2011年09月02日

政治はどこに目を向けるべきか

自由民主党 衆議院議員 長島忠美さんをお迎えしての最終日。
被災者の生活再建を考えるにあたり、長島さんは、復興基金を具体化してほしいとおっしゃっています。地域全体が一体となってよみがえるために、その後押しをするために、やはりお金が必要なんだそうです。

長島さんが仮設住宅に3年2ヶ月住んで思ったのは、政治はどこに目を向けるべきか!最後の一人にしない政策が必要!最後の一人が一番辛い思いをするので、その人に目を向けない政治はいけない…と強くおっしゃっていました。

nagashimasensei_oguro.JPG

今夜の選曲: EL CHOLO / LES BAXTER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年09月01日

田舎と都心、災害時の大きな違い

「災害時、田舎は強いコミュニティがあるので、同じコミュニティを作るのは無理」と、自由民主党 衆議院議員 長島忠美さん。一方、都心は新しい人がたくさん。災害時は隣に人がいるほど心強いものは無いので、都会は隣に人がいてうらやましいそうです。だから、信じあうことができれば、いいコミュニティが出来るのでは?とおっしゃっています。

nagashimasensei_thu.JPG

日本は総理大臣がコロコロ変わり、長続きしません。総理大臣を選ぶ手段が国会しか無く、国民の手で選ぶことを議論してもいいのでは?と長島さん。総理大臣と国会議員の選挙の制度を少し変えてみることも大事なのでは、とおっしゃっています。
そんな長島さん、現在は国政の場にいらっしゃいますが…自分のような立場が役に立てる場があるのではと思うので、しばらくお返しをしたいとのこと。でも究極は、地元で農家をやりたいと思っているそうで、日本一美味しい野菜と米を作るのが夢なんだそうです。

今夜の選曲: CUBAN LOVE SONG / LES BAXTER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月31日

大切なのは災害を共有すること

「国難のとき、政治家は目標を示すことが一番求められている役割り」と、自由民主党 衆議院議員 長島忠美さん。復興を何年で、どんな形で取り戻すのか、目標を示さないと、被災者はスコップを持って被災地に立つ覚悟を持ってくれないような気がするとおっしゃっています。
では、私たちはどうお手伝いができるのか…新潟県中越地震の際は国民の世論が一番ありがたかったそうで、応援する・メッセージを発信し続けることをやめないでほしいそうです。
これは災害を共有することにも繋がり、災害には重い軽いがあることを経験から知り、お互いを必要としあう関係の中で災害を大きな意味で共有し、それが地域の再生へと繋がっていくのではないか、思いあって支えあってほしいなと思っているそうです。
nagashimasensei_wed.JPG 9月1日は「防災の日」。どういう心構えが必要なのでしょう?『災害は想定外のことが起きるから災害。すべてを無くしたときにどうするのかを考えてほしい。例えば、通信手段が”のろし”だけ。そういう場面が来たらどうするかから、家族と自分の命を守ることを考えてほしい。最近の防災はハイテクに頼りすぎています。人本来の力、視点に立ち返った方がいいのでは?』
今夜の選曲: THE CHAMPAGNE WALTZ / LES BAXTER
staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月30日

東日本大震災から半年、今重要なこと

東日本大震災から、まもなく半年。自由民主党 衆議院議員 長島忠美さんは被災地に9回訪れたそうですが、復旧と復興が進まないという実感と、自立への一歩が始まってない感じを受け取られたそうです。
どこに原因があるのか…長島さんの経験からの考えによると、被災地に向き合うのは市町村で、市町村に人と物と金が渡っていないような気がするのだそう。大きくしようとすると回らないので、何をやっていいのか、分からなくなっているのではないか、とのこと。
さらに、村議会では常に住民に向き合う現場から政治を目指すべきだと思っていたけど、東京に来ると法律から向き合う方もいることに気付き、平和な時は法律が国民を守ってくれると思っているけど、非常時は法律では国民は救えない、法律でないところでやるために政治家がいるということを、もう少し全員がかみしめる必要があるのでは?ともおっしゃっています。
山古志村の場合、復興が早かったのは、長島さんが直接村民と向き合うことが出来、その思いをうけて霞ヶ関の政治家とやり取りをすることが出来、だから判断が遅れること無く出来たそうです。 nagashimasensei_tue.JPG
今夜の選曲: WALTZING INTO LOVE / LES BAXTER
staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月29日

新潟県中越地震からまもなく7年、山古志の今は?

