
EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00
8:30 - 8:40
週末の朝、アナログレコードから流れる「良い音」でゆったり過ごす、至福の朝時間
BACK NUMBER
2026.8.22
レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、ご自身のコレクションから、“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。その中から1曲、実際にレコードに針を落としてお届け。
8月のセレクターは、タブラ奏者のU-zhaanさんです。
M.All The Things You Are / Lee Konitz
(アルバム『Konitz Meets Mulligan』)
「アルトサックス奏者のリー・コニッツが、バリトンサックス奏者のジェリー・マリガンと共演しているアルバムです。リー・コニッツは白人のアルトサックス奏者なんですけど、マイルス・デイビスが『クールの誕生』というアルバムにリー・コニッツを呼んだ時に、黒人のミュージシャンたちから「なんであいつを使うんだ? 俺たちだって仕事がなくて困ってるのに、白人を優遇するのか」みたいなことを言われたらしいんですよね。その時にマイルス・デイビスが「音さえ良ければ、緑の肌で赤い息を吐いてるやつでも俺は使うぜ」と言ったという逸話が残されてて。その話が僕の頭に強烈に残りすぎているのか、リー・コニッツのことを考えるといつもピッコロ大魔王みたいな人が頭に浮かんできちゃうんですよね。でも、もちろんそんな感じの人ではないはずです。」