くらいで、参加費は、1人1000円です。
 商売というよりも、NPO法人として主催していますので。」
普及を見据えて、費用、スタッフの増員が今後の課題、とも。

今夜の選曲:LASYA / ANOUSHKA SHANKAR

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2016年10月10日

チャレンジド・ヨガとは? ポーズを見せるのではなく、イメージで伝える。

高平さんと小黒さんが知り合ったのは、
小黒さんの旧友、失明されたカメラマン:カゴミヤさんを通じて。

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「大変なんだけど 結構楽しくやってるよって話してて。
 そしたら、視覚障がい者のヨガの先生面白いから
 連れてっていい?って言われてさ~」と小黒さん。

高平さんがプロジェクトリーダーを務める
チャレンジド・ヨガは、2013年の夏に始まりました。
国立障害者リハビリテーションセンター で
視覚障がいの方、聴覚に障がいもある盲ろうの方と
接している時、ある女性に言われたことが1言がきっかけ。
「視覚障がいの方が、”私たちもやってみたいな、ヨガ”って。
 移動をともなわない、1畳で気持ちよくできるので、
 定期的なヨガを始めようと思いました。」

基本的には障がいをもった生徒さんが多いそう。
そのため、ポーズを見せるのではなく、ポーズを伝えます。
「3ステップが特徴ですね。
 まずは、”虎”とか”蛇”とか、イメージを伝えて、
 2ステップで、会話しながらポーズを直して練習します。
 3ステップで、完成ポーズをしていきます」

今夜の選曲:METAMORPHOSIS / ANOUSHKA SHANKAR

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2016年10月07日

10月10日から10月14日は

NPO法人 日本カルチャーヨガ協会
チャレンジド・ヨガのプロジェクトリーダー
高平千世さんをお迎えします。

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視覚障がいの方々のヨガ、チャレンジド・ヨガとは?
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1970年生まれ。北海道札幌市出身。
2012年、日本社会事業大学
社会福祉士養成課程を修了され、
視覚障がい者や高次脳機能障がい者の
ITやメイクの講師をされています。
週末は、ヨガインストラクターとして活動され、
視覚障がいの方々のヨガ、チャレンジド・ヨガの
プロジェクトリーダーでもいらっしゃいます。

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2016年10月07日

収集とは、虚無との戦い! ホーロー看板、前掛け、絵葉書などの保管状況とは?

写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさんは、
ホーロー看板や前掛けなどの他にも、
絵葉書も10万枚収集されています。

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逓信省で作られたという、
日本初の絵葉書も所有されています。
「日露戦争の後、第1次 絵葉書ブーム
 っていうのがあって、たくさん出されたんです」
収集家同士で集まって話したり、
商売にはできない、とオオタさん。
以前オープンされていた八ヶ岳のギャラリーは
今では140坪の倉庫となり、7つの倉庫をお持ちです。
「もう、モノを集めるっていうのは、
 虚無との戦いですからね。」

ホーロー看板といえば、ボンカレーの 松山容子さん、
ハイアースの 水原弘さん、アース渦巻の 由美かおるさん など、
看板とセットになっている役者も人気です。

オオタさんのホーロー看板コレクションの中でも
特に貴重なのは、ボンカレーの半年だけ販売された
ビニールパックの看板。
現在10万円程度まで値段が高くなっているそう。

今後も、収集家として、ホーロー研究家として
活動されていくオオタさん。
映画への時代考証もされるかもしれません!

今夜の選曲:KEEP THE FAITH / PATAX

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2016年10月06日

モダンな給水塔の写真展を親子で開催。

写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさんの
写真展、『OHTA J+M展 TOKYO WATER TOWER』
新宿queue galleryにて、10/29(土)まで開催されています。

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こちらは親子による展覧会で、
ユニークな形の給水塔の写真が展示されています。
「フォルムがすごいし、こんなにいろんな形があるとは。
 僕も、周れば周るほど、取り憑かれたようになって」
7〜8年前から周り始め、地域を東京に限定し、
モダンな形のみを探して撮影されたそう。

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昭和30年代の団地ブームによって
各地にできた給水塔ですが、今後減っていくのでは
とオオタさんはおっしゃいます。
「地震とかあるし、巨大な30mはね。
 最近は平たいのがあるし、
 昭和30年代のモニュメントだと思ってます。」
岡本太郎さんの”太陽の塔”にも
給水塔の雰囲気を感じるそう。

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最近では、日本酒やビールメーカーが
酒屋に配る前掛けにも興味を持ち、集められています。
「ワークギアになって、実用があって。
 うまいですね考えた人。歩く広告塔ですよ。」

今夜の選曲:BLACK OR WHITE / PATAX

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2016年10月05日

日本の名作映画に登場する、ホーロー看板たち。

写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさん。
映画監督:小津安二郎さんは
”ホーロー看板の始祖”だとおっしゃいます。

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例えば、映画『東京物語』。
登場する美容院のガラスに映る酒屋にさえ、
10種類以上の看板がズラリと並びます。
「トーキー時代(映像と音声が同期した映画)の
 岡田時彦が主演している映画から、
 ずっと看板を撮ってるんですね。もう一本は、『浮草』。
 イントロからいっぱい看板が映ってるんです。」
さらに、若くして亡くなった映画監督、川島雄三さんの
映画『青べか物語』もお気に入りの1作。

「最近の日本映画の残念なことがあって、
 『うなぎ』っていう名作も、
 床屋さんにボンカレーは貼ってあって、、、
 最後のラストにがっくりしちゃいましたね」
“ホーロー研究家”として合格を出したのは、
映画『愛を乞うひと』だそう。

今夜の選曲:THE WAY YOU MAKE ME FEEL / PATAX

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2016年10月04日

ホーロー看板の歴史。実は教えたくない、看板探しにイイ地域とは?

写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさんを
お迎えしています。

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木製看板だった江戸時代から、
ホーロー看板へと変化していった明治時代。
「ホーロー看板っていうのは、大量生産ができて、
 耐久性があって、色鮮やかで広告効果が抜群、
 っていうことで明治の中頃広まったんですね。」
イギリスでは200年以上前からあり、
“enamel advertising sign board”と呼ばれていました。
その後アメリカへ渡り、日本にも入ってきたのだとか。
昭和30年にはピークを迎えます。

ホーロー看板を集めるため、
日本全国を旅をされてきたオオタさん。
最初は自宅付近を歩いて探し、その次は自転車、
最終的には車で探すようになったそう。
「基本的にメーカーが作って配るものですから、
 地方の醤油、地酒メーカーなんかは、
 その県内だけ特有の看板かけている場合がありますね。」
オオタさんが思う狙い目の地域は、中国地方だとか!

今夜の選曲:BILLIE JEAN / PATAX

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