2024年07月21日

7月28日はブラジルとイタリアへ

次週7月28日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。

▼今年はイタリアからブラジルへの移民が始まって150周年。サンパウロのイタリア人街で8月に開催されるイタリア祭り、ミュージアムで開催中のイタリアのモザイク画をテーマにしたデジタルアート展覧会をご紹介します。

▼イタリアのジェノヴァ郊外、人口5,000人余りの小さな港町に大勢の人が訪れる「ステラ・マリスの祭り」をご紹介します。


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2024年07月21日

INDEX

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2024年07月21日

11/2&3「FESTIVAL de FRUE 2024」ブラジルからオ・テルノ、ブルーノ・ベルリが出演!

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FESTIVAL de FRUE 2024

2024年11月2日(土)3日(日)
@静岡県掛川市 つま恋リゾート 彩の郷(つまごいリゾート さいのさと)
OFFICIAL SITE

2017年にスタートして毎年11月に開催されている<魂が震える>フェスティヴァル「フルー」。
2024年はブラジルから2組が出演します。

★オ・テルノ(O Terno)

昨年、初来日して「FESTIVAL de FRUE 2023」にソロで出演したシンガー・ソングライター/ギタリスト/ピアニスト、チン・ベルナルデスを軸とするインディー・ロック・トリオ。2019年のアルバム「アトラス・アレン(atrás além)」(「2019年ブラジル・ディスク大賞」第9位)には坂本慎太郎と共演した曲もありました。

2024年11月で活動休止を発表。まさに最初で最後の来日となります。

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★ブルーノ・ベルリ(Bruno Berle)

ブラジル北東部アラゴアス州出身、現在はサンパウロが拠点、新感覚のシンガー・ソングライター。今年、セカンドアルバム『No Reino Dos Afetos 2』(下の下の写真左)をリリースしました。共同制作者でもあるBatata Boyと共に来日します。

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2024年07月21日

「カリブ海を旅する映画祭」7/26〜8/1

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カリブ海を旅する映画祭
CARIBBEAN FILM FESTIVAL 2024

2024年7月26日(金)〜8月1日(木)@ヒューマントラストシネマ渋谷
(8月2日〜@テアトル梅田)
official site

2024年は、日本とジャマイカ、日本とトリニダード・トバゴが国交を樹立してから60周年。また、この2カ国をはじめ15の国と地域が加盟している「カリブ共同体」と、日本との事務協議が始まってから30周年。日本とカリブとの交流年を記念した、映画祭です。

日本初上映の作品は・・

パノラマ 世界最大 スティールドラムオーケストラの祭典

トリニダード・トバゴのカーニヴァルで開催される、スティールパンのアンサンブル・チームのコンペティション・フェスティヴァルのドキュメント。大迫力のサウンドが、360度カメラで撮影した映像と共に楽しめます。

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「ジス・イズ・ソカ!マシェル・モンターノ・ライヴ・イン・ジャパン」

トリニダードのカーニヴァルを代表する音楽、ソカの歌手マシェル・モンターノの初来日の映像を中心とする、ドキュメンタリー映画

このほか、トリニダード・トバゴからは、音楽ドキュメンタリーの「ダーティー・シムズ」、「カリプソ・ローズ」、「スティールパンの惑星」。

キューバからは、ドキュメンタリーの「キューバップ アクロス・ザ・ボーダー」。

ジャマイカからは、ジミー・クリフが主演した1972年の名作「ハーダー・ゼイ・カム」。大勢のレゲエのスターが登場する、ドラマ「ロッカーズ」。

ベリーズからは、短編アニメ「テクアニとドゥエンデ」。
以上9作品が上映されます。

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2024年07月21日

「島袋道浩(SHIMABUKU):音楽が聞こえてきた」9月23日まで開催中

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島袋道浩:音楽が聞こえてきた
SHIMABUKU:I Hear Music

2024年7月4日[木]〜9月23日[月・祝]11:00-19:00
休館日 / 月曜
 (8/12、9/16、9/23は祝日のためオープンし、翌日火曜日が休み)
会場 / BankART Station
 みなとみらい線「新高島駅」改札上 地下1F(東横線直通、横浜駅の次の駅)
料金 / 一般1,000円、大学生・高校生500円
 (中学生以下、及び障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名 無料、後日再入場500円)
MORE INFO
SHIMABUKU 公式サイト

