2014年11月20日

東京で不幸な犬猫を救いたい

今週は、演出家の宮本亜門さんをお迎えしています。

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10年以上前から沖縄本島に家を持ち、
舞台が終わるとその家に帰るという宮本さん。
大自然の中にいる自分の小ささを感じ、
美しさに感動するのだとか。

そして宮本さんは以前から保護犬を飼われています。
日本では、毎日およそ700匹の犬や猫が殺処分されています。
その現状を東京オリンピックまでに変える
「TOKYO ZEROキャンペーン」という活動に、
宮本さんを始め、多く著名人が参加されています。

今夜の選曲: SPEAK LOW /MARY MARTIN&KENNY BAKER

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2014年11月19日

人と違う。だからこそ、面白い

新橋の演舞場の前にある喫茶店がご実家の
演出家の宮本亜門さん
幼い頃から、松竹歌劇団に所属していた母から
たくさんの演劇についての話を聞かされて育ったのだとか。

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そして、宮本さんは高校時代に
登校拒否、引きこもりを経験されています。
大人に囲まれ、仏像鑑賞が趣味という少年だった宮本さんは、
周りの話と合わなくなってしまい、
学校がつまらなくなってしまったのだとか。

そして部屋に引きこもって1年経過し、
家庭崩壊直前までいった頃、
母に病院に行ってほしいと頼まれ行く事に。

その時の病院の先生がおおらかで
何も否定せずに自分の話を聞いてくれた事で、
「人と違う考えでも、面白いと言ってくれる大人がいる」
と感じる事が出来たのだそうです。
その先生の「学校行ってみたら?」の一言で、
引きこもりを終え、登校するようになったのだとか。

今夜の選曲: I'VE STILL GOT MY HEALTH / ETHEL MERMAN

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2014年11月18日

話をするのに、年齢は関係ない!

演出家:宮本亜門さんが上演台本、演出されるミュージカル
ヴェローナの二紳士」が、
12月7日から、日生劇場で上演されます。

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生誕450周年のシェイクスピアの恋愛のストーリーで、
「人の事を愛せば、自分も愛せる」という
メッセージがたっぷり詰まっています。
元気になれるパーティーのような舞台なのだとか。
日生劇場『ヴェローナの二紳士』

また、来年3月には、AKB48グループのメンバーを
主役に迎えるミュージカル
ウィズ 〜オズの魔法使い〜」が再演される予定です。
生きる事の楽しさを、全身で伝えるものになっています。

多くの出演者がいる事で、年齢もバラバラ。
ですが年齢は特に気にした事はない、と宮本さん。
「10代でも、20代でも、面白い人たちが沢山いて、
 話す事が無いなんて事はありません」とのこと。

今夜の選曲: NIGHT LETTER ("TWO GENTLEMEN OF VERONA")
  / JONELLE ALLEN&クリフトン・デイヴィス

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2014年11月17日

ブロードウェイへと連れて行ってくれた母の言葉

演出家の宮本亜門さんは、
築地本願寺にある小さな劇場で演出家としてデビュー。

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宮本さんが21歳の時亡くなったお母様が
「本物目指すならブロードウェイに行け」という言葉を残しており、
その言葉が、宮本さんをNYブロードウェイに向かわせたのだとか。
そして10年前、NYブロードウェイで東洋人初の演出家として
舞台を手がけられました。

昨年九月には、初めての欧州オペラ演出として
オーストリアでモーツァルトのオペラ
『魔笛』を世界初演されています。
日本では2015年夏に上演予定です。

引きこもりをしていた高校生の時、
繰り返し聞いていたレコードから流れる音楽から
視覚化して伝えたい!と演出家を目指すように。
そして、初めはダンサー、そして振り付け師、演出家と
ブロードウェイのように、順にステップアップされたのだとか。

今夜の選曲: WELCOME TO THE THEATLE("APPLAUSE") / LAUERN BACALL

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2014年11月14日

11月17日から11月21日は

演出家の宮本亜門さんをお迎えします。

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新作ミュージカル、沖縄暮らし、
そして動物保護の話など、たっぷりと伺います。

■ プロフィール■
宮本亜門さんは、1958年東京生まれ、
87年 『アイ・ガット・マーマン』で演出家デビューし、
文化庁芸術祭賞を受賞。2004年に東洋人初の演出家として、
ニューヨークのオン・ブロードウェイで「太平洋序曲」を上演し、
トニー賞4部門でノミネートされるなど、
国内外で演出家として活躍されていらっしゃいます。

