2013年04月19日

4月22日から26日は

作家の岩下尚史さんをお迎えします。
花柳界について、そして来月開催「東をどり」の話しなど
たっぷりうかがいます。

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■プロフィール■
1961年生まれ 熊本県出身。
國學院大學文學部卒業後、新橋演舞場に入社され企画室長として、
新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携われ、97年に退職。
2006年に処女作「芸者論・神々に扮することを忘れた日本人」で、
第20回和辻哲郎文化賞を受賞、本格的に作家としての活動を開始し、
ラジオやテレビでもハコちゃんと呼ばれ活躍していらっしゃいます。

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2013年04月19日

震災以降の閉塞感と価値観

ロバート・キャンベルさんを迎えての最終日。
日本に28年と長く住んでいらっしゃるキャンベルさんに、
震災以降に変化した日本人の価値観についてうかがいました。
「東京に住んでいて思うのは、とくに若い人たちが、
 はやりすたりに敏感なのは変らないけど、
 何が本物か、何がいいのか…
 自分の先を見通す感覚が出て来ている。」

また、まず読んでみてほしい日本文学は、森鷗外の作品。
江戸時代など歴史が舞台の小説がいいそうで、とくにおススメは
「高瀬舟」。兄と弟の物語で決してハッピーではないものの、
人間の絆や正義を、理屈ではなく形として描いた
名作だとおっしゃっていました。

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今夜の選曲: LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER / DAVID BOWIE

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2013年04月18日

キーワードは兄弟!

ロバート・キャンベルさん曰く「日本文学の面白さは、
例えば土佐日記と開高健、
万葉集と斎藤茂吉を一緒に読んだりすると繋がっていたり…!」。
そして兄弟愛や愛憎の物語が多いのも日本文学の特徴。
源頼朝と義経、宮兄兄弟、細雪などもそうですね。

また江戸文学の世界では食べることが非情に卑しく、
文学の表現の中においしいものの描写が無いのに対し、
現代日本の感覚は真逆で食べ物の情報ばっかり!とも。
江戸時代は食べる行為が恥じらいだったようです。

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今夜の選曲: I CAN'T EXPLAIN / DAVID BOWIE

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2013年04月17日

日本文学界のニュースタンダード

「日本人が作っているものの中で、文学は、
世界に打ち出していくに耐える!強いものだと思う!」と、
ロバート・キャンベルさん

ニュースタンダードになるであろう作家としては…道尾秀介さん、
和田竜さん、朝井リョウさん、朝吹真理子さんのお名前が出てきました。
そんな最近の作家さんの特徴としては、今までは自分の考えていることを
人には言わなかったけど、今は規制せずに話しているんだそう。
たとえば、自分が今、何を考えているか…。

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今夜の選曲: LETTER TO HERMIONE / DAVID BOWIE

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2013年04月16日

東京、面白い街は?

日本に住んで28年のロバート・キャンベルさん
東京で面白いなと思う町は?
下町は関東大震災や戦争などで作り直されていて風景そのものが
新しい感じがするそうです。
だから下町よりも、戦災を受けずに残った中央線沿線や渋谷が面白いと。
例えば、新宿の落合は作家の林芙美子さんが住んでいた家が
記念館として残っていたり…素敵な住宅地の景観が残っているそうです。

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今夜の選曲: JOHN,I'M ONLY DANCING / DAVID BOWIE

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2013年04月15日

日本在住28年!最初に住んだ博多の文学文化

ロバート・キャンベルさんが来日したのは1985年。
今年で日本在住28年になります。
最初に住んだのは、九州大学文学部研究生としてやってきた福岡・博多。
江戸時代が専門のキャンベルさんにとって福岡は三都(江戸、京都、
大阪)から離れているので、都会的なブンガクや演劇はなく、
そのかわり漢文や漢詩、俳句が盛んでたくさん残っていて、
それが面白かったそうです。

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今夜の選曲: STAR / DAVID BOWIE

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2013年04月12日

4月15日から19日のゲストは

東京大学大学院教授のロバート・キャンベルさんです。

日本在住28年目のキャンベルさんが思う日本、日本文学、
そしてNEW STANDARDのお話を中心にたっぷりとお送りします。

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2013年04月12日

人間と共存する華の文化

今週は華道家の前野博紀さんをお迎えしました。

花に対する接し方が面白いのは日本!という前野さん。
「ヨーロッパは花を素材として見て、花を管理し、人間が花を美しい状態を
作っていくという文化。
日本は花と人間が同等。生け花が生まれた理由も、命をいただいて、その
命を美しく消化する、花と人間が共存共栄する文化。
万物調和、生物多様性などを、もともと捉えているのは日本人くらい!」

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今夜の選曲: MY SONGBIRD / EMMYLOU HARRIS

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2013年04月11日

サラリーマンから華道家へ

前野博紀さんは大学を卒業しサラリーマンになったんですが、30歳で華道の道へ。
その年齢で別の世界へ飛び込むのは勇気のいること。
なのに前野さんが踏み出せたのは孔子の言葉にありました。
「30歳にして立つ」…なのに自分は自立していない、生き方の
柱が欲しいなと思っていたとき花と出会い、花は強いなと思ったそう。
自分の人生に<花>という柱を立てることで自分を追い込んだとも。

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今夜の選曲:  WASTED ON THE WAY / C,S&N

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2013年04月10日

旅するクジラの旅

華道家の前野博紀さんが初めて手がけた絵本「旅するクジラ」が
発売になりました。
旅するクジラはその名の通り、いろいろな場所を旅されました。
南三陸町で生まれ、宮古、ガレキを受け入れてくれた群馬県中之条町、
東京護国寺、スカイツリー、熊野…。

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災害ガレキでのアート。
当時、多くのアーティストがチャレンジしたそうですが、やはり痛々しい
記憶のカケラが入っているので、いざ創ろうと思った時に難しいと
辞めていったそうです。
ところが華道の世界で生きる前野さんにとって、流木などを再生するスキル
がもともとあります。ガレキの中にも美しい流木がたくさんあるので
アートにできたのではないかと…。
将来的に、旅するクジラが日本を飛び出し、世界を旅して、日本にこういう
ことがあったということを子供達が使節団のように案内してくれるといいな
ともおっしゃっていました。

今夜の選曲: WILLIN' / LITTLE FEAT

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