90年代から世界を舞台に活動してきた日本の美術家、島袋道浩(SHIMABUKU)の個展「音楽が聞こえてきた」。

音楽がキーワードになった、映像を中心とする展覧会で、ブラジルの音楽家とコラボレートした映像もいくつか見ることができます。

キューバのサンバ」(日本初公開)

キューバで撮影した、天井から落ちる水滴が床に置いた缶に落ちて響く音と映像を、ブラジルの音楽家カシン(Kassin)と、ブラジルとの縁も深いアメリカ人のアート・リンゼイが見て、即興で演奏するコラボ映像

ヘペンチスタのペレイラ・イ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」(2006年)

サンパウロの街角で吟遊詩人のコンビが、海に繰り出し小舟に乗ってタコを釣っているSHIMABUKUの映像を見ながら、即興の掛け合い、ストーリーを付けて歌う作品


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2024年07月14日

7/14のゲスト:サウロ・フェルナンデス(Saulo Fernandes)

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7月14日のゲストは、ブラジル・バイーアのシンガー、サウロ・フェルナンデス。

今世紀の初め、バイーアのグループ、バンダ・エヴァに、リード・シンガーとして参加。2003年、バイーア州サルヴァドールのカーニヴァルでベスト・シンガーに選ばれ、不動の人気を確立しました。

2010年代に、バンダ・エヴァから独立。ソロ・シンガーとして、活躍を続けています。

「私が生まれたのは、バヘイラスという、バイーア州の内陸の街で、州都のサルヴァドールからは西に1,000キロ、離れています。

山あいの、自然が豊かな場所で、ジャトバー、オイチーといった、他の地域では見ることができないフルーツがあります。

ヘコンカヴォ・ダ・バイーア。この名前で呼ばれる、バイーアの湾岸の地域には、カショエイラ、サント・アマーロ(注:カエターノ・ヴェローゾ一族の故郷)といった街があります。この地域で、カポエイラ、
そして輪になって踊るサンバ・ヂ・ホーダといった、バイーア独自の文化が生まれました。

州都の、サルヴァドール。中心部の広場ペロウリーニョには、アフリカをルーツとする、豊かで深い伝統が生きています。ドリヴァル・カイミの歌に出てくる、イタポアンの海岸は、豊かなポエジーを感じられる場所です。

私は田舎で育ちましたが、長年、サルヴァドールに暮らしていて、バイアニダーヂと呼ばれる、バイーアの人間の独特の気質に誇りを持っています」。

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「私は、ダニエラ・メルクリ、カルリーニョス・ブラウン、オロドゥン、アラ・ケトゥといった、バイーアのシンガーやグループの音楽の影響を受けてきました。

バイーアのカーニヴァルには、トリオ・エレトリコと呼ばれる巨大なトラックがあります。地面から4メートルぐらいの高さのところにステージがあって、そこで演奏しながら、熱狂する群衆と一緒に進んでいきます。それが、私の人生でもあります。

バイーアの音楽の最大の特徴、魅力。それは、パーカッションのサウンドです。アフリカ、カリブ、中米などの音楽の影響も受け、それらがミックスされています。バイーアのパーカッションには、
アフリカから受け継いだ文化の伝統が、ずっと生きているのです」

スタジオライヴ生演奏では、バイーアの偉大なシンボル、ドリヴァル・カイミの名曲「サウダージ・ダ・バイーア」と、サウロのオリジナル曲「ナォン・プレシーザ・ムダール」を歌ってくれました。

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6月に来日、「ブラジリアンデージャパン群馬2024」のメインアクトをつとめたサウロ・フェルナンデス。「SAÚDE! SAUDADE... CARNAVAL」の常連出演者でもあるバンダ・ジラソウとも共演!

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2024年06月16日

9月来日 ジルベルト・ジル(東京公演はチケット完売)

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ジルベルト・ジル Aquele Abraço Japan Tour 2024

9月27日(金) 東京:めぐろパーシモンホール 大ホール(東横線・都立大学)
17:30 open 18:30 start
チケット/SS席:14,000円 S席:11,000円 A席:8,000円 B席:5,000円完売御礼
※未就学児入場不可

MORE INFO(公式サイト)
企画・制作:一般社団法人スキヤキ・オフィス/ノーヴァスアクシス
後援:駐日ブラジル大使館
協力:RYU/東京音研
東京公演主催:一般社団法人スキヤキ・オフィス/ノーヴァスアクシス/株式会社サンライズプロモーション東京

6月26日、82歳を迎えるブラジル音楽のカリスマ、ジルベルト・ジルが16年ぶりに来日!

