2018年04月23日

メイドインジャパンの 工場直結ブランド“Factelier” その運営方式とは?

今週はライフスタイルアクセント株式会社
代表取締役 山田敏夫さんをお迎えしています。

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運営されている通販サイト「ファクトリエ」が扱う、
ファクトリーブランドについてご説明いただけますか?
山田さん「“ファクトリエ”はシンプルに言いますと、
野菜の産直みたいに工場直結で服を売っています。
特徴は2つありまして、1つは全部インターネットで
工場から直結の服が買えます。中間流通がないので、
お客さんが手頃な値段で買えるんです。もう1つは工場側が
値段を決めているということです。希望小売価格があって、
そこから原価率で価格を決めるのでなく、工場さんが
使える技術や素材を一番良いものを使ってもらって、
それを僕らが受け入れて販売するという流れです。
高付加価値をつける、ただそれがあんまり高くならないように
ネットを活用するってことを服でやっております。」

今までにこのような仕組みを実践していた人はいなかった?
山田さんが初?
山田さん「そうですね。多分いくつか理由があると思うんですが、
日本というのは村社会なので、中間流通… みんなで幸せになりましょう
というのがあって、商社がいたり、アパレルがいたり、卸売がいたり…
あらゆる人たちが儲かるように形にしましょうというのが
多いんですね。それから、工場情報をオープンにするというのは
日本のファッション業界ではタブーだったと思っていまして、
例えば、競合にその工場が取られるとか、もしくは有名な雑誌に
出ている服でもこんなところで作っているのか… みたいな
理想と現実のギャップなどいろんなことで
作り手を紹介するのはタブーだったので、あんまりそういうことを
することがなかったんです。ただ、私はそういった作り手を
紹介するってことをしたかったので、工場の名前や住所、
誰が作っているかも全てサイト上でオープンしているんですね。」

今夜の選曲:DAY TRIPPER / OTIS REDDING

staff| 19:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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