2017年07月09日

7/16はブラジル〜イタリア。ゲストのスタジオライヴ生演奏も

次週7月16日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。

「海の日」を前に、ブラジルのビーチに心を誘う曲をセレクト。今、ブラジルは季節の上では冬ですが、亜熱帯気候のリオのビーチは・・・。

イタリアからゲストもお迎えします。「イタリアの夏」と題するニューアルバムをリリースした、マンドリン奏者のマウロ・スクイッランテと、ギタリストのサンテ・トゥルジ。スタジオライヴの生演奏のほか、南イタリア生まれ/在住の2人が夏のヴァカンス・シーズンをどう過ごしているか、お話もうかがいます。

STAFF| 17:52 | カテゴリー:from staff

2017年07月09日

伊藤ゴロー アンサンブル「アーキテクト・ジョビン」

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★アーキテクト・ジョビン/伊藤ゴロー アンサンブル
  Architect Jobim / Goro Ito Ensemble
   (Universal Music UCCJ-2142)2017/7/5 on sale MORE INFO

「2013年ブラジル・ディスク大賞」で第1位を獲得したアッルバム「Getz/Gilberto + 50」のプロデューサーをつとめ、ジャキス・モレレンバウムとのコラボレーション・アルバム「Rendez-vous in Tokyo」が「2015年ブラジル・ディスク大賞」で第2位にランクイン、日本を代表するギタリスト/プロデューサー/アレンジャーとして活躍している伊藤ゴローが、敬愛するアントニオ・カルロス・ジョビンの生誕90年を記念して、ジョビンの名曲を室内楽のアプローチを通じて再構築。ジョビンの音楽の背景にあるクラシックの要素にフォーカスした、全曲インストゥルメンタルのアルバムです。

ギター、ピアノ、ストリングス・カルテットを軸とする演奏で、J-WAVEの土曜日のプログラム「Classy Living」のナヴィゲーターもつとめている村治佳織さん(ギター)と、遠藤真理さん(チェロ)、クラシック界で活躍している2人の女性演奏家をゲストに迎えた曲も!

「ボサノヴァの父」と呼ばれているジョビンのボサノヴァにとどまらない音楽性、ブラジルの自然からインスピレーションを受けて音楽を作ってきたジョビンの精神を浮き彫りにしたアルバムです。

伊藤ゴローHP

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★伊藤ゴロー アンサンブル
 「アーキテクト・ジョビン」発売記念コンサート

2017年9月16日(土)
@目白 自由学園明日館 講堂
    東京都豊島区西池袋2−31−3
開場 15:00 / 開演 15:30(17:00終演予定)

伊藤ゴロー アンサンブル
 伊藤ゴロー(Guitar)
 伊藤彩 (Violin)
 沖増菜摘(Violin)
 三木章子(Viola)
 結城貴弘(Cello)
 澤渡英一(Piano)
スペシャルゲスト:村治佳織(Guitar)
MC:中原仁

料金:4,000円(自由席/整理番号つき/未就学児入場不可)
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスにて発売中
MORE INFO:HOT STUFF PROMOTION

STAFF| 17:45 | カテゴリー:CD Information

2017年07月09日

7/9のゲスト:フリアン・モウリン(Julian Mourin)

7月9日は、アルゼンチンのシンガー/ソングライター、フリアン・モウリン(Julian Mourin)をゲストにお迎えしました。

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フリアン・モウリンはアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスの出身で、2012年にファースト・ソロアルバムを発表。中南米諸国をはじめスペイン、ニューヨークでもライヴを行ない、6月の下旬に初めての来日公演を行ないました。

「私の両親は、音楽家ではありませんが音楽を聴くことが大好きで、家にはいつも音楽があふれていました。

 少年時代はレオン・ヒエコ、メルセデス・ソーサなどのアルゼンチンのポピュラー音楽や、ラテンアメリカの音楽、アンデスのフォルクローレなどを聴いて育ちました。

 青年になってからは、ローリング・ストーンズなどのロックを聴くようになりました。

 ある日、父親から”これが世界で最高の音楽だ” と言われて、家にあった1枚のレコードを聞かされました。それは、ブラジルのトッキーニョとヴィニシウス・ヂ・モライスがブエノスアイレスでライヴ録音した「ラ・フーサ(La Fusa)」というレコードでした。