バイーア生まれのジルベルト・ジルは10代の半ば、ジョアン・ジルベルトの音楽を聴いて衝撃を受け、大学の同級生だったカエターノ・ヴェローゾなどと一緒に、トロピカリズモと称する新時代の音楽ムーヴメントをリードしました。

ジョアンの影響からスタートして、バイーアのアフロ・ブラジル音楽、ファンク、ソウル、レゲエなどもミックスし、スケールの大きな音楽をクリエイトしています。
ベン・ジル(ギター)をはじめ、息子、孫との5人編成のファミリー・バンドで来日します。

[追記] 9月27日の東京公演はチケット完売となりました。
下記の2公演はチケット発売中です。

*9月26日(木) 京都公演
《KYOTOPHONIE2024 AUTUMN EDITION》
@ロームシアター京都 メインホール
18:00 open 19:00 start
チケット/VIP席:20,000円 SS席:15,000円 S席:12,000円 A席:8,000円 B席:5,000円
MORE INFO(KYOTOPHONIE公式サイト)

*9月29日(日)高崎公演
《第35回 高崎音楽祭》
@高崎芸術劇場 大劇場
17:00 open 18:00 start
チケット/S席:8,000円 A席:6,000円
MORE INFO(高崎音楽祭公式サイト内)

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2024年05月26日

8月来日 アナ・フランゴ・エレトリコ

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アナ・フランゴ・エレトリコ (Ana Frango Elétrico)

アナ・フランゴ・エレトリコはリオデジャネイロ生まれ、26歳。シンガー・ソングライター、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティストとして活動し、昨年リリースしたアルバム「ミ・シャーマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア」が「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得。その前年、「2022年ブラジル・ディスク大賞」で、第1位に選ばれた、バーラ・デゼージョの「シン・シン・シン」の、共同プロデューサーをつとめました。

ブラジル音楽の新世代のキーパーソン、アナ・フランゴ・エレトリコが、8月に初めて来日します。

8月23日から25日まで富山県・南砺市(なんと)で開催される、「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」に出演。

8月27日には東京ラウンド、「スキヤキトーキョー2024」に出演します。

★スキヤキトーキョー2024

2024年8月27日(火)
18:30open 19:30start
@渋谷WWW (渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下)
■出演
アナ・フランゴ・エレトリコ(ブラジル)
ヌサンタラ・ビート(オランダ/インドネシア)

■Tickets
前売6,500円/当日7,000円
高校生以下無料
※オールスタンディング/入場整理番号付
入場時別途ドリンク代

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アナ・フランゴ・エレトリコ「ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア」 

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2024年04月21日

4月22日刊行「ジョアン・ジルベルト読本」

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レコードコレクターズ増刊
ジョアン・ジルベルト読本
監修:中原仁

株式会社ミュージックマガジン
定価 2,970円(本体2,700円)
A5判208ページ[雑誌19638-5]
刊行 2024年4月22日
MORE INFO
AMAZON


ボサノヴァの原点にして頂点──ジョアン・ジルベルト、その真髄に迫る

“ボサノヴァの法王”、ジョアン・ジルベルトの魅力を掘り下げるガイドブック。没後に公開された音源などの新情報を網羅しつつ、曲・声・演奏・音響・詩などをテーマにした記事を軸にその軌跡をたどります。ライヴでのみ披露された曲などを含む全曲解説つき。

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2023年12月31日

発表!「2023年ブラジル・ディスク大賞」

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J-WAVE [NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌「e-magazine LATINA」と共同主催、28回目を迎えたブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2023年ブラジル・ディスク大賞」。リスナーの皆様からの投票(総数3,064通/前年比+131)をもとに、2023年の結果が決定しました。

【追記】文末に音楽関係者投票部門のベストテンをアップしました(2024/1/5)

1位
アナ・フランゴ・エレトリコ
「ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア」 
Ana Frango Elétrico / Me chama de gato que eu sou sua(198票)

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27歳リオ生まれ。「2022年ブラジル・ディスク大賞」第1位のバーラ・デゼージョ「SIM SIM SIM」の共同プロデューサーもつとめたシンガー・ソングライター、アナ・フランゴ・エレトリコは、ブラジルZ世代のキーパーソン。「Little Electric Chicken Heart」に続くサード・アルバムで、70〜80年代のソウル、ファンク、ディスコ・サウンドを軸に、歌詞にはクィアの視点を反映している。CD、LPも発売中でアート・ディレクションも自ら行なったマルチな才女。

