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2021年7月30日

尾崎世界観のキングスプレイス

11回目のキングスミーティングには、

クリープハイプから満を持して、

ドラムの小泉拓さんが登場しました。


尾崎「いきなりこんなこと聞くのもあれなんですけど…

       セコムしてます?」


小泉「セコムしてないですねぇ」


尾崎「したほうがいいと思うなぁ」


まずはキンプレライブについて。


尾崎「ちょうどね、キンプレライブも終わった頃でしたが、

   どうでしたか?」


小泉「楽しかったです。ちょっと我々的には久し振りな曲を

   用意したりして。だからそういう意味での緊張感も

   ありつつでしたけど」


尾崎「リハーサルをちゃんとやって、本番でライブをするっていうのは

   久し振りだったような気がするんですけど」


小泉「リハーサルがあるとさ、かえって緊張しない?」


尾崎「あれ嫌なんですよね。結局音変わるじゃないですか。」


小泉「変わるんだよ〜」


尾崎「だからリハでやったことがあんまり意味ないなーって

   思ってて。何より待ち時間がすごかったじゃないですか。」


小泉「結構あったね。」


尾崎「5時間ぐらい待ってて、みんな微動だにしないから、」


小泉「割と楽屋で喋んないほうだもんね我々は」


尾崎「でー、カオナシが痺れを切らしたようで

   『ゲームしませんか』って。結構ゲームとかボードゲームを

   穿った見方をしているのでゲームかぁって思ったんですけど、

   それを言わせてしまうほどの沈黙があったってことですよね

   でそのゲームがね、ライブのMCでも喋りましたけど、

   ワードウルフっていう。」


話題はクリープハイプのライブについて。


尾崎「最近はライブが始まってますけど、どうですか気持ちの面では?」


小泉「どうなんだろうね、まぁでもライブできるのに越したことはない

   なと思っていて、やれるもんならやりたいって思ってるし、

   でも前みたいに頻繁にできないからこその、1本にかける集中力

   だったりもあるから」


尾崎「セコムも、やれたらそれに越したことはないし、

   やれるもんならやりたいってことですもんね?」


小泉「そうだね(笑)そうなのかな…

   ライブは尾崎くん的にはやれて嬉しい感じなの?」


尾崎「うーん、まぁそうですねぇ、

   嬉しいですけど、なんかこれでいいような気もしますけどね。

   かなり詰め込んでいたし、当たり前のように

   異常な状態でずっとやってきたから、

   こうなってみた、それに気づけているし、

   全部が全部元通りになればいいとも思わないですね。」


小泉「そこは俺も一緒だ」


尾崎「お客さんも限られた上限の中でライブに来てみて、

   いい点も絶対あるだろうし、いろんなことに気づくというか、

   フラットになっていくのかなという。

   このままでいいんじゃないかなってものはどんなものがありますか?」


小泉「お客さんの立場でライブに行った時に、フェスとかでバンドによっては

   モッシュとかあるじゃん。ああいうのが苦手なお客さん

   にとっては見やすかったりするのかなとか思うから」


尾崎「ぎゅうぎゅうに詰まってると飛び跳ねたくなくても横の人のアレで

   飛んじゃうんですよね。ステージから見てると一斉に飛んでくれてる

   と思うけど、中には無理やり飛ばされちゃってる人もいたはずだから。

   あとは何かありますか?歓声が上がらないっていうのはどうですか?」


小泉「リアクションは確かにね。以前に比べて大人しい感じはするけど」


尾崎「でも、珍しい曲をセットリストに入れることが

         怖くなくなったっていうのもあるんですよね。

        前までは急に一曲だけまだ知られてない曲、

   特に新曲とかやると、露骨に手が上がらなくなったり、

         歓声が小さくなったりするのに引っ張られてたんですね。

         そういうのがなくなったから。」


最後に、今後の目標について聞きました。


尾崎「今後の目標を伺っていきましょうか」


小泉「なんだろうな、いろんな状況でも、

   ブレないでやれてる漢になりたいなって」


尾崎「『漢』の方ね。」


小泉「漢になりてえなー。なんかさ、生演奏ができないだと

   生演奏じゃないやつでできたりとかさ。その都度その都度で、

   柔軟に対応できる、漢になることかな」


クリープハイプのライブに対する

熱い思いを語ってくれました。

小泉さん、ありがとうございました!

   

   

   

   

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