2020年08月04日

映画「もったいないキッチン」の監督…“食材救出人”ダーヴィド・クロスとは?

ユナイテッド・ピープル株式会社代表取締役、関根健次さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

――世界の社会課題と向き合って、
関根さんの会社「ユナイテッド・ピープル株式会社」が
初めて映画配給に踏み切った
映画「もったいないキッチン」が8月8日に公開になります。

関根「ダーヴィッド監督は、もともと大学時代に
料理人とジャーナリズムの勉強をしていました。
世界の食品ロスの問題を伝える、監督として、
料理のノウハウを持ったジャーナリストに
なろうとして、その結果、映画監督にもなりました。」

この、映画「もったいないキッチン」は、
日本が大切にしてきた“もったいない”に
魅せられてオーストリアからやってきた
「食材救済人」こと、映画監督のダーヴィッド・クロスが、
パートナーのニキと共に、福島から鹿児島まで
1600キロの旅をする中で、捨てられてしまう食材を
美味しい料理に変えていくというロードムービー。

今、世界で生産される食糧の3分の1が
捨てられていると言われる中、
世界で10人に1人は十分に食べ物が
食べられないという大きな問題が背景にあります。

――映画の中で登場するプロフェッショナルは
どんな方々なのですか?

関根「東日本震災後に福島で出荷制限があって、
畑のネギが収穫できず、そのまま葱坊主が出てしまった。
それを福島のHagiフランス料理店のオーナーの萩さんが
おいしい料理に変えていく。
食材も見方を変えれば美味しい料理になれるんだ、と
プロの料理人も登場します。

また、京都には、野山が食材庫という、
野草の専門家、若杉ばあちゃんという方がいます。
の道を歩きながら、普段私たちが目もくれないような食材を
美味しい料理に変えていきます。
とにかく、こうした人たちを通して、
美味しそうでお腹が空いてたのしげで、
本当にワクワクする映画です。」

今夜の選曲… 映画「もったいないキッチン」サウンドトラックより

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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