2011年03月24日

もっと上手にボランティア

「いろいろな職業、年齢性別問わず、さまざまな方がそれぞれの生活の中でボランティアをやっていらっしゃいます」と、臨床心理士の黒川由紀子さん。

黒川さんがおっしゃるには、ボランティアは肩に力が入りすぎて長続きしないよりは楽しく出来る範囲で!かたくなって、こうすべきだからする!ではなく、自分自身もボランティアの中で気付きがあったり、自分が成長したりなど、いいことがたくさんある…そんな方が長続きしているそうです。

『思いやりを力に変えるために』という本を出されている黒川さん。私達も勉強になる、ボランティアの基本が書かれています。 kuro_thu.JPG


今夜の選曲: ONE LOVE / BOB MARLEY AND THE WAILERS

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2011年03月23日

ボランティアをする上で大事にしたいこと

臨床心理士の黒川由紀子さんは、災害があった現場などで話を聞く人たち(ボランティア)の研修を行っています。話を聞く…実は難しいことで、話をよく聞く訓練をしているそう。
その際に教えていることの中で、ボランティアをする上で大事にしたいことが5点あるそうです。

1)その方たちの一歩踏み出そうとする力を後押しすること。
  回りが押し付けることをしてはいけない。
2)自分の価値観や判断をフリーにして受け入れる。
3)全注意力をかたむけて聞く。
  実は、話さないことの方が大切なことが多い。
4)聞いた話をやたらにしゃべらない。
5)自分の限界を知る。 
  どこまでも引き受けてしまうと、体調を崩してしまったり。
  誰かに相談する、別の人に依頼するなどネットワークづくりも大切。

火事場の馬鹿力だけで長くは続かないのではなく、自分の限界を知って可能な範囲で長く継続する…そういうボランティアの道を、みなさんに模索していただきたいと、黒川さんはおっしゃっていました。

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今夜の選曲: THEY ARE ALL IN LOVE / WHO

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2011年03月22日

必要なのは持続可能なボランティア

東北関東大震災で多くの方が被災されました。災害時において、まずは救命・救助・救援ですが、時間の経過とともに必要となってくるのが、心のケアです。今週は臨床心理士の黒川由紀子さんをお迎えして災害時の心のケアとボランティアなどについてお伺いします。

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「今すぐにでも、ボランティアに駆けつけたい」…そう思う方は多いと思います。新潟県中越地震の際、現地に入られた黒川さんは、現地のある方からこういう話を聞いたそうです。「ボランティアで来る人は、来るなら住まいも一緒に持ってきて!」。何も用意しないでくる人が多いそうで、結局は住まいや食事を提供しなくてはならなくなる…でも、被災地にはそんな余裕はありません。もちろん助けたいと思う気持ちは大切ですが、住居を確保出来て、長期にわたり持続可能なボランティアを望んでいるとのことです。

まずは、自分の出来ることから…義援金や節電もそのひとつです。

今夜の選曲: FRIENDS / BEACH BOYS

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2011年03月20日

3月22日(火)から25日(金)のゲストは

臨床心理士の黒川由紀子さんをお迎えします。

ボランティアをする上で大事にしたいこと、ボランティアの現状から…などお伺いします。

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 ※なお、3月21日(月)は番組が休止となります。

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2011年03月14日

番組休止のお知らせ

今週は番組を休止とさせていただきます。

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2011年03月11日

映画作りへの熱い思い

学生時代をロンドンで過ごした、映画監督の安藤モモ子さん。学校には戦争を経験したり、親に捨てられたりという、様々な経験をした世界の人が通っていたそうです。そういった人から学んだのは、愛を作品で表現すべきということ。
愛を知らないから、愛を知っている人の愛ある作品に憧れてるし、かなわないと言われた安藤さん。平和、幸せなことに対して自虐的になるのではなく、自分たちが感じている幸せや愛を、作品で表現するべきだと思うことを教えてもらったそうです。

そんな安藤さん。次の映画プロジェクトもすでに進行中なんですって。次作はオリジナルで、テーマは「平均年齢80歳以上」!?

