2010年12月24日

サッカーが子供の心を育てる

今週のゲストは、サッカー解説者の北澤豪さん

北澤さんの初めての著書「サッカーがこどものこころを育てる」。FOOTというサッカースクールを初めて4年、その経験から生まれた本だそうです。 kitazawa_book.jpg


<まず、どうすれば?>の答えは<夢中にさせること>。これはすべてのことに言えるとのことで、夢中になれる場所が何よりも子供が自ら育つ場所じゃないかな、と北澤さん。 そして<やってはいけないこと>は<親やコーチの先回り>。答えを出してしまうのではなく、目的達成のための放送手段をどれだけ作り出せるか、成功するまでの振り幅をもたせてあげないととおっしゃっています。

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今夜の選曲: WINTER WONDERLAND / DARLENE LOVE
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2010年12月22日

サッカーを通して社会貢献

サッカー解説者の北澤豪さんは、サッカーを通して社会貢献活動にも熱心でいらっしゃいます。しかも現役時代から!

サッカーの試合で海外に行っても試合をして帰ることがほとんど。その中で街並を見たりして現状を知り、ゆくゆくはもっと知りたいと思ったんだそうです。そしてサッカーはタイトルをとることや勝ち負けだけじゃイケナイということにも気付き、また、自分のやっていることが社会と繋がっていないと意味が無いとも思ったそう。

JICAのオフィシャルサポーターとして、アジアやアフリカ地域の恵まれない子供たちにサッカーを教えたり、大人(大使館や現地企業の方とチームを組んで日本VS○○!)とも交流試合をやったり…。サッカーをすると、ぐっと距離が縮まるんですって。

kitazawa_wed.JPG 学校に行っている子も行っていない子も、靴を履いている子、裸足の子…いろんな子供がいるそう。ボールのプレゼントをすることもあるそうで、数年経って行ったらボールが黒光り☆磨いているんですって。そんなとき、社会貢献活動をしていて良かったと思うそうです。


今夜の選曲: RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER / CRYSTALS
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2010年12月21日

サッカー熱、冷めやらぬアフリカ

サッカー解説者の北澤豪さん

「ヨハネスブルグは海産物が美味しく、マグロは日本より美味しいかも!ワインも美味。人々のホスピタリティもあると感じたので、こういった南アフリカがあるということを世界の人たちが知る機会だったのかも。」 kitazawa_thu.JPG


南アフリカへはワールドカップ以降も訪ねられ、10月にも子供たちのワールドカップ開催で行かれたそうです。「ダノンネーションズカップ」12歳以下の少年少女の世界大会。世界40カ国の代表が出場しました。決勝戦には4万人の観客!まだ南アフリカにはサッカーの熱が残っていると感じたそうです。 この大会中には、子供たちの国際交流や社会貢献も実施され、試合相手の敵であると同時に、一緒に参加している仲間たちという平和的な意識も感じてもらったそうです。

今夜の選曲: SILVER BELLS / FONTANE SISTERS
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2010年12月20日

W杯、アフリカに5回も!

今年はW杯イヤーで、家にいる時間はそんなにないほど忙しかったという、サッカー解説者の北澤豪さん
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W杯を挟んで、南アフリカには5回も行かれたそうです。南アフリカ開催ということに関して、始まる前から不安視をされていて、日本の報道がネガティブ過ぎ。だから、日本人が体験出来ることを残念ながら失ってしまったのかなと、思っているそうです。
現地では試合の解説はもちろん、せっかくアフリカ大陸で開催されているW杯なのに、テレビの普及率が低いアフリカでどれくらいの人が見れるのか…と、カメルーンとガーナでパブリックビューイングを開催したそうです。子供たちと一緒にサッカーを観戦したそうです!


