2018年01月18日

浅草の中にある”ペリカン”を大事にするその理由とは?

今週は、浅草・田原町のパン屋・ペリカン
4代目店主 渡辺陸さんをお迎えしています。

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今回、ドキュメンタリー映画の製作、
二見書房から出版された『パンのペリカンのはなし』の
広報活動の方も担当されているということですが、
この映画、本で何を1番伝えたかったのでしょう?
渡辺さん「パンの美味しさというよりかは、
“ペリカン”っていう店の成り立ちだとか、物語とか…
あとは、浅草という街の話を取ることができればなと
思いました。うちは、”ペリカン”としてのお店ではなく、
浅草の中にある”ペリカン”として成立している部分が
たくさんあるので、浅草という土地にはすごい助けられているんです。
そういうのを見てわかればなと思っていたので、
町内会とか映してくれていてすごい嬉しかったです。」

浅草って言えば「三社祭」、
近年では「サンバカーニバル」なども始まりましたが、
渡辺さんの思う浅草の魅力ってなんでしょう?
渡辺さん「浅草の好きなところ…
こう言うと浅草の人怒るかもしれないですけど、
いい意味で適当なところが好きなんですよね。
歴史のある街ってイメージですけど、
結構新しいもの好きですし、お神輿とかも…
最近ちょっと勉強したんですけど、
結構みんな適当に担ぐ時の服装も変わっているみたいで
そういうところがいいなって思います。
緩いんですよね、面白ければいいってところがあるので。
あと僕が聞いているので、面白かったのが、
(かつて)徳川幕府から、浅草の三社祭は”祭り”として
認められていないということを聞きたんです。
理由は、神田で有名なお祭りが徳川にとっての
お祭りだったらしいんですが、浅草って商人の街なので
それなりに当時も盛えていんたんですね。
で、調子に乗って徳川幕府よりもでかい山車を作ったら
怒られて神輿になったっていう話で…
あ〜当時からこういう感じだったんだなって思いました 笑」

今夜の選曲:HENRY THE GREAT / JACIKE MITTOO

staff| 19:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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