 最初はあまりピンと来ませんでしたが、聴き返すうちにだんだん好きになり、そこからブラジル音楽に対する興味が広がって、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなどの音楽も聴くようになりました。

 また12歳から24歳まで毎年、夏に家族でブラジルに旅行していたので、ブラジルの文化に親しむ機会も多くなりました。

 ですから、アルゼンチンのフォルクローレとポピュラー音楽、そしてブラジル音楽が、私自身の音楽のバックグラウントになっています」。

フリアン・モウリンのニューアルバム「カンシオネス・カリンバス」は、子供のための音楽のプロジェクトで、フリアンはギターだけでなく、カリンバ(親指ピアノ)も演奏しています。このアルバムを作った動機について・・・

「このアルバムに入っている曲のほとんどは、私の妻、ソフィーのお腹に子供がいた時に作った曲です。

 当時、私は彼女のお腹に向かって、毎日のようにカリンバを演奏していました。

 子供がお腹の中にいる時に聴いていた音楽を生まれてからまた聴くと、泣きやんだり、リラックスできる効果がある、という話を聞いていたので、実験を兼ねて演奏していたのです。

 カリンバには12種類の音しかなく、ギターに比べるとシンプルな楽器ですが、私は、限られた音だけで演奏する楽しさを覚えるようになりました。

 でも、それをアルバムにすることは考えていなかったのですが、娘が生まれてから、私の友人の音楽家たち、アインダ・ドゥオ(Ainda Duo)の2人に会ったときに、話をして曲を聞かせたところ、とても興味を持ってくれました。

 “素晴らしい作品ができると思う。自分たちと一緒に、子供のための曲を作ろう” と言われ、彼らのホームスタジオで妻のソフィーと一緒にレコーディングして、アルバムが完成しました」。

YouTubeで、奥様のお腹に向かって、そして生まれたお嬢さんに向かってカリンバを演奏している映像がご覧になれます(こちら)。

Julian Mourin公式YouTubeチャンネル

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スタジオライヴでは、ギターの弾き語りで「Abunduncia(アブンドゥンシア)」、カリンバを弾きながら「El Rio y la Flor(エル・リオ・イ・ラ・フロール=川と花)」の2曲を生演奏。2曲目は奥様のお腹の中にいた子供に向かって聞かせていた曲でした。

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JULIAN MOURIN, SOFIA URRUTI / CANCIONES KALIMBA
 大洋レコード(TAIYO 0030)

STAFF| 17:40 | カテゴリー:GUEST

2017年07月09日

7/15、16「第12回ブラジルフェスティバル」代々木公園

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★第12回ブラジルフェスティバル(Festival Brasil)

7月15日(土)16日(日)11:00〜20:00
@代々木公園
入場無料
公式サイト

今年で12回目を迎える「ブラジルフェスティバル」。代々木公園イベント広場にブラジルの料理とドリンクをはじめ、ファッションや雑貨などの店がオープン。

場内のステージではブラジル音楽のライヴ、カポエイラのパフォーマンスなどが行なわれ、15日(土)にはバンダ・ジラソウ、バハヴェント、16日(日)にはケール・スインガール・ヴェン・プラ・カ、カルナバケーションといった、SAÚDE! SAUDADEのカーニヴァル・イヴェントに出演経験のあるグループも出演します。

TIME TABLE

今年、メインアクトをつとめるアーティストは、80年代に人気を確立して以来30年以上にわたって第一線で活躍している、ブラジル北東部の音楽の女王、エルバ・ハマーリョ(Elba Ramalho)。33年ぶりの来日で、16日(日)18時頃から出演します。

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STAFF| 17:09 | カテゴリー:BRASIL/culture & trendBRASIL/culture & trend


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