2009年04月23日

福岡伸一さん、飛び入りゲスト!

元ちとせさんをお迎えして4日目。なんと、元さんのデビュー当時からの大ファンという分子生物学者:福岡伸一さんもスタジオに来てくださいました。

chitose_fukuoka.JPG 実は、福岡先生が「中央公論」3月号の時評欄で、今年が世界天文年であることについて書かれていらっしゃるんですが、その中で元さんの歌「カッシーニ」の歌詞を引用していらっしゃいます。 土星の輪のことを、カッシーニリングといいます。

元さんは、この曲を歌うことになって、どうして土星にだけ輪があるのかなと考えたそうです。そして、触れずにそばにいられるシンプルな幸せ、家族みたいでいいな…と、この曲で教えてもらったとか。


今夜の選曲: カッシーニ / 元ちとせ

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2009年04月22日

元ちとせ流、子育て論

4歳の女の子のお母さんでもある、元ちとせさん。なるべくその場所で採れたもの、そして元さんが料理したものをなるべく食べさせているそう。そして、食器は重曹やお酢などで洗っているそうです。これは、元さんのお母様やおばあさまがそうしていたから、自然とそうなったとか。

元さんが最近、はまっているものは<お蕎麦>。日本蕎麦は奄美にはなかったそうで、伊豆のお蕎麦屋さんで開眼したとか!そして、お蕎麦のお供は<日本酒>。これも奄美にはなかったそう! chitose_wed.JPG


今夜の選曲: 君ヲ想フ / 元ちとせ

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2009年04月21日

本当の海の色

元ちとせさんは、奄美大島出身で、現在は沖縄在住。自然が豊かな場所ですが、やはり自然環境の変化を感じているそうです。
浜の美しさを表現する「長浜」という言葉があるそうなんですが、この長浜が減っているそうです。
そして、エメラルドグリーンの海を見て「あ〜!キレイ」と思う方が多いと思いますが、実はサンゴが死んで白くなっているから海がエメラルドグリーンに見えるんだそうです。エメラルドグリーンの海=死んでいる海。。。では、本当の海の色は「濃紺」。海中を見ると魚もサンゴも生きている元気な海なんですって。

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今夜の選曲: サンゴ十五夜 / 元ちとせ

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2009年04月20日

島唄の原点、奄美大島

元ちとせさんは鹿児島県奄美大島のご出身。自然に囲まれた30世帯ほどの小さな集落、何も無いので自分たちでやるしかないと、いい意味であきらめのつく場所だったとか。
小学校6年生くらいから島唄を歌い始めた元さん、毎日歌って暮らしていたと言ってもいいほどなんですって。

そんな島唄の”島(しま)”とは、Islandの島ではなく、集落を表す”島”のこと。(そういえば自分のテリトリーを表現するのに”島”って使ったりしますよね)奄美では、島ごとにイントネーションや裏声の使い方が違うそうで、歌を聴けばどこの島出身かが分かるそうです。 chitose-mon.JPG


今夜の選曲: ワダツミの木 / 元ちとせ

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2009年04月17日

4月20日から24日のゲストは

元ちとせさんです。
お住まいの沖縄からお越しいただきました!
奄美大島、子育て、おそば、そして天文学の話など、たっぷりと伺います。


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元ちとせさんの情報はコチラ↓
所属事務所:オフィス・オーガスタ
レコード会社:EPIC RECORDS

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2009年04月17日

ミミズは偉い!