【投票コメント】
「踊りたくなったり、キュンとなったり。知的で奔放でユーモアもあり。振り回される喜びと、仲間と作る音楽の楽しさが詰まった快作です」(男性)

「今年は、アナ・フランゴ・エレトリコの新作が、個人的ベストでした。去年のブラジル・ディスク大賞を受賞したバーラ・デゼージョのプロデュースも行なった彼女が、世界中の様々なエッセンスを取り入れたダンス・ミュージックを世に放った功績は大きいと思います」(男性)

「音楽研究者のような方ですよね。常に過去の音楽を学びながら、咀嚼し、現代的な解釈を含み込んだものを、自分の作品の内部に練りこんでいる。そんな佇まいが、音楽からも感じ取ることができて、好きなのかもしれません」(女性)

2位
ベベウ・ジルベルト「ジョアン」
Bebel Gilbero / João(182票)

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ベベウ・ジルベルトが亡父ジョアン・ジルベルトのレパートリーを歌ったアルバムで「Em México」(70年)「João Gilberto」(73年。通称 “ホワイト・アルバム”)「Amoroso」(77年)など、父と暮らしていた少女時代のアルバムの曲が中心。

【投票コメント】
「何より、ジャケットの “親子の写真” に、目を奪われました。愛娘への、そして大好きなパパへの愛が溢れていて、胸が熱くなりましたお父様の楽曲を娘さんが情感こめて歌っていて、お父様の歌とはまた少し違ったテイストに仕上がっており、何度聴いても飽きることはありません」(女性)

3位
フーベル「アス・パラーヴラス、vol.1 & 2」
Rubel / As palavras,vol.1&2(165票)

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ブラジル新世代を代表するシンガー・ソングライター、フーべルの「Casas」(「2018年ブラジル・ディスク大賞」一般10位、関係者1位)以来の新作は、ブラジル文学や歌詞などの言葉(palavras)を研究し、サウンド面ではサンバ、フォホーからファンキまで再構築。ゲストもバーラ・デゼージョ、リニケル、ルエジ・ルナ、チン・ベルナルデスからミルトン・ナシメントまで多彩。

【投票コメント】
「歌声にも、ゆとりと深みが滲み出て、他のアーティストと比べてフーベルは頭ひとつ抜き出ている。この作品は、そんな彼のスケールの大きさを感じさせる」(男性)

4位
マリア・ルイーザ・ジョビン「アズール」
Maria Luiza Jobim / Azul (157票)

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アントニオ・カルロス・ジョビンの末娘、マリア・ルイーザ・ジョビンのセカンドは、アルベルト・コンチネンチーノとの共同プロデュースによるオーガニック・ポップ。アドリアーナ・カルカニョット、アルナルド・アントゥニスとの共演から、小野リサと日本語でデュエットした「涙そうそう」まで。

【投票コメント】
「海辺を舞台にした、キレイな映画の挿入歌みたいな世界で、ウットリ。すごくよい意味での、良家の子女らしい、穏やかさや平和さが心に沁みます」(男性)

5位
ジョアン・ジルベルト
「アオ・ヴィーヴォ・ノ・セスキ1998」
João Gilberto / Ao vivo no SESC 1998(152票

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1998年、サンパウロの劇場、SESC(セスキ)で行なったコンサートの音源が、25年の歳月を経て初めて世に出た。ジョアンの没後、続々とサブスクでリリースされた未発表ライヴ音源の中には音質が粗悪なものが多いが、これは素晴らしい音質。

【投票コメント】
「ジョアンの声もギターも、そして録音も素晴らしく、目の前で歌ってくれているような気分になります」(男性)

「発売された頃は、一日中、リピートして聴いていました。私にとって、ジョアン・ジルベルトの歌声は、唯一無二なのです」(女性)

6位
ホベルタ・サー「サンバサー」
Roberta Sá / Sambasá(133票)

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「2022年ブラジル・ディスク大賞」2位の「Sambas & Bossas」はデビュー当時の2004年にサンバやボサノヴァを歌った幻の企画盤の発掘だったが、これは正真正銘、最新録音のサンバ・アルバム。ホベルタ・サーは新作リリースのたびにランクインしており、人気が根強い。

