2015年09月09日

美術は子供にしか分からない!子供が自由を見つける場所。

東京都現代美術館 学芸員の薮前知子さんを
お迎えしています。

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おかざき乾じろさんのの作品 "はじまるよ、びじゅつかん” は、
子供しか入れない展示になっています。
「美術は、自分1人で味わい、自分の言葉で発するもので、
 本当は大人には分からないもの」という考えなのだそう。

中には、美術が分からない、と悩む"監視員"が居るそう。
監視員はダンサーや作家など日時で交代され、
子供の自由な言葉を促す役目になっているのだとか。
子供達は入ると、日に日に滞在時間が長くなり、
数時間も中に入りっぱなしの子も!

薮前さんのお子さん2人も、
この美術館を楽しんでいる様子!
「上の7歳の男の子は、"はじまるよ、びじゅつかん"に
 入り浸ってるんですが、中で何が起こっているか
 教えてはくれません」と薮前さん。

今夜の選曲:LOST WITHOUT YOUR LOVE / BREAD

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【プレゼント】

東京都現代美術館の企画展・
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
招待券(ペア)を、抽選で10名様にプレゼント。

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ご応募は、こちらから。

締め切りは、9月13日(日)12:00まで。

※当選は、プレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

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2015年09月08日

ヨーガン・レールさんの最期の作品と、子供たちにも伝わる思い。

東京都現代美術館 学芸員の薮前知子さんを
お迎えしています。

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現在、東京都現代美術館で開催中の
企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」では、
昨年亡くなったデザイナー:ヨーガン・レールさんの
最期の作品が入口から飾られています。

薮前さんがこの企画展を行うきっかけの1つが、
ヨーガン・レールさんとの出会いだったそう。

ヨーガン・レールさんは、移住した石垣島に
流れ着いたゴミを、役に立ち美しいモノ=ランプに変え、
地球環境へのメッセージを発信していました。
「On The Beach」

展示の構成は、可愛いゴミ、綺麗なランプ、
そして最後に、現実を感じるゴミだらけの
海の写真などが飾られています。
子供達も最後の写真になると熱心に見るのだとか。

今夜の選曲:IT'S DON'T MATTER TO ME / BREAD

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【プレゼント】

東京都現代美術館の企画展・
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
招待券(ペア)を、抽選で10名様にプレゼント。

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ご応募は、こちらから。

締め切りは、9月13日(日)12:00まで。

※当選は、プレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

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2015年09月07日

子供も大人も、一緒に考える企画展とは?

東京都現代美術館 学芸員の薮前知子さんが
今回担当された企画展
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
が開催中です。

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ここ数年、夏になると子供、主に未就学児に向けた
展示を開催している東京都美術館。
今年は、少し対象年齢を上げて、小中学生に向け作られ、
大人も一緒に考えるような内容になっているのだとか。

この展示は、会田家の展示も話題になっています。
会田家の展示の中心にある「檄文」は、
良く読むと、親子の会話のようになっています。
父、母、子供、のバラバラの視点の意見が、
1つの作品の中に詰め込まれています。

今夜の選曲:MAKE IT WITH YOU / BREAD

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【プレゼント】

東京都現代美術館の企画展・
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
招待券(ペア)を、抽選で10名様にプレゼント。

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ご応募は、こちらから。

締め切りは、9月13日(日)12:00まで。

※当選は、プレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

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2015年09月04日

9月7日から9月11日は

東京都現代美術館 学芸員
藪前知子さんをお迎えします。

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企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
のお話を中心に、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1974年東京都生まれ。大学院を卒業後、
東京都現代美術館に学芸員として勤務され、2006年「大竹伸朗 全景」、
2009年「MOTコレクション特集展示 岡﨑乾二郎」、
2015年に「山口小夜子 世界を着る人」などの企画を
担当されています。

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2015年09月04日

福島県いわき市での滞在で感じた、複雑な現状。

日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さんは、
福島県いわき市にも2014年9月に
1か月滞在され、10~12月毎週土曜の朝夕刊に
「ふるさと再訪~福島県いわき市」を連載執筆されました。

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以前、岩手県陸前高田市は、嶋沢さんの先輩記者が取材し、
本にもなっています。しかし、これだけで被災地の取材を
終わらせるわけにはいかない、と、甚大な被害を受け、
今も原発の問題にも悩まされる福島県を取材することに。

いわき市に滞在し、「複雑骨折を起こしている」と感じたそう。
いわき市自体でも津波の被害を受け、さらに、
現在でも、避難した方々が多くいらっしゃいます。
被災者同士でも、原発の保証金の格差もあり、
新旧住民たちの軋轢が生じていると、と嶋沢さん。

地方の現場を数々見て、取材してきた嶋沢さん。
東京の目標にしてきた地方が、多様性を取り戻すのは
現在では難しいと感じているそう。
ミニ東京=地方都市の周りはまだ良くても、
さらに奥に行った地方の地域は、人口減少も顕著で、
存続すら難しいのは、事実です、とのこと。

今夜の選曲:KEEP THE FIRE BURNING / ANDERSON EAST

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2015年09月03日

東京をモデルにした各地方都市たちの今、これからの課題とは?

