2015年05月15日

子供に生演奏を届けるためのサポート方法と今後

渡邊悠子さんが代表理事を務める
NPO法人 「みんなのことば 」の活動は、
2009年3月からスタートして、今年で7年目!

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みんなのことばのサポートは様々な形で出来ます。
寄付は月1000円からや、単発の寄付も可能です。
さらに、イベント運営のお手伝いの募集もあります!
サポートの詳細はこちら

「当たり前に子供達に、音楽体験を届けられるように
 音楽家、特に若い世代、そして様々な方々と
 協力しあっていきたい」と渡邊さん。

現在、施設の予算を基金でサポートして開催する
コンサートのお申し込みを受け付けています。
ご応募・詳細はこちら
※受付は、5月20日(水)まで

また、「みんなのことば」の新しい試みとして、
商業施設での開催も決定しています。
場所:フルルガーデン八千代(噴水広場)
日時:5月24日(日) ①11:00~ ②14:00~
参加費:無料
今後も、みんなのことばを知らない子供達に届けられる、
オープンな場所での開催を目指しているそうです。

今夜の選曲 : サン・サーンス:「白鳥」(組曲「動物の謝肉祭」)
      /ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ) ・オウジアン・エリス(ハープ)

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2015年05月14日

コンサートで感じる東北の子供たちの、当時と今

渡邊悠子さんが代表理事を務める
NPO法人 「みんなのことば 」では、
東日本大震災以降は、三菱商事復興支援財団や、
エムアイ友の会(三越伊勢丹グループ)など
様々な企業からの助成で、東北でも活動されています。

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東日本大震災直後、原発の問題により
屋外遊びは無くなり、お散歩も室内の廊下だったそう。
そんな中で、子供達が声を出し身体を動かす、
「みんなのことば」の音楽体験は喜ばれたのだとか。

「みんなのことば」の活動の場である幼稚園、保育園には
現在では当時の記憶がほとんどない子供が多く、
物心ついた時から仮設住宅に住んでいるのだとか。
保護者も一緒に参加するプログラムもあり
日々のストレスを抱えがちな保護者も、子供の笑顔を観て
音楽を聞くでリラックスし、笑顔が増える時間になるそうです。
さらに、継続していく事で、
忘れられていないと感じて頂けるそうです。

「みんなのことば」のプログラムでは、子供たちが自然と
身体を動かし、笑えるクラシックを届けており、
東京と東北で内容はほぼ同じ。
また、音楽を聞けるようになってきた子供たちには、
ゆったりとした情景を思い描けるクラシックを届ける事も。

今夜の選曲 :アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525
    第4楽章:ロンド・ アレグロ
      / ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団

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2015年05月13日

様々な人や企業からのサポートで届けるコンサート

渡邊悠子さんが代表理事を務める
NPO法人 「みんなのことば 」 では、
年間で100回程度コンサートなどの活動しています。

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もちろん、有料での活動もしていますが、
必要ないと思っている保護者が多い幼稚園や保育園、
予算が足りず呼びたくても呼べない、という環境の
子供たちに音楽体験を届けたいという思いから、
多くの人や企業からの助成金や寄付金をサポートにして、
活動もされているのだとか。

一方で、クラシック音楽に触れ、
音楽を感じる体験を求める保護者も多く、
丸の内MCForestで行われる三菱商事主催
「みんなのコンサート」は即日満席になるほどの人気!
参加は無料。子供用の体験楽器が用意されるため、
観る、聞くだけなく、楽器に触れる事もできます。
次回開催される「みんなのコンサート」への応募のお知らせは、
NPO「みんなのことば」のFacebookをご確認ください。
NPOみんなのことば Facebookページ

今夜の選曲 : チェロ ソナタ 第2番~第4楽章
      /ノラス・ラゲルスペッツ

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2015年05月12日

インターンから、突然社長へ!苦労の中感じた生演奏の力!

NPO法人 みんなのことば は、
代表を務める渡邊悠子さんと、大学生のインターン、
社会人のプロボノの方々で運営をし、
10~15人プロの音楽家で成り立っています。

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音楽家の皆さんはそれぞれ、違う音楽の職を持っているため
スケジュールを合わせての活動です。

渡邊さんが就職活動をしていた頃、時代は就職氷河期。
何かしなくては、と思い、偶然インターンをしたベンチャー企業が、
音楽の家庭教師や演奏家を派遣などをしていた株式会社。
後に、その会社の次期社長になり様々な経験をされたそう。

そんな中、仕事をしている中で、生演奏の力を目の当たりにし
音楽を必要としている子供達の元へ、もっと生演奏を届けたい、と感じ、
NPO「みんなのことば」の活動へ繋がって行ったのだとか。

今夜の選曲 : グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」作品40 第1楽章
     / ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団

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2015年05月11日

未就学児に五感で感じる音楽体験を!

