2014年02月13日

軽井沢、炎のある生活

空間デザイナーの湯沢幸子さんは、軽井沢にお住まい。
東京にある株式会社丹青社までは新幹線通勤です。
元々、東京住まいでいらっしゃいましたが、大切なモノをもとめ軽井沢へ。
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核になっているのは「炎のある生活」。
木の廃材チップを固めたペレットが原料の、ペレット・ストーブが
生活の中心です。炎を見つめていると、自分がシンプルになるそう。
今、自分がしなきゃいけないことがちょっとづつ感じられるんですって。
忙しくしていると大事なものを見逃しがちですが、ちょっと離れると
見えてくるものがあり、そういう間合いを作ってくれるのが、炎のある
生活なんだそう。
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実は、家に名前が付いているそうで「ASSOCCA(アソッカ)」。
湯沢さんの口癖でもあり、何か気付きがある空間になればと思って
この名前に。家に名前がつくと人格のようなものが生まれ、夫婦二人と
家の、三人で暮らしているイメージだそうです。
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今夜の選曲: 
INTUITION / JOHN LENNON&THE PLASTIC U.F.ONO BAND

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2014年02月12日

多摩美術大学での授業

株式会社丹青社、空間デザイナーの湯沢幸子さんは、2004年から、
多摩美術大学環境デザイン学科で非常勤講師もされていらっしゃいます。
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授業は「食べる」がテーマで、「食べる」を中心にした空間が実技課題
です。たとえば、都会の真ん中に畑を作る、朝ご飯だけの空間…面白い
案がたくさん出ているんだそうです。

また、有楽町献血ルームを作ったことが縁で学校と赤十字のプロジェクト
もあります。若い人から、若い人への発信。
2011年からは授業にもなり、デザインウィークでコンテナ展を開くなど
具体的な活動もされています。

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今夜の選曲: CLEANUP TIME / JOHN LENNON/YOKO ONO

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2014年02月11日

湯沢さんが手掛けた代表的な空間

株式会社丹青社、空間デザイナーの湯沢幸子さんは、博物館、
医療施設など、幅広い施設の設計・デザインに携わっていらっしゃいます。
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みなさんも行けるところでは…

有楽町献血ルーム。JR有楽町駅京橋口の目の前にある交通会館6階。
白を基調としたホテルのラウンジのよう。献血ルームとは思えません。
初めてでも緊張せずに、リラックスして献血が出来ます。
ネスト(鳥の巣)がテーマだそうで、優しく包んで、人の命を守り、
育んで、そして行動してもらうという空間。

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JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
東京中央郵便局の2・3階。
東京大学に収蔵されていた学術資料(動物の骨、数理模型、鉱物、石…)
それまで表に出なかったものを無料で公開しているミュージアム。
難しいと思いきや、見る人によってはイマジネーションをかき立てる
ものばかりで、たとえば数理模型は美しくアートのように見えるそう。
現代美術感覚なのでしょうか。クリエイターのファンが多いそう。
また、東京駅が近いということもあり、サラリーマンが時間が空いた
時に立ち寄ることも多いそうです。

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今夜の選曲: YES,I'M YOUR ANGEL / JOHN LENNON/YOKO ONO

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2014年02月10日

手掛けたジョンレノンミュージアムへの思い

今週のゲストは株式会社丹青社、空間デザイナーの湯沢幸子さんです。
丹青社は内装大手の会社で、家以外の空間=人が集まるところを
いい感じにしようと考え、実現する会社。デザイン、建築…いろいろな
分野のプロフェッショナルが集まっているそうです。
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湯沢さんが手掛けた空間のひとつが、ジョン・レノン・ミュージアム。
さいたまスーパーアリーナにあった、ジョン・レノンゆかりの品・
作品を展示した初の公式な常設博物館です。2000年オープンで、
ライセンス契約の満了を理由に2010年9月30日に閉館しています。
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「ここを見てほしい!」というのではなく「自分にとって一番大事な人
と来たいなぁと思ってもらえれば。」と思っていたそう。
冷え込んだ夫婦、仲違いした人と来て、出てきたらいい感じになって
いる、そんな空間を目指したそうです。

とくに思い入れのある空間は、ジョンとヨーコが出会った空間を再現した
YESの階段。
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今夜の選曲: DEAR YOKO / JOHN LENNON/YOKO ONO