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2014年11月14日

大人になって感じるメンターの大切さ

コンゴで音楽の指導者を育てる団体「Music Beyond」
設立されたフルート奏者の藤井香織さん

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藤井さんの読み応えのあるBlogには
さらに、「メンター」という話もありました。

年上が何でも教えてくれる時期を過ぎ、大人になると、
進む道を照らしてくる人は少なくなります。
素直に意見を伝えてくれる存在は貴重になります。
藤井さんにとってのメンターは、師匠であるマイゼン先生。

音楽家であるから「Music Beyond」の活動が出来、
「Music Beyond」の活動で音楽家としての
表現力にプラスにもなると思い、
双方に力を入れて活動したいと藤井さん。

今夜の選曲:メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 op.85-4
               / KAORI FUJII , YUKOFUJII

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2014年11月13日

ファッションに情熱を注ぐ「サプール」という存在。

フルート奏者の藤井香織さんが書くBlogは、
読み応えがあります。

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その中に書かれている、ファッション集団「サプール」。
コンゴの「サプール」とは、貧困の中でも、
紳士的な着飾りで道を歩く、ファッションに熱い男性たちのこと。
高級な洋服は、代々受け継がれていることも多く、内戦がある中でも、
地に埋めるなど次の世代に受け継ぐようにしているのだとか。

「音楽とファッションが繋がったら
 素敵なものになりそう」と藤井さん。

今夜の選曲: MOZIKI / STAFF BENDA BILILI

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2014年11月12日

情熱を持ち音楽をやる団体とは

コンゴで音楽の指導者を育てる団体「Music Beyond」
設立されたフルート奏者の藤井香織さん

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最初はクラシックを聞く人は少なく、
外交官向けとされてきたコンゴのキンバンギト交響楽団。
その後、情熱を持って活動する団体として
地元の人たちに支えられ、子供達からも人気になっています。

コンゴは、定職を持つ人が少ないのが現状です。
そのため、仕事の合間に練習や
子供へのレッスンをしている人が多く、
練習場である教会には1日中音楽が鳴っている状態です。

11/14までやっているキャンペーンとして、
年に4回の現地支援のための活動サポートのお金を
クラウドファンディングで集めています。
寄付して頂いた金額によって、様々な特典が付いてきます!
詳細はこちら

今夜の選曲: AFRICAN SPACE ANTHEM(A.S.A)
         / DRC MUSIC FEAT.EWING SIMA

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2014年11月11日

コンゴで、音楽への情熱と生活を繋げたい

フルート奏者の藤井香織さんをゲストにお迎えしています。

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音楽の先生になってもらえるようなプログラムを企画し、
音楽と生活を繋げようというのが「Music Beyond」です。
現在コンゴ共和国で実施しており、指導者を育てる事で、
持続可能な音楽コミュニティーを作る事を目的としています。

キンサシャ シンフォニーというドキュメンタリー映画を
ニューヨークで見た藤井さんは、
情熱をもって音楽をやるコンゴの方々と
何かしたいと思ったのだとか。

首都キンシャサを拠点とする
キンバンギト交響楽団の設立から20年たった今は、
200人以上の団員が所属し、
楽器の演奏のレベルも高いのだそうです。

今夜の選曲: SOUL POWER / JAMES BROWN

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2014年11月10日

音楽をやるきっかけと現在の生活

今週は、フルート奏者の藤井香織さんをお迎えしています。

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音楽一家に生まれ、5つ上の姉がピアノの練習を
厳しくうけている姿を見て育った藤井さん。
音楽なんてやらない!と思っていたものの、
「この家で生きていくには、私も音楽をやろう」と
10歳ころ、形や音の美しさからフルートをやり始めました。

そんな藤井さんは今年8月
ピアニストのお姉さんとの共演のアルバム
「Voyage」を発売されています。

そんな藤井さんは現在、NYで生活されています。
ニューヨークではクラシック音楽家が、
型にはまらず活動出来る場であるため、
自ら活動しやすい場所であるとのこと。

今夜の選曲 : 組曲 op.34 II.Scherzo.Allegro vivace
        / KAORI FUJII , YUKOFUJII

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