2006年08月17日

【第47回】「築地の朝めし」 豊ちゃん

お盆明けの築地
 やっと河岸が開いた。月曜から水曜まで河岸はお盆休み。すると、市場の外の店までお盆休み。朝めしはおろか、昼めし食べるのも、開いている店を探すのに一苦労。町も、さながらゴーストタウン。開いている店を探しまわっていると、暑いし汗ダクダク。市場が移転しちゃったら、このアタリはどうなってしまうのか?

 久しぶりの、開市日。殺気立っているかもしれないが、場内へ行ってみる。すると、肩透かし。意外にのんびりとした雰囲気。市場は今日からだが、漁師さんも今日から仕事始めたとすると、やっぱり品薄になってしまう。ただの休み明けだから、初市のように、ご祝儀相場が立つわけでもなく、むしろ休み疲れかな。

 元気なのは、夏休みに築地に来た観光客くらい。最近は、お盆だからといっていっせいに休み、ではない。ブログを読んでいるみなさん、夏休みには築地にぜひ。自分へのご褒美も、家族サービスも、食育も、デートも。築地はディズニーランドに匹敵するテーマパークなんだから。


第47回 築地の重量級が集う店 「豊ちゃん」
 場内1番館には、ある意味で「そうそうたる」店が並ぶ。吉野屋1号店、イタリアン、洋食、カレー。寿司屋もあるが、およそ築地らしくない店ばかり。その中でも、客の肥満度が高い店が「豊ちゃん」。雑誌なんかでは、カツどんのカツとご飯を別にしたメニューがよく載っている有名店。私にはあまり縁のない世界なので、50回を前に初登場だ。


親子丼750円。意外?に通常サイズ

 カツだの、ハヤシだのが並ぶメニューの中に、「玉子丼」と「親子丼」を発見。せっかくだから、肉っ気のある親子丼にする。鳥ばかり入った、市場サイズの大盛りが来るかと思いきや、こじんまりとした上品なたたずまいの親子丼。

 味は濃い目、というか少し甘めという程度。上に乗った三つ葉の香りが心地よい。予想外に、パクパクと食が進む。いつも、この見せの前を通るたび「しかしよく食べるなあ」と思っていたが、メニュー名やその大きさだけでなく、こういう繊細な気配りがされているから、支持されるんだろうネ。意外な味に出会えた。たまには、縁がない、と思っている店に行くのもいいもんだ。



豊ちゃん
住所:中央区築地5-2-1(1号館)
電話:03-3541-9062
営業時間:6:00〜14:00
定休日:休市日(日曜祭日、第2・4水曜日など)

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