NPO法人 みんなのことば
代表理事の渡邊悠子さんをお迎えしています。

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NPO法人「みんなのことば」では、プロの音楽家と共に、
子供、特に未就学児のためにクラシック音楽の
参加型のプログラムを提供する活動をしています。
音楽を聞く力と、感性を育てる場になっています。

本来、感性や心が育つのは、6歳までに80%、
8歳までに100%なのだとか。
そのため、五感で感じ、表現する力を育てるために
子供に音楽教育を、と言われています。

ですが、国による音楽教育の予算は、
小学生以上にしか当てられていません。
さらに、日本のクラシックのコンサートは、
未就学児は入ることも出来ません。

そのため、NPO法人「みんなのことば」では、
"体感出来る参加型コンサート"を提供しているのだとか。

今夜の選曲 : フォーレ:ドリーの子守唄
      / エマニュエル(フルート)・安楽真理子(ハープ)

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2015年05月08日

5月11日から5月15日は

NPO法人 みんなのことば
代表理事の渡邊悠子さんをお迎えします。

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音楽で子供の心を育てる、その参加型プログラムについて
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1979年千葉県生まれ。
上智大学比較文化学部を卒業後、2008年より、
「NPOみんなのことば」の活動を始められ、幼稚園や保育園、
親子コミュニティスペースなどで、
子どものための参加型クラシックプログラムを
提供されていらっしゃいます。

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2015年05月08日

ライブ活動の後の楽しみとは?さらに、スタジオ生演奏も!

今夜もゲストは、
シンガーソングライター、おおはた雄一さん

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昔は、ギャラがジーパン!なんて事もあったという
おおはた雄一さん。ライブ活動の後の楽しみは、
様々な町でお酒を楽しむ事なのだとか!
今までの中で思い出深いのは、四日市のお店。
打ち上げで手巻き寿司をしたのが、面白く楽しかったそう。

今回スタジオで、ニューアルバム「夜の歌が聴こえる」から
「小さなアンセム 」を生演奏してくださいました。

「ロハスデザイン大賞 新宿御苑展」」での
おおはた雄一さんのステージは、
5/16(土)午後2時から。ぜひお越し下さい!

今夜の選曲: 小さなアンセム (LIVE@JWAVE) / おおはた雄一

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2015年05月07日

ギブソンのギターと主に、かれこれ10年。

今夜のゲストは、
シンガーソングライター、おおはた雄一さん

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近所におじさんたちがセッションしている楽器屋があり
そこで音楽を教わってきたという、おおはたさんは、
今年で、アルバムデビュー10周年。
スタジオに御持ち頂いたギターは、1959年製のもので、
10年前から使用しているのだとか!

おおはた雄一さんのニューアルバム「夜の歌が聴こえる」
今回は、レーベルのwebショップとライブ会場での限定販売で、
webショップの方で購入すると、
ハイレゾ音源が特典でついてくるのだとか。

このアルバムの記念ライブが、渋谷 duo MUSIC EXCHANGEにて
7月2日に開催されます。アルバムに参加している、
アイリッシュハープとギターのデュオ:tico moonも参加し、
ライブの世界観が味わえるライブとなるそうです。

今夜の選曲 : 未来の月 / おおはた雄一

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2015年05月06日

身近に木のある暮らしで、木のファンになる。

「森のおもちゃ美術館」の開催にご協力いただく、
東京おもちゃ美術館のチーフディレクター、
星野太郎さんをゲストにお迎えしています。

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少子高齢や待機児童など様々な課題が有る今だからこそ、
色んな解決方法があって、様々な生き方がある、と
考える人が増え、「ソーシャルデザイン」が進む
世の中になっているのではないか、と星野さん。

東京おもちゃ美術館」では、
多くのボランティアの方々がおもちゃ学芸員として、
子供達におもちゃとの遊びを指南されているのだとか。
ボランティアをされているご高齢の方と子供達の交流も
「ソーシャルデザイン」に繋がっています。

東京おもちゃ美術館」の未来計画が、「木育」。
暮らしの中に木を取り入れて、親しみをもってもらう、というもの。
木のおもちゃを通して、子供たちに木を好きになって、
将来大人になって木のある暮らしに繋げてほしい、と星野さん。


「ロハスデザイン大賞 新宿御苑展」」で
5月15日(金)~17日(日)の3日間開催される
「森のおもちゃ美術館」。開放感のある中で、
大人も子供も楽しめる、おもちゃが集まります。
「いつもと違う笑顔になれる場所です。是非お越し下さい」と星野さん。
詳細はこちら

今夜の選曲 : あの頃の匂い / おおはた雄一

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2015年05月05日

日本の木にこだわった、人生で最初に出会う美術品

今夜も、東京おもちゃ美術館のチーフディレクター、
星野太郎さんをゲストにお迎えしています。

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100カ国10万点ほどのおもちゃを展示・貯蔵している、
東京おもちゃ美術館」。幅広い年代の方々が訪れ、
現在では来館者は年間13万人ほどなのだとか。

東京おもちゃ美術館」の前身は、芸術教育研究所。
そこの初代所長の持つ、「おもちゃは、子供が最初に出会う芸術品」
という考えの元、博物館ではなく、美術館にしたのだとか。

日本は木が豊かで、職人さんも優秀でありながら、
おもちゃの自給率は、今でも、世界で見てかなり低いのだとか。
そんな中、「東京おもちゃ美術館」では、
ウッドスタート活動」を行っています。
これは、沖縄県国頭村や東京都新宿区などの自治体と共に、
子供に木のおもちゃを提供して行くという活動。
その活動をしている事で、星野さんは、少しずつではあるものの、
世の中の木のおもちゃに対しての意識が変わってきているとも感じるそう。

今回はスタジオに、
子供が成功体験を得られるような木の楽器として
「誰が叩いても、何となく沖縄民謡になる」木琴をお持ち頂きました。

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今夜の選曲 : おだやかな暮らし (with tico moon) / おおはた雄一

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