2021年04月05日

世界各地の台所から幸せな料理を紹介する探検家。

世界の台所探検家・岡根谷実里さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

小黒「世界の台所探検家という肩書、
研究家ではなくなぜ探検家?」
岡根谷「よく研究家と間違われることも
あるんですけど、この肩書は自分を見守ってくれている、
応援してくれている方々がつけてくれたものなんですけど、
世界の台所を訪ねて何かひとつの真実を見つけに行くとか、
心理を追求するのではなく、
新しい世界の人々との出会いを楽しんでいる。
そんな探検家っぽいところを大事にしたいし、
伝えていきたいと言うことで、この探検という
言葉をつけてもらってすごく気に入ってます」
小黒「自分の研究じゃなくて、
コミュニケーションが大事だってことね」
岡根谷「そうですね。コミュニケーションから
見えてきた素敵な人たちや、
素敵な暮らしを伝えていきたい、こんな面白いモノ、
こんな素敵なモノ見つけちゃったよって
いうのを共有していきたいなって思っています」

ーー岡根谷さんの初の著書
「世界の台所探検 料理から暮らしと社会が見える」が  
青幻社から発売されています。
世界各地の料理と、台所を巡って
体験したことが紹介されています。

小黒「この本なかで紹介されているのは、
16の国と地域。
インドネシア、タイ、インド、中国、
オーストリア、コソボ、ブルガリア、
キューバ、コロンビア、スーダン 、ボツワナ、
イスラエル、パレスチナ、ヨルダン…素晴らしい!
今まで世界の料理のアプローチというのは、
有名シェフだったり、郷土料理なんだけど、
なぜ台所に目をつけたんですか?」

岡根谷「台所って人間らしさが詰まっていて、人の力強さ、人の暮らしぶりがすごく詰まっているところだとおもうんですよね。世界各地、多様な食があるんですけど、そこには人々の暮らしだったら、考えていること、価値観だったり、その土地の歴史だったり、全てのものが詰まっていて、台所をみると世界の人々の暮らしが身近に見えてくる。そして世界中どこに行っても人は食べているので、食という世界共通のものを通して世界を探検したいなって思っています」

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プロフィール
岡根谷実里
1989年長野県生まれ、東京大学大学院 工学系研究科修士修了後
クックパッドに入社、サービス開発のディレクターとして勤務しながら、
世界各地の台所を巡り、食卓を通じて生活や文化を紹介。
今年3月クックパッド退職。独立。世界の台所探検家として活動中。
note https://note.com/misatookaneya
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staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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