2015年11月06日

これからは、スポーツツーリズム?そして民泊も?

株式会社 百戦錬磨を立ち上げる前、
楽天トラベルの執行役員でらっしゃった。
代表取締役の上山康博さん。

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新たなサービスを立ち上げる仕事をされ、
地域振興の部門も立ち上げられました。

その時に、100以上地域の自治体や観光協会の
手伝いをされたという上山さんは、課題を目の当たりに。
そこで、課題を自身なりに解決できないかと考え、
50歳を期に株式会社百戦錬磨を立ち上げられたのだとか。

また、百戦錬磨は、仙台に本社があります。
復興=新しい東北を目指している団体、企業が
参加する復興庁主催の「新しい東北」
官民連携推進協議会にも参加されました。

出番がきつつあるのと考えているのは
「スポーツツーリズム」であると上山さん。
国内だけでなく、世界中でスポーツを通じた出会い、
試合のマッチング、大会を提供するサイトを作りたいのだとか。
さらに、出会いだけでなく、スポーツの大会などで、
宿泊施設が不足した場合には、民泊のサービスと共に
展開できないかとも考えているそうです。

今夜の選曲:GO DOWN / BRYAN ADAMS

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2015年11月05日

観光資源は、地元の貴方だ!人は、人に会いに行く。

ゲストは、株式会社 百戦錬磨の代表取締役、
上山康博さん。

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一時期、旅行業界では、グリーンツーリズム、
エコツーリズムという言葉が掲げられました。
期待値はありながら、地域振興などの運動ばかりで、
日本においては、大きな動きはありませんでした。

そこで、この動きを拡大するためには
1つのビジネスとして継続性を持たせ、
ICT(情報通信技術)を手段とし、
インバウンド(海外からの観光客)のパワーで
新たな市場にしていきたいと、上山さん。

農林漁業体験民宿に滞在した海外からのお客様は、
現在、満足度は100%!
地元の方々と言葉が通じなくても、
農林漁業を通じて、楽しく交流できるとのこと。

上山さんの発言に「観光資源は、地元の貴方だ」
という言葉があります。
旅行とは、人に会いに行くことであり、
その人に会う”きっかけ”をサービスを通して
提供しきたい、とのこと。

今夜の選曲;THAT’S ROCK AND ROLL / BRYAN ADAMS

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2015年11月04日

交流型の農林漁業体験民宿とは?

上山康博さんが代表取締役を務める
株式会社 百戦錬磨の提供サービスの1つに
「とまりーな」というものも。

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こちらは、現行の法律の範囲内で行っているサービス!
旅行者に民泊を紹介するだけでなく、
交流型の農林漁業宿泊体験も提供しています。

株式会社百戦錬磨は、民間企業で唯一の
「農林漁業体験民宿」の登録機関でもあります。
ある一定の農林漁業体験が可能であるという
”保証”の認定証を出すことができます。
さらに、認定証を受けた地域では、
海外からのお客さんを受けたいと希望すれば、
国から外国人向けの農家民宿であると、世界に向けて
紹介される”ジャパン・ファーム・ステイ”を
得ることも可能だとか!

地方の農林漁業体験民宿では、
上山さんたちの業界の常識は通じません。
そのため営業担当者は、何度も現地に赴き、
地元の方々と共に、地元の行事に参加したりと、
生身の付き合いをされているそう。

今夜の選曲:YESTERDAY WAS JUST A DREAM / BRYAN ADAMS

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2015年11月03日

待たれる民泊に対する法整備と規制緩和。

株式会社 百戦錬磨の代表取締役、
上山康博さんをスタジオにお迎えしています。

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自宅や別荘を宿泊施設として貸借りできるサービスは
アメリカを中心に拡大していますが、
各地域でさまざまな問題が起こっています。

一方日本では現在、民泊は法律で禁止されています。
ですが、民泊に対する世界的な流れを見ても、
今後、法整備進めていかなくてはなりません。

空き物件に滞在できる、百戦錬磨のサービス
”TOMARERU”では、関西/東京圏では、
約3万物件の仮申し込みを受けています。
システムは完成していますが、
法整備がされたら、実施していくとのこと。

また、今年6月に、政府による
「民泊」の規制緩和がありました。例えば、
世界から参加者が集まる”青森ねぶた祭”などの、
公共性のあるイベント開催時に、
宿泊施設不足が明らかな場合には、
地域の自治体などからの容認があれば、
期間限定で「民泊」の提供が可能になるのだそう。

今夜の選曲:YOU BELONG TO ME / BRYAN ADAMS

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2015年11月02日

世界からの観光客を迎えるには、民泊が必要!