【投票コメント】
「人の心を明るくしてくれる、天性の歌声が最高です」(男性)

7位
ゼー・イバーハ「マルケス、256」
Zé Ibarra / Marques,256.(125票)

MORE INFO

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バーラ・デゼージョのメンバー、ゼー・イバーハが盟友ルーカス・ヌネスと共同プロデュース。自宅マンションの内階段室で、ギター(一部ピアノ)の弾き語りで録音した、完全ソロの初リーダー作。美しい歌声が映え、選曲も興味深い。

【投票コメント】
「バーラ・デゼージョで彼の声を聴いてから魅了されています。彼の声をシンプルに存分に楽しめる、静かな夜にぴったりのアルバムだと思います」(女性)

8位
エヂ・モッタ「ビハインド・ザ・ティー・クロニクルズ」
Ed Motta / Behind the tea chronicles(114票)

MORE INFO

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「AOR」(「2013年ブラジル・ディスク大賞」4位)のヒットで日本でのファン層を広げたグルーヴ・マスター、エヂ・モッタがソウル、ファンク、ジャズ、AOR、映画音楽などをミックス。オリジナル曲を全て英語で歌った。

【投票コメント】
「ふくよかな歌声が素敵で、インパクトのあるルックスも、可愛く見えてしまいます」(女性)

9位 
ルイーザ・ソンザ「エスカーンダロ・インチモ」 
Luísa Sonza / Escândalo íntimo(97票)

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25歳の大人気ポップ・シンガー、ルイーザ・ソンザのメガ・ヒット作。60年代以降のブラジル音楽もリファレンスしており、ボサノヴァ風の曲「Chico」はサブスクで記録的な再生回数となった。

【投票コメント】
「ビジュアル先行に見られてますが、彼女の世界観、アーティストとしての魅力を存分に発揮したアルバムです」(男性)

10位
ヴァネッサ・モレーノ「ソラール」
Vanessa Moreno / Solar(94票)

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サンパウロの実力派シンガー・ソングライターが「Sentido」(2021年4位)、サロマォン・ソアレスとのデュオ作(2022年4位)に続き3作品・3年連続でランクイン。

【投票コメント】
「歌が上手くアルバムにもハズレなし。来日してほしい方です」(男性)

【e-magazine LATINA主催・音楽関係者部門】

1位 アナ・フランゴ・エレトリコ
  「ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア」
   Ana Frango Elétrico
    / Me chama de gato que eu sou sua(88点)
2位 フーベル「アス・パラーヴラス、vol.1 & 2」
   Rubel / As palavas. vol.1&2 (73点)
3位 ヴァネッサ・モレーノ「ソラール」
   Vanessa Moreno / Solar(43点)
4位 ナラ・ピニェイロ「テンポ・ヂ・ヴェンダーヴァル」
   Nara Pinheiro / Tempo de Vendaval (31点)
5位 フッソ・パサプッソ、アントニオ・カルロス&ジョカフィ
  「アルト・ダ・マラヴィーリャ」
   Russo Passapusso, Antonio Carlos & Jocafi
    / Alto da maravilha(30点)
5位 ゼー・イバーハ「マルケス,256」
   Zé Ibarra / Marques,256. (30点)
7位 マリア・ルイザ・ジョビン「アズール」
   Maria Luiza Jobim / Azul(28点)
8位 レオ・ミデア「ジェンチ」
   Leo Middea / Gente (25点)
9位 ジュリア・メストリ「アヘピアーダ」
   Julia Mestre / Arrepiada(24点)
10位 エルザ・ソアレス「ノ・テンポ・ダ・イントレランシア」
   Elza Soares / No tempo da intolerância (22点)

関係者投票の詳細はe-magazine LATINA
関係者投票に参加した「サウージ!サウダージ」ディレクター中原仁のベストテン(解説コメントつき)

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2023年12月03日

2023年12月〜2024年1月は板井麻衣子、小野リサがナビゲート

滝川クリステルの産休に伴い、12月と1月は板井麻衣子がナビゲート。さらに小野リサがコーナー・ナビゲーターをつとめ、ブラジルへの音楽の旅にご案内しています。

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板井麻衣子

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小野リサ

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2023年11月23日

滝川クリステルからお知らせ

滝川クリステルは2023年11月20日、第二子(女児)を無事に出産しました。

12月と1月の2カ月間、滝川クリステルは産休をとらせていただきます。その間、代役をお願いするナビゲーターの名前は、11月26日の放送で発表しました。

12月と1月は板井麻衣子がナビゲート。
さらに小野リサがコーナー・ナビゲーターをつとめ、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。