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2014年02月07日

2月10日から14日のゲストは

株式会社丹青社、空間デザイナーの湯沢幸子さんです。 

空間デザインへの思い、軽井沢炎のある生活など、お伺いします。

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■プロフィール■
1965年 東京生まれ。東京造形大学在学中より現在美術作家活動を始め
られ、1988年、内装大手の株式会社丹青社に入社。空間デザイナーと
して活躍される一方で、2004年からは多摩美術大学環境デザイン学科
で非常勤講師でもいらっしゃいます。

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2014年02月07日

辻メソッド的ソチオリンピックの見方

今週は、スポーツドクターで株式会社エミネクロス代表、辻秀一さん
お迎えしました。

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ソチオリンピックが開幕しましたが…最終日は辻メソッド的オリンピックの
見方を教えていただきました。

「一流選手は心の切り替え、ライフキルを必ず持っています。
 インタビューにその人の持っている考え方が出ると思いますので
 競技は真似出来ないけど、思考は真似出来るので、ぜひ、そういう
 視点で、どんな思考を持っているんだろうと言うところを、日々の
 生活に活かしていただいて、まさにQOLを高めていただければ!」

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今夜の選曲: HUNGER / RHYE

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2014年02月06日

スポーツで社会貢献

辻秀一さんが代表でいらっしゃる会社、エミネクロス。
スポーツで社会貢献という理念のもとで活動されていらっしゃいます。
スポーツを文化にし、スポーツで学び触れる活動です。

2012年には東京をホームとする唯一のプロバスケットボールチーム
「東京エクセレンス」を結成、辻さんはGMでいらっしゃいます。
それまで企業が主体だったバスケットチーム、Jリーグのように地元に
根付いたチームを作ろうと考えたそうです。
また、車椅子バスケットボールチーム「ノー・エクスキューズ」のサポート
もされていらっしゃいます。
将来は、東京エクセレンスを中心としたバスケワールドを作っていけたら…
と辻さん。

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今夜の選曲: THE FALL / RHYE

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2014年02月05日

全国から集まる辻メソッドのワークショップ

スポーツドクターで株式会社エミネクロス代表、辻秀一さんの独自の
理論:辻メソッド。ワークショップには全国から参加者が集います。

心をFLOWにする脳の使い方を2泊3日、フリーディスカッション、
講義、体感を通じて気付いていくワークショップ。
3日間終わったあと参加者は、その開放感と、見える景色が全然違うと
いうそうです。

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今夜の選曲: SHED SOME BLOOD / RHYE

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2014年02月04日

独自の理論、辻メソッドとは?

辻秀一さんの独自の理論:辻メソッドは、クオリティオーオブライフ
(QOL)、人生の質の向上のためにあります。

QOLに気付いたきっかけは、病院に勤めていた時に見た映画「パッチ・
アダムス」。ロビン・ウィリアムズが、実在の医師に扮した感動ドラマ
で、「ユーモアによる治療が重要」という説を実践し、医学界の常識を
覆した医学生パッチ・アダムスの半生を描いています。
辻さんはこの映画を見て、人生に質があるということに気付き、パッチ・
アダムスは笑いでQOL向上に努めたけど、自分は何で出来るだろうと考え
たときに、スポーツもQOLに繋がるのではないかと、思いついたそう。

また、辻さんはよく「FLOW」という言葉を使います。
これは1970年代にシカゴ大学のチクセント・ミハイ教授が明らかにした
理論で、人間のパフォーマンスがその時の状況に即した中で最大・最適に
発揮されている心の状態のことをいうそうです。
辻さん的に言うと、機嫌のいい状態(ゆるがず、とらわれず、あるがまま
にいる)のこと。

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今夜の選曲: OPEN / RHYE

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2014年02月03日

日米スポーツ文化の違い

今週のゲストは、スポーツドクターで株式会社エミネクロス代表、辻秀一さんです。 

スポーツ大国のアメリカは、スポーツが身近にあって文化。でも、
日本は残念ながらスポーツは体育の中に押し込まれている…と辻さん。
スポーツはクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を豊かにしてくれる、
そういう存在としてアメリカはあり、そこから生まれたスポーツ心理学や
スポーツ医学はスポーツ選手のためのものではなく、いろいろな人々の
QOLを高めるものとしてあるんだそうです。

すなわち、スポーツは…
アメリカでは文化、日本では体育。
日本では「体育の日」と「文化の日」が分かれているのも頷けます。

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今夜の選曲: OPEN / RHYE

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