2016年01月05日

会議禁止の会社!会話で仕事を進め、個性を生かす組織を目指す。

カフェ・カンパニー株式会社、代表取締役社長の
楠本 修二郎さん著書、
「ラブ、ピース&カンパニー ~これからの仕事50の視点~」

160105_kusumoto_1.JPG

この著書では、楠本さんご自身のの半生と、
仕事に関する様々な思考について書かれています。

この著書にも書かれているのが、
「カフェカンパニーは、”会議は禁止”」!
食べることと旅をテーマに、
コミュニティーの場を作るという仕事をしてる以上、
「会議ではなく、会話で決めていく場を作ろう」
というのが楠本さんのたどり着いた組織としてのカタチ。

また、「すじこ組織」も気になるワード。
パズルのように全体が揃わないと完結しない組織ではなく、
1人1人の個性がありながらも集まれば組織になる、
という意味でつけたワードなのだそう。
「会社の有り様を決めるのではなく、個性のある人が集まって
 そこでできたものが会社の有り様なんです。
 “何をやるか”ではなく、”誰とやるか”という思いにも
 通じています。」と楠本さん。

今夜の選曲:I’M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
       / MIHARU KOSHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2016年01月04日

世界にコミュニティの場を。人間観察から始まる、カフェ作り。

カフェ・カンパニー株式会社
代表取締役社長の楠本 修二郎さんをお迎えしています。

160104_kusumoto_1.JPG

“Community Access For Everyone= CAFE”
という考えをもとに、全国にカフェを展開する
カフェカンパニー株式会社
渋谷のカフェから始まり、現在では国内外で
90店舗以上の飲食店を経営されています。

20代は失敗だらけだったという楠本さんは、人間観察が趣味!
その人のライフスタイルや人間関係などを想像し、
その人がポジティブになれるような食事、
飲み物はなんだろうか、と考えるそう。

最近では個性豊かなカフェが増えています。
その中でも、カフェカンパニーが輝く秘訣を伺うと、
「カフェの文化で育った仲間たちと共に、
 楽しく仕事と生活を一体にさせるという思いを持って
 事業を行うことは大切にしています」と楠本さん。

今夜の選曲:QUE SERA SERA / MIHARU KOSHI

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2016年01月01日

1月4日から1月8日は

カフェ・カンパニー株式会社
代表取締役社長の楠本 修二郎さんをお迎えします。

160101_kusumoto_1shot.JPG

世界にコミュニティの場所を。
カフェビジネスのお話、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1964年、福岡県福岡市生まれ。
早稲田大学政治経済学部を卒業後、
株式会社リクルートコスモスを経て
経営コンサルタント大前研一さんの事務所に勤務。
その後、2001年にカフェ・カンパニー株式会社を設立、
代表取締役社長に就任され、日本のみならず、
世界でコミュニティの場をデザインされています。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2016年01月01日

冬こそ食べたい!家庭でできる美味しい魚料理。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さんに、
冬に食べたい華やかな魚料理について伺うと、
大切なのは、"料理法"だとか!

160101_uekatsu_2shot.JPG

例えば、アクアパッツァやブイヤベース。
それだけでなく、きちんと作法を守った鍋は
本当にウマい!と上田さん。
サワラと長ねぎと豆腐、そして昆布出汁、、、
順序良く、ちょうどいい煮え加減でいただくのは
冬ならではでありますし、最高!
さらに、クリームシチューやチャウダーなどを
鮭やメダイ、スジの多いマグロで作るのがウエカツ流。

テレビでも話題の「塩マグロ」。
こちらは、シメサバと同じで、マグロに
塩をして洗い流し、水気を吹くという作り方。
塩マグロは、味が引き立ち、野菜との相性が良くなるそう。
そのため、和洋中、好きな調理法ができ、
華やかな色味も楽しめます。

ウエカツ流は、料理、魚によってお酒も決めます。
こんな贅沢な食べ方は、日本ならでは!

最後に上田さんが目指す理想の日本社会について伺うと
「島国である日本が、国であり続けるには、
 人間の都合ではなく、自然に獲れるモノを食べ、
 ちょうど良さを知るのが日本人の進化のカギだと思います」
と語ってくださいました。

今夜の選曲:BLUE / ELO

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月31日

漁師生活の現状と、今後の養殖業の課題とは。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さん流の
おすすめの刺身の食べ方は、朝、炊きたてのお米と一緒に!

151231_uekatsu_1.JPG

上田さんが漁師をされていた時は、10トン船でシイラを、
2.5トン船で鯛、伊勢海老、ウツボなどのサイクル。
今では、中高級の売れ行きも下がっているため、
高級魚だけ採っていては生活できないのが現状なのだとか。

今後の養殖業の課題は、「餌となる魚粉と魚油」だそう。
養殖魚も食べているもので、味も匂いも変わります。
そのため、魚粉と魚油の匂いは課題で、
どこの何を選ぶかは本当に大切なのだとか。

海外では陸上養殖も出てきていますが、
日本で養殖する時は、区画漁業権がしっかりしているため
外部から新規参入ができなくなっています。

また、上田さんは、
「漁師、加工流通、消費者のそれぞれの役割が
 あやふやになってきている事も、今の水産業の弱体化に
 関係してきている」とも。

今夜の選曲:AIN’T IT A DRAG / ELO

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月30日

後世に残していきたい魚を食卓へ。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さんも
参加されている、家庭内魚食推進の
「47fish プロジェクト」が動き出しています。
151230_uekatsu_1.JPG