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今夜の選曲: DON'T MAKE ME OVER / DIONNE WARWICK

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2011年03月10日

最近のおススメ映画

映画監督の安藤モモ子さんが最近見た映画の中で、特に印象に残っているのは、オーストラリアのドキュメンタリー映画「ありあまるごちそう」。毎日どれだけの食べ物が廃棄されているか…という映画です。

毎日の生活の中で意識を持つこと、そして考えることが大切…この作品で、いろいろなことを考えさせられたそうです。なぜ自分たちは生きているんだろうとも考えたとか。

ぜひ、子供たちに学校で、両親とともに見てほしい映画とのこと。

「ドキュメンタリー映画の監督はスゴいと思う!命がけでやっている。安易にドキュメンタリーを撮ってみたいなんて言えない!」 momo_thu.JPG


今夜の選曲: WALK ON BY / DIONNE WARWICK
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2011年03月09日

まずは絵で考える映画作り

映画監督の安藤モモ子さんは、お父さんが奥田瑛二さん、お母さんがエッセイストの安藤和津さん、そして妹さんが女優の安藤サクラさん。キャプテンは…やはりお母様なんですって!

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安藤さんは、今週土曜日、若手芸術家を応援するアート・ゲート・プログラムのイベントで、Hanakoの編集長・北脇さんとのトークショーに参加されます。テーマは「アートのある生活のすすめ~オークションでお気に入りの一枚を見つけませんか。

エゴン・シーレが好きという、安藤さん。もともとはお父様の奥田瑛二さんが好きな画家なんですって。小さい頃から世界の美術館に連れて行ってもらっていたそうで、絵が好きなのは、そういう環境もあったからなのでしょうか。特に細密画など、職人的な作品が好きなんだとか。

現在も絵を描いているという安藤さん。映画の脚本を書いていても、まずは絵から考えるそうです。


今夜の選曲: THE WINDOWS OF THE WORLD / DIONNE WARWICK

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2011年03月08日

絵と映画、父親の影響

最初は絵の世界に進もうと思っていたという、映画監督の安藤モモ子さん

絵を書くことが好きなお父様:奥田瑛二さん。小さい頃、仕事から帰ってきて朝方まで絵を描いているお父様の横で、一緒に居たいからと静かに一緒に絵を描いていたのが絵を描きはじめたキッカケ。そして、10歳になったとき、お父様に「お前の将来の夢を決めろ!」と言われ、正座して「絵を描きたい!」と宣言。(実は、奥田瑛二さん自身が10歳の頃に俳優になろうと決心したからなんだとか) 大学も美大に行き、お父様の映画「少女」に美術部として配属してもらったら、なんと映画に大ショック!「総合芸術じゃないか!」「こんなにも大人が命がけで走り回るすごさ!」…これをキッカケに映画の道に進んだそうです。

高校時代からロンドンに留学した安藤さん。小さい頃から親の名前がどこまでも付いてくることに対して、自分は何なんだろう?アイデンティティーの模索をしていて、だからこそ自分のことを誰も知らない場所に行ってみたかったんですって。 momo_tue.JPG


今夜の選曲: DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE / DIONNE WARWICK
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2011年03月07日

監督デビュー作「カケラ」について

安藤モモ子さんの映画監督デビュー作「カケラ」はアイデンティティーの無い女子大生がある日、アイデンティティーのある女性から告白され…というストーリー。
ロンドン/ストックホルム/パリの映画祭で上映され、コメディ映画並みにみなさん笑っていたそうです。モモ子さんは、人を泣かせるよりも笑わせる方が難しいから、みんな笑ってくれてウレシイと!海外の人にしてみれば、日本人女子の仕草や表情が面白いようです。

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今夜の選曲: ALFIE / DIONNE WARWICK

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