株式会社 百戦錬磨の代表取締役、
上山康博さんをスタジオにお迎えしています。

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“百戦錬磨”という社名には、
「100戦チャレンジできる会社に」という
思いが込められているのだとか。

そんな百戦錬磨のサービスの1つが、”TOMARERU”。
こちらは、マンションや一軒家の空き部屋に
宿泊客を泊めて収益を得るサービスです。
地方だけでなく、意外と都市部も空き家は多いそう。
そして、宿の利用者は、海外からの
長期観光をする外国人を想定されています。

現在、日本では民泊は法律で禁止されています。
しかし今後、世界の観光客を受け入れるためには、
ホテルだけでは厳しく、民泊は必要であると言われています。
そのため、およそ3年に株式会社百戦錬磨から、
国家戦略特区のアイディアを政府に出されたのだとか。

今夜の選曲:DON’T EVEN TRY / BRYAN ADAMS

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2015年10月30日

11月2日から11月6日は

株式会社 百戦錬磨の代表取締役
上山康博さんをお迎えします。

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新しいスタイルの宿泊、
様々なツーリズムの提案など、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1961年生まれ、大阪市出身。
KLab株式会社の取締役事業本部長、
楽天トラベルの執行役員を経て
2012年、株式会社 百戦錬磨を設立し、
代表取締役社長に就任され、インターネットを活用し
観光を軸にした事業を展開していらっしゃいます。

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2015年10月30日

変化が感じられる嬉しい瞬間とは?そして最終的な目的とは?

NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
で代表を務める名知仁子さん。

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毎週金曜日に行われる村のミーティングで
根気よく、栄養バランスの話から、
手洗いの指導などをされているそう。
すると、村の方々の意識がほんの少しですが、
変わってきている、と感じる、と名知さん。

村のミーティングに88人が集まった時、
ヘルスエデュケーター候補として
40代の人が6人も立候補してくれたそう!
彼らは、学校にほとんど行っていないにも関わらず、
5日間(朝3時間、夜2時間)も勉強したいと
意志を持ちました。本当に嬉しい変化です。

NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
のゴールは、”ミャンマーで活動が必要なくなること”。
金銭的に貧しいことを、可哀想と思うのではなく、
日本では感じることのない幸せも沢山ある、と名知さん。

今夜の選曲:E DAI(A QUEDA) / MILTON NASCIMENTO

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2015年10月29日

助けに行くのではなく、共に考え改善していく!

NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
で代表を務める名知仁子さんは、45歳の時に
乳がんを患っており現在も日本に戻ると通院されるそう。

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それでもミャンマーに行く名知さん。
助けに行くという感覚ではなく、現地の人と
一緒に考え改善して行くというという感覚で、
次のステップに行く事に喜びを感じるそう。

もし医師ではなかったら、教育者になってた、
というほど、現場には教育が大切だとか。
ただ、教育と医療など様々なジャンルが
共に手を取り合って進めていくのが重要!
家庭菜園の指導も、ミャンマーで長年
菜園指導をしている団体と共にしているそうです。

年間の4分の3は、ミャンマーで過ごす名知さん。
ほとんどが巡回診療ですが、それだけでなく、
支援金を集める活動などもされているそう。

団体として今欲しいのは、”安定した収入源”。
マンスリーサポート(1日50円)をして頂ければ、
安定したプロジェクトの運営が可能になり、
人材育成も進められるようになるのだとか。

支援などの詳細はこちら

今夜の選曲:OLHO D’AGUA / MILTON NASCIMENTO

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2015年10月28日

マザーテレサを目指して。人間として、医師としてどう生きていくか。

国際医療の道へ進む前は、日本医科大学で
内科医として10年間勤務されていた
NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
で代表を務める名知仁子さん。

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当時、大学病院での勤務は、女医の地位の低さ、
さらに卒業校での格差も感じたとか。

そんな生活の中で、人間として、医師として
人生をどう生きていくか、と考えた時、
出会ったのはマザーテレサの言葉、
「もしも貴方の愛を誰かに与えれば、それは貴方を豊かにする」。
こんな言葉が言えるような世界で、医者として働きたいと決心し、
国際医療援助活動を志すようになったそう。

国境なき医師団として最初に訪れたのは、
ミャンマーとタイの国境沿いにあるカレン族の難民キャンプ。
当時はまだオファーも少ないうえ、
半年~1年の任期で、月給は6万円ほど。
さらに、日本に帰国した途端に契約が切れるため、
部屋も借りられない、バイトもしなくちゃならない、
という苦しい生活になってしまう環境だったそう。

また、イラク戦争の現場にも活動で行かれた名知さん。
現場の悲惨さを目の前で見て知ると、
自分が行くことで少しでもサポートできるなら、と
感じるようになるそう。さらに、与えられる事も多く、
危ないから行かない、という選択肢は無いのだとか。

今夜の選曲:MISTERIOUS / MILTON NASCIMENTO

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2015年10月27日

第二の故郷ミャンマーで、聴診器1つで医師として生きる。

NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
で代表を務める名知仁子さんは、
国境なき医師団の登録をされていました。

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最初に赴任したのは、カレン族の難民キャンプ。
そこで、医師として聴診器だけで診察するということを
教わったという名知さん。

さらに、移動巡回診療をしていた時、
船の上で夕日を見た時に、自然と
「ミャンマーが第2の故郷だ」と感じたそう!

そして、ミャンマーの医療現場への
援助活動を行おうと決意し、NPO法人を発足し、
3年が経過しました。

12の村を回って診療している
名知さん達が感じているのは、
薬代の高さと、保健医療の大切さ。
村での保健医療の定着は難しく、今でも
ビタミンB1欠乏症 での死者が多いのだとか。

高価な栄養補助材を使用せずに、
お米の研ぎ汁を捨てずに飲むようにと伝えるのですが、
研ぎ汁は豚に与え、捨てるもの、という意識が根強く、
今でも、子供にも大人にも、根気よく指導されているそう。

今夜の選曲:QUE BOM, AMIGO / MILTON NASCIMENTO

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