自由民主党 衆議院議員 長島忠美さんは、旧山古志村の村長。新潟県中越地震は2004年10月23日ですから、まもなく7年。市町村合併により長岡市山古志になり、インフラはほとんど復旧が進んで、産業も90〜95%生産量が戻り、元の暮らしを取り戻していると行っていいそうです。そして、人々も9割以上が住んだり仕事をしたりして山古志に戻っているとか。

nagashimasensei_mon.JPG

もともと山古志村は、錦鯉が発祥した村で闘牛文化を1000年も守り続けています。また、棚田が広がる農村地帯なのですが、戦後はずっと過疎が続いているそうです。そんな過疎の中で村の誇りを失いつつあったときに災害が起こり、故郷にたいする思いを呼び戻し、今は棚田に住むことを誇りに思っている人がいらっしゃるとか。地震で山古志の名前を全国に知ってもらうと同時に文化を再認識し、心の自信に繋がっていくことも出来たのではないかと、長島さんはおっしゃっています。

今夜の選曲: VIENI VIENI / LES BAXTER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月25日

8月29日から9月2日のゲストは

自由民主党 衆議院議員 長島忠美(ながしま・ただよし)さんです。
経験から語る復旧と復興への想いなどを、たっぷりお伺いします。

nagashimasensei.JPG


■プロフィール■
1951年、新潟県山古志村(現在の長岡市)生まれ。山古志村村議会議員を経て、2000年山古志村村長に就任。2004年の中越大震災では、住民復興の陣頭指揮にあたられました。市町村合併により、山古志村村長を退任後、長岡市復興管理監に就任。2005年に、自由民主党より衆議院議員選挙に出馬され初当選し、2009年に再選されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月25日

【Podcasting 第283回】 立木義浩さん

今回のポッドキャスティングは、8月22日から8月25日放送分、
写真家の立木義浩さんです。

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月25日

人生に無駄なことはひとつもない!

写真家の立木義浩さんをお迎えしての最終日。若いカメラマンへメッセージをいただきました。

『無駄なことは人生に一つもない。すべては実りを持つために、成熟するまで、発酵するまで待つだけの話。
でも若いと、今すぐ認められたい。こういったことに苛立っているだけ。だから急ぐことは無い、誰かが見ていますから!』

tatsuki_oguro.JPG


今夜の選曲: LOOK FOR THE SILVER LINING / CHET BAKER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月24日

18回目、写真甲子園!

写真家の立木義浩さん「写真甲子園」という、高校生による全国規模のフォトコンテストの委員長をされています。

今年で18回目。これまで続けて来れたのは、自分自身が高校生に刺激を受けているのかな!?と、立木さん。日本全国の写真部がある高校に地元をテーマに撮影してもらって、勝ち上がり、最終的には同じテーマで撮影して競い合います。今年は、過去最多403校の応募がありました。

最近の写真部は、ほとんどが女子!昔は男性ばっかりだったそうです。…というのも、最近の子供たちは、はじめて写真に触れるのがプリクラ。そのうち携帯で写すように。写真の入り方が変ったんだそうです。

tatsuki_wed.JPG


今夜の選曲: JUST FRIENDS / CHET BAKER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2011年08月23日

家族写真の底力

震災直後、宮城県に入ったという、写真家の立木義浩さん。神戸の時もそうだったそうですが、自分の目で見ないといけないと思ったそうです。そして、邪魔にならないように撮影。立木さんは、いろんな人たちが行って写真を撮った方がいいと言います。今後の地震対策に使えるかも知れませんから。

tatsuki_tue.JPG

震災以降、家族との絆を考えるようになった方が多いと言います。立木さんは被災地の瓦礫の中で、昔の家族写真を見つけたそう。それは最高で涙が出そうなくらい素敵な写真で、アートとかそういうのがふっとんだとか!個人の家族写真の力はスゴいと感じたそうです。そして、単純にキレイな風景写真などが愛おしくなってきたとも。


今夜の選曲: LIKE SOMEONE IN LOVE / CHET BAKER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー