2021年05月18日

進化を続ける、映像の技術革新について伺います。

カメラマンの矢口信男さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

ーー矢口さんは世界40カ国で
特別許可によるドローン撮影を
行っています。
ドローンの登場によって映像の世界は
どれほど変わったのでしょうか?

矢口さん「ドローンは空中に三脚が
くっついている様なものなんです。
ヘリコプターだと、どうしてもローターが
風を起こしてしまって低空には
入っていけない。ドローンだと、
低空に入っていっても、動物を含め
かなり接近した状態で撮影ができます。」
小黒「今までで矢口さんの中で会心の
ドローン撮影の経験について
教えていただけますか?」
矢口さん「自分で撮影しているので
いうのもあれなんですが、
世界で初めてドローンで撮影した
マチュピチュの空中都市。
あれは、人が全くいない状況で
撮らせてもらっているので
誰もみたことのない映像が撮れた、
というのが一番ですよね。」

小黒「今、映像の世界では4K、8Kと
どんどん進んでいますが、プロの矢口
さんから見て、この先もあるんですか?」
矢口さん「いくと思います。
というのも、私は4K、8Kの専門の
カメラマンですので次に起きることは
なんとなく予見できますね。
4K、8Kは全く違います。
解像力なので、近くで見ると物凄い
高密度の映像になっているので、
目の前で見ている様な感覚です。
8Kで撮影したのはここ2、3年です。
去年、知床を8Kで撮ったり
しているんですが、オンエアを見るより
撮った素材のままで見るととてつもなく
きれいですね。」

ーー収録時は清澄白河にある事務所兼・
スタジオからリモートで
出演していただきました。
下町STUDIO TVという
ホームページ、Youtubeチャンネル
下町チャンネルTV」も開設されています。

矢口さん「スタジオは研究室みたいな
映像オタクの部屋ですね。
名前はついていないんですが、
”下町の玩具箱”と勝手に言っています。
動画ホームページは結構前からの夢で、
海外でいろいろなものを見てきて、
インターネットを使って世界発信をしたい、
と思っていました。
結構前から4Kで動画を配信しています。
スタジオが固定なので仲間が来て音楽を
やったり、対談したり、他愛もないことを
やったり4KのVTRを流していたりしますが、
もう完全の趣味なので、何の利益にもなりません…笑」

今夜の選曲… CARBON WULF / BIBIO

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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