2010年07月23日

7月26日から7月30日のゲストは

株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さんです。

奥が深いハカリの世界、環境への取り組みなど、たっぷりお伺いします。

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株式会社イシダは1893年(明治26年)創業、117年の歴史あるハカリのメーカー。
モノを計る技術を極める一方で、包む/検査する/表示するなどの技術を追求し、また環境を配慮した製品づくりを積極的に進めていらっしゃいます。
6月に開催<ロハスデザイン大賞2010のモノ部門>では、イシダが開発した「ノントレー包装機NTP-UNI(ユニ)」が、大賞を受賞。

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2010年07月23日

大学時代から環境NPO

公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さん。前職は、実はNHKの報道ディレクター、環境問題の番組に携わったりされていました。でも、その前から環境問題に関心があったそうで、ごみゼロナビゲーションで知られるASEED JAPAN、1991年の設立メンバーでもいらっしゃいます。当時は大学生でした。

20年近く環境問題を見ている海南さん。日本の人々の環境意識は、ものすごく変わったとおっしゃっています。「日本人がごみの分別なんで、やるわけがない!」と議論したことがある大学生時代。ところが、今はどこの駅でも誰でも普通に分別しています。海南さんは「これは革命だと思っている!」とのこと。出来ない・変わらないと思っていることが、一番良くない…ともおっしゃっていました。

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今夜の選曲:  MELT AWAY / BRIAN WILSON

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2010年07月22日

災害前と後、何が無くなったのか?

公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えしています。

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「ビューティフルアイランズ」で紹介されている3つ目の島、シシマレフはツバルより先に消えてしまうかもしれない危機的状況です。シシマレフはアラスカの西の端、星野道夫さんが愛した島。海南さんは7回も船を乗り継いで行ったそう!人口600人、ホテルもレストランも何もない島。海南さんたちは、小学校をお借りして、寝袋も食用も持って行ったんですって。

映画で表現したかったのは、普段。起きたあとの悲惨な状況しか見ない…そうではなく、その前にどんな人が住んでいて、どんな風景が広がっていたのか?

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今夜の選曲: ONE FOR THE BOYS / BRIAN WILSON

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2010年07月21日

美しき水没都市、ベネチア

映画監督、海南友子さんの最新映画は、公開中の「ビューティフル アイランズ」

温暖化の影響を受けている3つの島を描いていますが、イタリアの水の都:ベネチアの、高潮による街の浸水の映像は、驚きでもあり、美しくもあり…。
多いと年間80回くらい高潮がくるそうですが、それがいつくるかは分かりません。現地で待つのも大変です。日本でベネチアが水没というニュースを見た海南さん、その夜の飛行機でベネチアに向かったそうです!スタッフももちろん間に合わず、現地の方にお願いしたとか。

1822年開業のホテル:ダニエリもロビーが浸水。このホテルはベネチア国際映画祭のときにスターが泊まる高級ホテル。高潮はホテル側も慣れているそうで、来そうだってことが分かると、ロビーの高級な椅子などを上にあげたり、通路用の長椅子を用意したりするんですって。

みなさん、太ももまであるような長靴をもっていて、海南さんご自身も購入したとか。こういった長靴をもってないと日常がおくれない…これはよく考えると怖いこと。
水没時期は11、12月。水没を体験しにいくのもあり!?

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今夜の選曲: ORANGE CRATE ART / BRIAN WILSON & VAN DYKE PARKS

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2010年07月20日

映画をとったきっかけ

2002年、南米のパタゴニアで氷河が崩れる現場に遭遇。気候変動の恐ろしさを体感し、環境に関するドキュメンタリーを撮ろうと思ったのは7〜8年前という、映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さん。

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映画のひとつの舞台であるツバルへは、最初はリサーチで行ったんだそうです。世界で最初に沈む島と言われているツバル。電話もインターネットもつながらない、でも人間の絆がものすごく素敵で、撮影したいなって思ったとか。でもツバルだけだと、自分とは無関係と思う人もいると思うから、大陸や人種をわけて他の島もとりあげ、そうすることでどこかに自分との共通点を見つけてもらって環境問題を身近に感じてもらえれば…。

kana_tue.JPG 映画の世界観が凝縮された写真集も発売されています。映画にはナレーションがありませんので、海南監督の映画に対する思いなどが描かれています。

今夜の選曲: LOVE AND MERCY / BRIAN WILSON

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2010年07月19日

地球温暖化を映像で体験してほしい!

今週は、公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えします。
南の島:ツバル、イタリアの:ベネチア、アラスカ最西端:シシマレフの、どこも素敵だけど気候変動の影響を受け危機にさらされている3つの島のドキュメンタリー。世界を3周分、3年かけて撮影したそうです。1時間46分、ナレーションもBGMもありません。その場所に行ったような気持ちになってもらえたら…あえてナレーションや説明は入れなかったそうです。

すでに環境問題に関する情報はたくさんあり、みなさんアタマでは分かっています。でも、それだけじゃなくて、実際に体感してほしい、心で受け止めてほしい…そういう体験を映像で出来ないか、と思ったのが始まりなんですって。 kana_mon.JPG

被害のパートは全体の2割だけ、あえて情報を入れない…これから失われていく日常をゆっくり描いた映画。ワンカットでも心が動いたシーンがあれば、さらにインターネットなどで深く調べてもらえたらとおっしゃっていました。


今夜の曲: 黄金の緑 / UA  〜「ビューティフル アイランズ」イメージソング

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2010年07月16日

7月19日から23日のゲストは

公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えします。
映画撮影秘話、温暖化の現実など、たっぷりとお伺いします。


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2010年07月16日

残間さんが考える環境問題アプローチ

毎朝4時半に起きるという、キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さん。6時間以上眠ると体調を崩しちゃうんですって。


残間さんが考える環境アプローチ…しかつめらしくやると、かえって人を遠ざけてしまうことがあります。そうではなく、そうじゃないイメージの人がやると逆にインパクト大。意外性はムーブメントになるとおっしゃっています。文化的アプローチから環境問題に取り組んでいきたいそうです。


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今夜の選曲:  VAUDEVILLE MAN  / MARIA MULDAUR

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2010年07月15日

ニューヨークの復興と環境視点

創立30周年というキャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さん。

先日、ニューヨークを訪れたそうです。そこにはリーマンショック以来、少し立ち直ったアメリカがあり、一般市民レベルの人たちが立ち上がっていたそう。
zanma_thu1.JPG 廃船を利用してボードウォークを作り憩いの場になっていたり、ハドソン川沿いには自転車専用道路も。人々の生活に密着した、小さな変化が起きていたんですって。
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2010年07月14日

団塊世代に活!

キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんの著書、2005年出版の「それでいいのか 蕎麦打ち男」。蕎麦打ちを否定するのではなく、団塊世代にエールを送った本です!せっかく蕎麦打ちをするなら、家でうって自分だけで食べるのではなく、会合など外で振る舞ってみては?という思いが込められているのだとか。

実は本のタイトル。最初は「くたばれ 蕎麦打ち男」だったんですって!でも、編集者に変更を意義無くされ「それでいいのか」に。団塊世代は<拒否>と<否定>に弱いんだそうです。。。

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今夜の選曲: DON'T YOU FEEL ME LEG / MARIA MULDAUR

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