大地を守る会会長の藤田和芳さん曰く「日本の農家の技術は素晴らしい!例えば、狭い単位で最も収穫量をあげる技術や、低いところから高いところへ水を上げる技術…。世界に行って技術を伝えることが出来たら」

藤田さんは先日、キューバの農業を見てきたそうです。キューバは世界中のミミズの研究をしていて、牛糞をいかに堆肥に変えるかを研究しているとか。なかでも生産性が高いのは、南アフリカ産の赤ミミズとカリフォルニア産の赤ミミズの2種類。小さなミミズですが、彼らが牛糞を食べては糞にして、いつしか土へ…。藤田さんと小黒編集長のミミズ話に花が咲いたのでした。


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2009年04月16日

海外の支援活動

大地を守る会は、農産物の宅配や卸などの事業活動の他に、海外支援活動もされています。例えば…アジアの小さなNGOに対しての支援として、タイとミャンマーの間の少数民族に寄宿舎の支援をしたり…パキスタンに古着を送り現金化、地元の小学校の支援金に当てているそうです。ちなみに、パキスタンのカラチは世界でも有数の古着のマーケットで、高く売れるのが、なんとブラジャー(!)なんだそう。

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今夜の選曲: IT AIN'T ME,BABE / BOB DYLAN

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2009年04月15日

大地を守る会がカフェをオープン!

大地を守る会のカフェ「ツチオーネ 自由が丘店」が4月1日にオープンしました。カフェ形態としては初出店。以前から要望の多かった、お母さん向けの施設を備えたカフェになっているそうです。例えば…ベビーカー置き場や畳のスペース、授乳室など。お子さんがいても、気兼ねなく楽しく食事が出来そうです♪もちろん食事は大地を守る会の野菜をたっぷり食べられるメニューです。

■■ツチオーネ 自由が丘店■■
【住所】  東京都世田谷区奥沢6-26-10
【TEL】  03-5706-0707
【OPEN】 10:00〜22:00、日祝10:00〜18:00
【CLOSE】 火曜日
※東急大井町線「九品仏」駅より徒歩1分、東急東横線「自由が丘」駅より徒歩12分

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今夜の選曲: POSITIVELY 4TH STREET / BOB DYLAN

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2009年04月14日

スタートは団地の手売り!?

大地を守る会は、設立されてから今年で34年目。
daichi-tue.JPG 会長の藤田和芳さんは岩手県の農村の生まれ。有吉佐和子さん著の「複合汚染」(1974年)を読み農薬に興味をもっていたそう。そんな中(33年前)、雑誌の記事で高倉熙景(たかくらひろかげ)さんのことを知り、藤田さんが水戸まで訪ねていったのが、大地を守る会設立のきっかけとなったそうです。
高倉医師とは?日本では農薬が多く使われるようになった戦後すぐから、化学物質が専門だった陸軍医の高倉熙景さんがその危険性を訴え、健康被害が出ていた周囲の農業者と、農薬を使わない農業を進めていました。 しかし当時、無農薬を進める高倉医師に対し水戸の農家の人は、無農薬で安全でも虫がくっていれば欠陥品と見なされ売れないと嘆いていたそう。それだったら藤田さんの知り合い(生協など)に売れるかもしれないと掛け合いましたが、これもダメ。ならば自分たちで売るしかないと、江東区の大島団地でゴザをひいて手売りを始めました。安心安全なみずみずしい野菜たちに、団地のお母さんたちは「昔、食べたことがある味!なつかしい」と、大好評を得たそうです。 今夜の選曲:SUBTERRANEAN HOMESICK BLUES / BOB DYLAN
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2009年04月13日

100万人のキャンドルナイト、そのはじまり

大地を守る会会長の藤田和芳さんは、100万人のキャンドルナイトの呼びかけ人の一人でもいらっしゃいます。 キャンドルナイト…アメリカでの始まりはエネルギー政策を打ち出したBUSH政権への抗議。藤田さんと辻信一さんが、この電気を消すという行動を日本でも市民運動でやったらいいのでは…と発案。まずは大地を守る会の会員を対象に実験してみたそうです。
daichi-mon.JPG 後日、どんなことをしたのか&どんな気持ちになったのかを作文で募集したところ<ロウソクの灯火の元で食事をした><ロウソクでお風呂に入った>などが集まり、実験は成功。翌年から本格的準備に入ったそうです。
今夜の選曲: BLOWIN' IN THE WIND / BOB DYLAN
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