「47fish プロジェクト」は、47都道府県の海・山・川の幸を通して
生産者の姿勢が伝わり、日本の後世に残していきたい魚を
食卓に届けるプロジェクトです。
このプロジェクトには、日本の食を立て直したい、という思いで
様々な業界のメンバーが携わっています。

最近上田さんか感じるのは、「食卓は魚だけでない」ということ。
もともと日本の伝統的な魚料理は、野菜との相性に弱いのだとか。
そこで、1種の魚で1つの料理ではなく、魚の仕組みや様々な調理法で、
多くの魚を食べてもらえるようになってほしいそう。
オンラインで魚を購入することができます!
47fish公式webサイト

「漁師にとってさえ、魚ってもともと身近なものじゃないんですよ。
 種類も多くて、食べ方も多いんですよ。
 さらに、アドバイザーだった魚屋さんも減っています。
 だからこそ、アドバイザーのような役目が必要なんだと思います」
「47fish プロジェクト」への思いを語ってくださいました。

今夜の選曲:WHEN I WAS A BOY / ELO

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月29日

分かりやすい魚しか食べていない!

現場と水産庁の両方を経験された、
株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さん。

151229_uekatsu_1.JPG

現在では、生産サイドの問題だけでなく、
消費サイドの問題も出てきています。
日本にいる5000種類の魚類のうち、一般的に
流通しているのは300種類(魚介類含めると500種類)です。
ただ、80%以上の日本人が、スーパーでしか魚を買わず、
“分かりやすい魚”しか食べていません。

上田さんの2冊目の本「ウエカツの目からウロコの魚料理」は、
自国で獲れる魚を食べて生きて行くための
“上田さんからのメッセージ、魚の哲学”が詰まっています。
「レシピ本ではなく、メッセージ本です。
 今一番日本の食料政策の中で一番欠けているのは、哲学です!
 言葉が多いですが、日本語で是非読んでほしい」とのこと。

今夜の選曲:FAULT LINE / ELO

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月28日

おかずから嗜好品へ。減り続ける魚食。

上田勝彦さんが代表取締役を務め、
日本人の食卓と魚をつなぎ直すというのが
株式会社ウエカツ水産 です。

151228_uekatsu_1.JPG

魚の外食店は増えているように感じますが、
日本家庭の食卓に並んでおらず、
消費量は減って横ばい、さらに減少している状態です。
原因は、魚の調理法がわからず、
おかずから嗜好品への変化となったのでは、と上田さん。

上田さんの出身地の島根県出雲市は
海には接しておりませんが、
祖父は養蚕、父は畜産、という家庭で育ち、
ご自身は幼い頃から水産業に興味があったそう。

そのため、学生時代から漁船に乗り、漁師をされていました。
そして大学卒業後、高齢化による船の縮小で働くことが難しくなった時、
水産庁で働くことを周りに勧められたとか。
こうして上田さんは現場からの問題意識を持ち、水産庁へ。

今夜の選曲:ALL MY LIFE / ELO

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月25日

12月28日から1月1日は、

株式会社ウエカツ水産
代表取締役の上田勝彦さんをお迎えします。

151225_uekatsu_1shot.JPG

日本の水産業の現状や、
「47fish プロジェクト」のお話、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1964年、島根県出雲市生まれ。
長崎大学水産学部を卒業後、漁師を経て水産庁へ勤務され、
今年3月に、株式会社ウエカツ水産の代表取締役に就任されました。
また、東京海洋大学で客員教授を務め、
47fishプロジェクトをされるなど、
“魚の伝道師”として様々な活動をされています。

staff| 20:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月25日

広がるソーシャルインクルージョン。工夫と余白を楽しむ社会へ。

ゲストは、雑誌ソトコト編集長の指出一正さん。
2015年に注目されたのは、ローカルの他にも
「ソーシャル インクルージョン」があります。

151225_sashide_1.JPG

「ソーシャル インクルージョン(社会的包摂)」とは、
社会の多様性、お互いを認め、いろいろな人が暮らしやすい
社会にしていこうというもの。
ソトコトでも、「みんなの多様性」という特集を組んでいます。

指出さんは、取材を通して感じたことは、
「この業界が元気で若い」ということ。
ローカルも最初取材して感じたのも同じことで、
今後目を向ける世の中の流れになっていきそう、とも。

宿泊の形も多様化し、日本橋にある
「IRORI HOSTEL and KITCHEN」のような、宿泊だけでなく、
そこでの人との繋がりを求める宿が増えているのだとか。
「手に届く幸せという意味で、ゲストハウスはダイレクトで、
 今の若者は魅力を感じるのかもしれません」と指出さん。

釣りが趣味の指出さんは、
自然の中の文化も楽しくなっていると感じるそう。
中山間地域にも良いカルチャー、新鮮味のある若者の文化が
届いてきているのだとか!

「お金がないからこその工夫が面白いんでしょうね。
 余白のある、計画性の無さが、刺激的に見えます」とも。

今夜の選曲:O COME ALL YE FAITHFUL / ART GARFUNKEL

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー