2012年06月29日
【Podcasting 第327回】 木村まり子さん
今回のポッドキャスティングは、6月25日から6月29日放送分、
日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんです。
今回のポッドキャスティングは、6月25日から6月29日放送分、
日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんです。
木村まり子さんに、日本ユネスコ協会連盟の今後の予定を伺いました。
夏から冬にかけてアフガニスタンの難民に対する支援キャンペーン!スラム街で生活している難民が、冬を越すための支援キャンペーンで、7月と9月に講演会やイベントを行うそうです。まず現状から知ること、大切です。
また、個人的に誰でも出来る活動支援の方法として「書き損じハガキによる寄付」をご紹介いただきました。書き損じハガキ1枚で…例えば…ネパールでは鉛筆が7本、ラオスではチョークが35本、アフガニスタンでは本を2冊、買えるそうです。ハガキは集まれば集まるほど大きな支援になりますので、学校や地域ぐるみで集めるのも一つの方法なんですって。
今夜の選曲: WONDERFUL / BEACH BOYS
日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんをお迎えしています。
協会の活動の一つ、「世界寺子屋運動」の目標にEFAゴールというのがあるそうです。EFA=Education for All、すべての人に教育を!
具体的な目標としては、「2015年までに学校に通えない子どもたちをゼロに」「大人の非識字者数を半減させよう」があるそうです。
| 「市場苦労しているのは、寺子屋を現地に根付かせるために、寺子屋とは何であるかを教えています。教育が幸せの一歩というのは浸透してきています。一方、そもそも親が非識字者が多く、親も学べるような寺子屋の仕組みを作って行きたい。」 |
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今夜の選曲: WAKE THE WORLD / BEACH BOYS
今週のゲスト日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんが担当されているのが、「世界寺子屋運動」。
この運動の基本は「識字教育」なんだそうです。ではどうして?
読み書きが出来ない人は比較的安定した職業に就きづらく、肉体労働など収入の少ない仕事にしかつけないそうです。よって、子供たちを学校に通わすことが出来ない…。貧困の連鎖が生まれてしまうんです。この連鎖から抜けるために、寺子屋を作るお手伝いや先生の育成、村のリーダーの育成をお手伝いしていらっしゃいます。
収入工場のお手伝いもしているそうで、こちらはカンボジア。ホテイアオイの茎を乾燥させたカゴバッグ。地域の女性の収入源に。
識字率が低い地域では絵本が教材として喜ばれているそうです。
今夜の選曲: KISS ME,BABY / BEACH BOYS
木村まり子さんのいらっしゃる日本ユネスコ協会連盟の主な活動が、「世界寺子屋運動」、「世界遺産・地域遺産活動」、「未来遺産運動」、「青少年活動」など数多くありますが、木村さんは「世界寺子屋運動」を担当されていらっしゃいます。
世界寺子屋運動とは、1989年に設立。人々に開かれた学びの場を!と、貧困で教育を受けられない人が多くいる中、この現状をひとりでも多くの人に知ってほしい、そしてひとりでも多くの人に教育の機会を届けたい…という活動なんだそう。
現実的に、発展途上国の子供を中心に学校に通えない子供たちが世界に6,700万人、大人になっても読み書きが出来ない非識字者が8億人もいるんだそうです。
そこで、世界寺子屋運動では、地域での学びの場のモデルを提供することによって、その地域の人自身が、寺子屋のような場所を自分たちで広げて行けるようなキッカケ作りをしているそうです。
今夜の選曲: BE TRUE TO YOUR SCHOOL / BEACH BOYS
日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんです。
初日の今日は、日本ユネスコ協会連盟とは?
国連組織UNESCOは1945年設立。日本ユネスコ協会連盟は1948年設立で、UNESCOや日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)と連携・協力してますが、下部組織ではなく、財政を含めて独立した民間の(NGO)で、歴代会長は民間人なんだそう。
全国にある日本ユネスコ協会は270カ所あり、とりまとめているのが木村さんがいらっしゃる日本ユネスコ協会連盟となります。募金や寄付によって成り立っているそうです。
今夜の選曲: IN MY ROOM / BEACH BOYS
日本ユネスコ協会連盟事務局の木村まり子さんです。
日本ユネスコ協会、世界寺子屋運動、難民支援など、たっぷりと伺います。
精神科医の名越康文さん。奈良県出身ということもあるのでしょうか、大仏様が近くにいるのは当たり前で、だから仏教にすんなり入れたのかな…とおっしゃっていました。
そこで、名越さんがいま動いているのは「大阪に大仏を!」。大阪に大仏様を建立したいと思っているそう。商売の街:大阪。見上げたら大仏様がいれば、損をしてもこれはあげたんだった思えるかも!とのこと。
今夜の選曲: CROSSROADS / ROBERT JOHNSON
一日を明るく過ごすための方法を、精神科医の名越康文さんに教えていただきました。
●寝る前の3時間は水以外飲まない、絶食!
お酒などを飲むと、体は寝ていても内蔵は起きていることに。
●朝は深呼吸を!
背筋を伸ばして、ゆっくり吐ききる深呼吸を3度。
5%は気分があがるそうです。
朝に気分を上げることは効率的なんですって。
今夜の選曲: CROSSROADS / TAJ MAHAL
精神科医:名越康文さんの専門は、思春期精神医学。初めて聞いた方も多いかも知れませんね。
10代ローティーンからハイティーンにかけては、生殖能力が一番上がる年齢。つまり次の世代へバトンタッチをする能力が優れているということ。でも、その時に人間は、まだ勉強をしろ!と言われます。実際に経験不足でもあります。このギャップの混乱が<思春期>なんだそうです。
「40歳でも思春期なんです」と名越さん。まだ何もやれていない、次世代にバトンタッチよりも自分が頑張らないといけないと思うオトナたち。だから思春期と言えるそうです。
今夜の選曲: CROSSROADS / CYNDI LAUPER feat.JONNY LANG