日本経済新聞社 編集委員の
嶋沢裕志さんをお迎えしています。

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地方は今まで東京をモデルに、町を開発したため、
どの地方都市も同じ町になってしまいました。
そこで今、各地方都市が、B級グルメなどをきっかけに
特色ある町をめざしています。
東京至上主義という価値観の延長が、この時代にも
引きずられて残ってしまった結果だ、と嶋沢さん。

地方再生の結果、Iターンも増えてきました。
Iターン者と、地方の方々は上手く共存します。
しかし、政治の部分においては、介入してほしくない、
と思う地元議員たちも多いよう。すると、
Iターン者は戻ってしまうという現象も出ています。

「もう東京はいらない 地域力を高めた
 9つの小さな町の大きな話」
で解説を務める
藻谷さんは、界面活性剤の役割になる、Iターン者が
もっと増えてほしいとおっしゃっているのだとか。

今夜の選曲:QUIT YOU / ANDERSON EAST

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2015年09月02日

地方よりも、東京が危ない?!人口減少と地方消滅。

7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
 9つの小さな町の大きな話」
の取材は、
年令が50~60前半の記者=シニア記者たちが行っています。

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この本の中には、地域エコノミストである
藻谷浩介さんの解説が入っています。
今現在と、取材当時を比較し、
補足としてのコメントもあり、読み応えが抜群です。

以前から話題になっている、増田寛也さんの「地方消滅」。
増田レポートでは、「人口減少が2040年までに、
全国の約半分の896市町村が消える可能性がある」
と言われています。地方で取材してきた嶋沢さんは、
少子高齢化の波が思っているよりも早く、大きいと感じたそう。

東京も一見すると、若者が多いように思いますがl、
結婚、出産しない若者が多いのが現状です。
本で解説されている藻谷さんは、
地方よりも東京の方が深刻であるともおっしゃっています。

今夜の選曲;SATISFY ME / ANDERSON EAST

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2015年09月01日

閑散期の青森県大間町へ。住み込むからこそ聞ける本音。

7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
 9つの小さな町の大きな話」
では、
シニア記者が各地、地方に滞在し、取材しています。
日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さんも
その記者の1人です。

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嶋沢さんが滞在し、取材したのは、
長年取材してきている、青森県大間町。
本州最北端で、現在ではマグロでも有名になっていますが、
原子力施設になっている貧しい地です。今回は、
町民やUターンした若者たちが何を考え、何をしているのかを、
40~50日間ほど住み込み、取材されています。

なんと、時期は、1月!  なぜそんな寒い時期にした理由は、
お祭りもマグロ漁も無い閑散期に、町民はどのように
暮らしているのかを知りたかったからだそう。

毎日のように漁師小屋に通っていると、
漁師の方々と仲良くなり、酒を酌み交わすように!
このような時こそ、本音を聞ける良い機会なのだとか。

今夜の選曲:ONLY YOU / ANDERSON EAST

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2015年08月31日

日本の縮図に住んでみる。シニア記者たちの記録。

日本経済新聞社 編集委員の
嶋沢裕志さんをお迎えしています。

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嶋沢さんは、小黒さんと出会った2007年当時、
「日経グローカル」編集長でした。
グローバル、ローカル、両方に目を向け、
自治体に活を入れるという路線でしたが、
現在では地方議員を教育しようという路線になっているそう。

7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
 9つの小さな町の大きな話」。

この本は、日経のシニア記者が日本各地に住み込み、
地域の自立を目指す人々の活動を記録した本の、3冊目になります。

取材の時間が限られている新聞記者が、
日本の縮図に住んでみるというのもの。
第1弾として、沖縄の与那国島や横浜ドヤ街、
岡山のハンセン病療養所などから始め、
第2弾は、被災地で行いました。
そこで、今回は、改めて地方に焦点を当て、
「東京はいらない」というドキっとさせるタイトルに
なっているのだとか。

今夜の選曲:ALL I'LL EVER NEED / ANDERSON EAST

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2015年08月28日

8月31日から9月4日は

日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さん
をお迎えします。

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「もう東京はいらない」。地方の自立と問題点について
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1955年山口県生まれ、慶応義塾大学文学部を卒業後、
日本経済新聞社に入社。北九州支局長、静岡支局長、
「日経グローカル」編集長を経て、2010年より、
生活情報部編集委員として「シニア記者がつくるこころのページ」をはじめ、
人物や旅企画、「温泉コラム」、「人間発見」「文学周遊」
「アートレビュー」など幅広く執筆されています。

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