よろしくお願いいたします。

STAFF| 11:54 | カテゴリー:informationinformation

2023年02月11日

満員御礼!【CARNAVAL2023】

2023年2月11日(土祝)、コロナ禍による2年間の開催見送りを経て、3年ぶり通算25回目の開催となった【J-WAVE NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...CARNAVAL2023】@渋谷クラブクアトロ。テーマは「RIO - BAHIA -TOKYO」。

コロナ前と変わらない大勢の方々にご来場いただき、大声が出せない状態ながらアツく反応してライヴを盛り上げていただき、ありがとうございました!

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司会と歌:村田匠 aka カンタス村田

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Banda Girassol(バンダ・ジラソウ)

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Grupo Cadência(グルーポ・カデンシア)
ゲスト:渡海真知子 (Machiko Watarumi)

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Quer Swingar Vem Pra Cá
 (ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)

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Saigenji(サイゲンジ)

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番組ディレクター中原仁のブログに詳細なレポートがアップされています。

STAFF| 23:55 | カテゴリー:CARNAVAL2023CARNAVAL2023CARNAVAL2023

2018年10月07日

2018年10月からのオープニング・テーマ曲

2018年10月、放送30周年を機に番組のオープニング・テーマ曲が新しくなりました。

★オープニング・テーマ曲
「Sunflower("J"inga)/ Saigenji
 作曲:Saigenji
 CD「Compass」(Happiness Records HRBR-013) 2018年11月21日発売
 CDに収録されるヴァージョンとは若干ミックスが異なります。

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STAFF| 17:53 | カテゴリー:番組テーマ曲番組テーマ曲

2018年09月23日

9/19に2枚発売!30周年記念CD「SAÚDE!SAUDADE...30+beyond」

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このCDには、朝でも昼でも夜でも不思議と日常に溶け込んでくれる魅力的なリズムがたくさん詰まっています。
そんなサウージ!サウダージ...の旅へ一緒に出掛けましょう!
滝川クリステル(J-WAVE NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE... ナヴィゲーター)

番組の放送30周年を記念して、30年間のブラジル音楽をセレクトした番組発のコンピレーションCD「SAÚDE! SAUDADE...30+beyond」が9月19日、ソニーミュージック、ユニバーサル ミュージックから2枚同時に発売!

ソニーミュージック編は、前半に現代のブラジリアン・ポップスをリードするスターたちの楽曲を、後半にボサノヴァ・テイストの楽曲をセレクトしました。前半は "サウージ!"、後半が "サウダージ"、といった構成です。

ユニバーサル ミュージック編は、番組でのオンエア回数が最も多い二大アーティスト、カエターノ・ヴェローゾとマリーザ・モンチの楽曲を軸に、アーバン・ポップス、ボサノヴァ、サンバ、ブラジル各地の音楽をセレクトしました。

2枚共に、番組のオープニング・テーマ曲を15年にわたって担当しているSaigenji(vo,gt)による、J-WAVEジングルの最新ヴァージョンも収録しています。

このコンピレーションCDで、音楽大国ブラジルへの旅に!

★「SAÚDE! SAUDADE...30+beyond」
 ソニーミュージック編 SICP-31183
 ユニバーサル ミュージック編 UCCU-1582
 定価(2枚とも)2,000円+税
 2018年9月19日発売
 選曲・解説:中原仁

