RINREI CLASSY LIVING

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2019.03.23

今夜は、俳優、彫刻家の片桐仁さんお迎え♪

ドラマ、映画、舞台、ラジオから彫刻まで、多彩な活動を生み出す好奇心、アーティスティックなお仕事を支えるリラックスタイムに迫りました。

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。今回は『東京春音楽祭』。

上野では毎年春の恒例となった東京春音楽祭。今年も東京文化会館を中心に、近隣の美術館や博物館、特設会場などでたくさんの演奏会が行われています。

10年にわたり毎年開催されているワーグナー・シリーズで今年取り上げられるのは、「さまよえるオランダ人」。若き日のワーグナーがハイネの散文に基づいて書き上げた傑作が、オランダ人役のブリン・ターフェルをはじめとする一流の歌い手とともに、ダーヴィト・アフカム指揮NHK交響楽団によって上演されます。

また、音楽祭15周年の今年からスタートする新シリーズが、リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミーinTOKYO」。イタリアの巨匠が祖国で立ち上げているプロジェクトを日本にもってきて、自身の経験や受け継いだ伝統を、日本でも才能ある若手音楽家に伝えようというもの。今年のテーマとなる演目は、ヴェルディの「リゴレット」。ムーティによるリゴレットの作品解説や、フィナーレにはムーティ指揮による抜粋上演もあり、イタリアオペラの美の本質を知る貴重な機会となりそうです。

また、4月14日、音楽祭の最終日を飾る公演では、シェーンベルク「グレの歌」が上演されます。これは、デンマークの詩人ヤコブセンの作品に基づく、グレ城の王ヴァルデマールと、彼が溺愛する少女トーヴェの物語。少女は嫉妬した王妃に虐殺され、それに怒った王が、亡霊となって暴れますが、最後には救済されるというストーリーです。大規模なオーケストラと5人の歌手、語り手を要する作品だけに、上演機会は多くありません。今回は、大野和士指揮、東京都交響楽団と、国内外の実力派のソリストで聴くことができる、貴重な機会です。

今夜は「グレの歌」から、トーヴェの死を山鳩たちが嘆く「山鳩の歌」を、お聴き頂きました。