今夜の選曲: LET IT SNOW,LET IT SNOW,LET IT SNOW / VAUGHN MONROE

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2010年12月17日

12月20日から24日のゲストは

サッカー解説者の北澤豪さんです。

W杯を振り返って、その後の南アフリカ、サッカーを通しての社会貢献活動、そして子供たちのサッカー教室のお話など、たっぷりとお伺いします。

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■■プロフィール■■
1993年よりJリーグの選手として活躍され、2003年現役を引退。
現在は、サッカー解説者として、また(財)日本サッカー協会特任理事兼、国際委員、JICAオフィシャルサポーターとして、サッカーのさらなる発展と普及にご尽力されていらっしゃいます。

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2010年12月17日

島田雅彦が選ぶ LOVE&PEACEな本

作家の島田雅彦さん。今年はオペラ「忠臣蔵 外伝」の台本と演出を担当し、映画「日本のいちばん長い夏」に俳優として出演されたりと、小説以外での活動でもお忙しい一年でした。来年の予定をお伺いしたところ、文芸誌の連載は続ける!とのこと。また、最新作「悪貨」の映画化やドラマ化の話しがあり、それが実現するよう、神社で柏手を打っているそう(笑)

今年も六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューでは、”LOVE & PEACE”をテーマにJ-WAVEの番組がセレクトした本が並ぶブックラウンジを展開しています。最後に、島田さんが「LOVE&PEACE」をテーマに選ぶ本をお伺いしました。
『山城むつみさんの「ドストエフスキー」。「罪と罰」に出て来るソーニャは娼婦で実に恐ろしい女。そしてラスコーリニコフ。二人の関係に19世紀ロシアの元祖LOVE&PEACEが見られるのでは?』

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今夜の選曲: ADVICE / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月16日

東アジア文学の現状

作家の島田雅彦さんが実行委員長をつとめた「日中韓 東アジア文学フォーラム」が先日、北九州で開催されました。隔年ごとの開催で、2008年はソウルで行ったそう。参加作家は、中国・韓国が10人づつ、日本からは20人。

シンポジウムのテーマは「貧富と欲望」「場所と想像力」「恋愛と文学」。とくに「恋愛と文学」で中国の作家の一人が「恋愛は家を持ってないと出来ない!」とおっしゃっていたそうです。

ちなみに…中国と韓国は純文学がパワーを持っていて、村上春樹さんの影響力は確かに強いそう。でも、現実には日本のコミックとゲームとアダルトビデオのパワーが強いんですって! shimada_tue.JPG


今夜の選曲: IF THIS ROOM COULD TALK / SLY AND THE FAMILY STONE
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2010年12月15日

電子書籍をどう思う?

今年、2010年は電子書籍元年とも言われましたね。作家の島田雅彦さん曰く、作家を飛ばしてビジネスプランばかり賑わっている感じで、権利問題の話しも進んでいないし…とのこと。これまでにも、電子配信のコンテンツはあったけれど、圧倒的にマンガで、いきなり文芸書が売れるとは思えないそうです。紙の本より安いから読まれることは多くなるとは思うけど…とも。

でも、電子書籍だからできることもあって、たとえば紙では採算がとれない個人全集は電子書籍で出来そうなんですって。また、メディアミックスは電子書籍のアプリでローコストで出来るのでは?とおっしゃっています。

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今夜の選曲: RUN,RUN,RUN / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月14日

最新作「悪貨」について

島田雅彦さんの最新の作品は、講談社から出た「悪貨」。書き下ろしは久しぶりで、講談社100周年のために書いたそうです。小黒さん曰く「読みやすい!この作品は島田雅彦じゃない!」と思ったとか。
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偽札作りのお話で、円高で四苦八苦している世の中にインフレを起こして、円の価値を紙クズ同然にするにはどうするか…というストーリー。
実は、零円札のお札の形をした栞がついています。これは島田さんの発案で、最近女性誌の付録で豪華なものが流行っていて、自分も気の利いた付録を付けたいなと思ったんですって。なぜ零円札なのか…それは「悪貨」を読めば分かります!

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今夜の選曲: DOG / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月13日

芥川賞選考委員に就任!

小黒編集長とは約10年ぶりの再会という、作家の島田雅彦さん
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10月に、芥川賞選考委員に就任されました。実は島田さん、芥川賞で最多となる6回の落選を経験し、芥川賞の受賞歴ナシ…。就任に関して、めでたいのかめでたくないのか(笑)と島田さん。この連絡が入った時は「また本が絶版?」と思ったそう。

「芥川賞、直木賞、本屋大賞…いろいろな賞があるけど、電子出版が増えたとき、本のタイトルが増え、どれを読んでいいか分からなくなるかもしれない。出版点数が増えて、その中で作品が埋没するかもしれない。文学賞の権威や意味が高まるかも…。」 shimada_mon.JPG


今夜の選曲: UNDERDOG / SLY AND THE FAMILY STONE

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