2007年11月16日

未来の地球

今、気候変動問題が世界的に注目されています。今年から来年にかけて国際的な大きな会議が何度も開かれ、来年行われる洞爺湖サミットはその中の一つのピークとなる大切なサミットになるとおっしゃっていました。京都議定書以降、世界各国首脳が気候変動問題に関しての今後の対策を議論する大切なサミットです。


中国に3年間勤務し、実際の中国を見て「環境が悪い」というだけではなく、国自身は何とかしたいとは思っていることを肌で感じたそうです。これから中国がどう進むかで、これからの地球自身の運命が決まる気がすると染野さんはおっしゃっていました。
地球は有限な限られた社会、その中でどうやって譲り合って暮らしていくか、今、私達一人一人が考える課題です。

今夜の選曲: IT KEEPS RAININ’ / ROBERT PLANT WITH LIL’ BAND O’ GOLD

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2007年11月15日

環境問題のデパート

人口は日本の10倍、面積は日本の60倍もある中国。南は水害に見舞われ、北に行けば砂漠化が進んでいたり、至る所で様々な公害や自然破壊などが起きています。染野さん曰く「環境問題のデパート」、中国には環境問題の全てが揃っています。自然破壊のスケールが日本とは全く違うので、私たちの想像を遥かに超えた環境問題を抱えています。

元々は環境に優しい暮らしを送っていた中国、しかし最近の経済の発展の仕方は、日本の1970年代と同じで、コントロールしきれない状態になっています。皆何とかしたいとは思っていても、自分たちでは手に負えないが実情なんだそうです。

今夜の選曲: MY BLUE HEAVEN / NORAH JONES

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2007年11月14日

深刻な中国の環境問題

中国の日本大使館に3年間勤務していた染野憲治さん。大使館の中の仕事は環境がメインで、一つは中国国内の実状のレポート。もう一つは日中間での様々な交渉。

日本に来ている中国の野菜はかなり厳しい検査をパスして来ているので、リスクは凄く低くなっていると思うとおっしゃっていました。昨年から色々な審査の基準が厳しくなったそうで、中国側も検査機械にかなりの投資をしたり、日本に送るものとそうでないものは別な場所で作らないと送れないなどの対策をとっています。


今夜の選曲: I’M WALKIN’ / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS

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2007年11月13日

キリマンジャロの危機

全国のローソンで発売されているロハスクラブのカフェオレ、パッケージのデザインは坂本龍一さんに描いてもらったキリマンジャロの絵。アフリカでもっとも高い山であり、赤道付近にありながら氷雪の見られる世界でも数少ない場所です。しかし、今、このキリマンジャロの雪が全てなくなろうとしています。中国、チベットでも雪は年々なくなっていて、万年雪は本当に奥まで行かないと見れないそうです。
日本の都会の暮らしの中より、極地のほうが温暖化の影響が色濃く現れています。


今夜の選曲: BE MY GUEST / BEN HARPER WITH THE SKATALITES

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2007年11月12日

チーム・マイナス6%

今週は先日開催されたTOKYO デザイナーズ・ウィーク2007での公開録音の模様をお届けします。ゲストにお迎えしたのは環境省・地球環境局・温暖化対策課・国民生活対策室長染野憲治さん染野さんの所属するこの長い肩書きの部署の実務は「チーム・マイナス6%」、地球温暖化の防止を呼びかける活動を全般に行っています。TOKYO デザイナーズ・ウィークにもチーム・マイナス6%としてコンテナブースを展示し、普段の暮らしの中から環境に優しい生活をコンセプトに様々な提案をされています。


今夜の選曲: WHEN I SEE YOU / OLU DARA AND THE NATCHEZIPPI BAND feat. DONAID HARRISON

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2007年11月09日

11月12日から11月16日のゲストは、、、

環境省地球環境局染野憲治さんです。
先日開催された、TOKYO デザイナーズ・ウイークでの公開録音の模様をたっぷりとお送ります。
お楽しみに。


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2007年11月09日

宮本敬文ギャラリー展

南青山にシューズブランド「CROCS」のブティックがこの夏にオープンしました。その1階はライブラリーのようにシューズを壁一面にディスプレイされた靴のギャラリーになっていて、このギャラリーで何か出来ないか?と持ち掛けられた宮本敬文さん。今年いっぱいは宮本さんの写真集「GIFT to Children of Angkor」からの写真が飾られています。

DO A FEATURE ON BRUCE SPRINGSTEEN
今夜の選曲: HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN

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2007年11月08日

GIFT to Children of Angkor

先月、マガジンハウスから発売された宮本敬文さんの写真集「GIFT to Children of Angkor」。この写真集にはカンボジアのアンコール小児病院にいる子供たちの写真が載っています。アンコール小児病院は、写真家・井津健郎さんが発起人となりカンボジアのシェムリアップ州に設立された小児専門病院で、「治療は無料」という原則を貫き、今年で設立10周年になります。10周年を記念して撮影された「GIFT to Children of Angkor」の収益金の一部はアンコール小児病院に寄付されます。

DO A FEATURE ON BRUCE SPRINGSTEEN
今夜の選曲: LONESOME DAY / BRUCE SPRINGSTEEN

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2007年11月07日

マイケル・ジョーダン

ずっと撮り続けてきた写真、SMAP、中田英俊、、、誰を撮影しても緊張することは無いという宮本敬文さんが唯一緊張した被写体は「マイケル・ジョーダン」。撮影はスタジオではなく、練習していた体育館で行われ、撮影時間はものの3分で終わったそうなんですが、撮影中レンズ越しに目が合うたびに手が震え、足が震えたとおっしゃっていました。出来た写真を見ると、その緊張の震えが何だかいい感じのぶれ具合だったと宮本さんは笑って語ってくれました。

DO A FEATURE ON BRUCE SPRINGSTEEN
今夜の選曲: SECRET GARDEN / BRUCE SPRINGSTEEN

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2007年11月06日

アメリカと写真

写真は「人の記憶」との関係性が非常に強いそうです。誰でも簡単に動画撮影が出来る時代ですが、アメリカ人は写真という静止画を今でも大切にしています。アメリカは移民の国、ヨーロッパからアメリカに移民する時に、皆、自分の自国での写真を持って大西洋を渡りアメリカ大陸へと向かいました。みんなその写真を自分のアイデンティティとして新しい土地での生活をおくっていました。家に写真を飾る、ポケットや財布、カバンの中に大切な写真を入れる、当時のその文化の影響が今でも残っています。

DO A FEATURE ON BRUCE SPRINGSTEEN
今夜の選曲: THUNDER ROAD /BRUCE SPRINGSTEEN

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