2020年05月22日

「量り売り」 の文化…日本と海外の違いとは?

nue by Totoyaの広報担当、
ノイハウス萌菜(もな)さんをお迎えしています。

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小黒「オーガニックだと高いイメージがあるんですけど、
量り売りだとそういうことはないんですか?」
ノイハウス「量り売りが増えることで、私達の仕入れの部分から
もっとどんどん大きな量で仕入れて、
値段が下がるというのが一点あります。
また、今のNue by Totoyaの値段ですと、お塩とかは
普通のお店で買うよりも安いくらいです。
プラス信頼できる生産者と関係があるという意味では、
価値のある野菜にしては安いという理解です。
オリーブオイルもオーガニックのものをお店で買うよりは、
Totoyaで買った方が安いくらいです。
おっしゃる通り、高いっていうイメージはなくしたいなと思っています。」
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↑番組スタッフが購入してきた商品。
左からヨモギのパスタとドライフルーツ各種(マンゴー、パイン等)

小黒「Totoyaのコンセプトに同意した人が、
自分でお店を出したいって思ったら
どんなサポートが受けられるんですか?」
ノイハウス「現在、色々お問い合わせをいただいていて、
すでに食材を販売されているお店ですと
導入がスムーズなんですが、
個人でまだお店もないという方には、
これからオンラインでセミナーなど、
ノウハウを提供するという企画をしています」

小黒「ノイハウスさんが育ったドイツやイギリスでは、
量り売りの文化はまだ継承されてるんですか?」
ノイハウス「そうですね、例えば
野菜とかは選択肢があるというか、
スーパーでも個包装のものもあるし、
バラ売りのもの多いという形です。
日本では例えば、リンゴは全部包まれていて、
選べないというのが残念かなと思っていて。
昔だとお豆腐やお米を買う時に自分の容器を持って
量り売りで買っていたと思います。
そうした昔ながらのものでもあるので、
新しくておしゃれで手が届きにくいものではなく、
量り売りは昔からあるものなんだよ、っていうのは、
思い出す重要なポイントかなと思います。」
小黒「ソトコトを始めた頃、ドイツが1番環境問題に熱心で
ゴミ箱も分類するのに20個くらいあったんだけど、
今はどうなってますか?」
ノイハウス「ドイツも量り売りのお店は増えていて、
日本より一歩先ということですが、お店の数は多いですね。
それがライフスタイルに浸透しているというか、
コンセプト的には普通。パン屋さんに行っても自分の袋に
入れるのが当たり前だし、そこで戸惑いがない。
そういう意味では、意識は浸透しているかなと思っています」

「nue by Totoya」
〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-60-2(Wonderland内)

今夜の選曲… THE FOOL ON THE HILL / SERGIO MENDES AND BRASIL'66

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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