
EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00
2025.9.27
レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、ご自身のコレクションから、“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。その中から1曲、実際にレコードに針を落としてお届け。
9月のセレクターは、堀込泰行さんです。
M. Don't You Worry 'Bout A Thing / Chico O'Farrill & N.Y. Latin All Stars 『LATIN ROOTS』
「これは父親のレコードなんですけれども、チコ・オファリル・アンド・ニューヨーク・ラテン・オールスターズというニューヨークのプエルトリカンがやっているバンドです。曲も演奏も素晴らしいんですけれども、音がいいんですよね。これはダイレクトカッティングという方法でレコーディングされてまして、レコーディングスタジオで各楽器の前にマイクをセッティングし、エンジニアが音のバランスを聴きながら、各楽器の音量だったりを調整して、ベストな状態でダイレクトにレコーディングのカッティングマシーンにつないでカッティングしているんですよね。なので、プレーヤーたちは、LPの片面が終わるまで間違えちゃいけないという。やっぱり録音っていうものとか、エンジニアリングというものは侮っちゃいけないなと。
やっぱり耳が惹きつけられる、自然にいい音にはというのを、これを聴くたんびに肌で感じるというか、思い知らされるというかね。そういった音源でございます。」
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堀込泰行 オフィシャルウェブサイト >