2021年03月15日

箱根町強羅で、四代にわたり写真館を営み、箱根の風景を伝えるお話、伺います。

写真家の嶋陽一さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

ーー写真家として活動する一方、
現在は地元箱根町強羅で写真館を
営まれています。
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↑嶋さんが撮影された強羅の全景。

嶋さん「私の祖父が1919年に
創立しまして、私が3代目です。
祖父は風景写真がとても好きで
特に、富士山の写真が好きで、
山中湖あたりまで撮りに行って
いたようです。」
小黒「でも、当時の写真だから
カラーじゃないんでしょ?」
嶋さん「モノクロだし、
当時は乾板写真といって、
ネガがガラス版のキャビネサイズ
だったので、一枚がとても重かった。
それを担いで箱根中回ったり、
富士五湖の方まで行ってたみたいです。」
小黒「それこそ箱根山の剛力みたいなもんで…」
嶋さん「峠を越える時とかは
そういう人に頼んで運んで貰った
みたいで。荷物が多いんです。
カメラも、フィルムも三脚も
重かったですしね。
今、祖父が撮った乾板写真は、
数年前に始めた喫茶店のレジで
後ろから光を当ててガラス乾板を
そのままみられるようにしています。」

ーー現在はコロナ禍で客足は減っている
そうですが、強羅には嶋写真館と同じく
100年続いた温泉旅館などもあります。

嶋さん「僕なんか寂しいのは、
古いところは、新しくなっている。
建物が新しくなっていくと趣が
なくなっていく。
やっぱりそういう昔の、
僕なんかが知っている旅館さんの
方が写真を撮るにしてもいいですよね。」
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島写真館
HP:http://studiocafe-shima.jp
所在地: 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300−280
TEL/FAX:0460-82-2749
定休日:木曜日
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今夜の選曲… FASCINATION / NAT KING COLE

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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