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<収録曲:ソニーミュージック編>
01. J-WAVE Jingle / Saigenji
02. Não Me Deixe Só / Vanessa da Mata
  ナォン・ミ・デイシ・ソー / ヴァネッサ・ダ・マタ
03. Vai e Vem / Mallu Magalhães
  ヴァイ・イ・ヴェン / マルー・マガリャエス
04. À Procura da Batida Perfeita / Marcelo D2
  ア・プロクーラ・ダ・バチーダ・ペルフェイタ(完璧なバチーダを求めて)
   / マルセロ・デードイス
05. O Vento / Los Hermanos
  オ・ヴェント / ロス・エルマーノス
06. A Vida Não Tá Fácil pra Ninguém
  ア・ヴィダ・ナォン・タ・ファッシル・プラ・ニンゲン
   / ジョタ・クエスチ feat. ナイル・ロジャース
07. Deliciosamente / Fernanda Abreu
  デリシオーザメンチ / フェルナンダ・アブレウ
08. Conbustível / Ana Carolina
  コンブスチーヴェル / アナ・カロリーナ
09. Aviso aos Navegantes / Lulu Santos
  アヴィーゾ・アオス・ナヴェガンチス / ルル・サントス
10. Esqueci Como Namora / Nego do Borel feat.Maiara & Maraisa
  エスケシー・コモ・ナモーラ / ネゴ・ド・ボレウ feat. マイアラ&マライザ
11. Ligia / Arto Lindsay
  リジア / アート・リンゼイ
12. Coração Vagabundo / Toots Thielemans with Caetano Veloso
  移り気な心(コラサォン・ヴァガブンド)
   / トゥーツ・シールマンス with カエターノ・ヴェローゾ
13. Yarabela / Joyce feat. Toninho Horta
  ヤラベーラ / ジョイス feat. トニーニョ・オルタ
14. Saudade Vem Correndo / Bebel Gilberto
  サウダージ・ヴェン・コヘンド(思い出は駆け足で) / ベベウ・ジルベルト
15. Minha Saudade / Lisa Ono
  私のサウダージ / 小野リサ
16. Maracangalha / Mario Adnet with Antonio Carlos Jobim
  マラカンガーリャ / マリオ・アジネー with アントニオ・カルロス・ジョビン
17. Coisa Feita / Toots Thielemans with João Bosco
  コイザ・フェイタ / トゥーツ・シールマンス with ジョアン・ボスコ
18. Eu Sambo Mesmo / Rosa Passos
  僕のサンバ(エウ・サンボ・メズモ) / ホーザ・パッソス
19. A Felicidade / Quarteto Em Cy
  フェリシダージ /クアルテート・エン・シー
20. E Vamos Lá / Joyce feat.Ana Martins & João Donato
  イ・ヴァモス・ラ / ジョイス feat. アナ・マルチンス & ジョアン・ドナート
21. Canja Caseira / Choro Club
  カンジャ・カゼイラ / ショーロ・クラブ 
  *2000〜2003年 番組オープニングテーマ曲

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<収録曲:ユニバーサル ミュージック編>
01. J-WAVE Jingle / Saigenji
02. Os Passistas / Caetano Veloso
  オス・パシスタス / カエターノ・ヴェローゾ
03. Amor I Love You / Marisa Monte
  アモール、アイ・ラヴ・ユー / マリーザ・モンチ
04. Bim Bom / Bebel Gilberto
  ビン・ボン / ベベウ・ジルベルト
05. Só Danço Samba / Lisa Ono
  ソ・ダンソ・サンバ / 小野リサ
06. Samba de uma Nota Só / Eliane Elias
  ワン・ノート・サンバ / イリアーヌ
07. Canção Que Vem / Celso Fonseca
  カンサォン・キ・ヴェン / セルソ・フォンセカ
08. Selva de Pedra / Marcos Valle
  セウヴァ・ヂ・ペドラ / マルコス・ヴァーリ
09. Que Nem Maré / Jorge Vercilo
  キ・ネン・マレー / ジョルジ・ヴェルシーロ
10. Verdadeiro Carnaval / Ivete Sangalo
  ヴェルダデイロ・カルナヴァル / イヴェッチ・サンガーロ
11. Beija-Flor / Timbalada
  ベイジャ・フロール / チンバラーダ
12. Maracatu Atomico / Sergio Mendes feat. Seu Jorge
  マラカトゥ・アトミコ / セルジオ・メンデス feat. セウ・ジョルジ
13. A Cor Amarela / Caetano Veloso
  ア・コール・アマレーラ / カエターノ・ヴェローゾ
14. Você Vai Estar Na Minha / Negra Li
  ヴォセ・ヴァイ・エスタール・ナ・ミーニャ / ネグラ・リー
15. Infinito Particular / Marisa Monte
  インフィニート・パルチクラール / マリーザ・モンチ
16. Bossa Negra / Diogo Nogueira + Hamilton de Holanda
  ボッサ・ネグラ / ヂオゴ・ノゲイラ&アミルトン・ヂ・オランダ
17. Sai Dessa / Luciana Souza
  サイ・デッサ / ルシアーナ・ソウザ
18. Gema / Teresa Cristina e Grupo Semente
  ジェマ / テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチ
19.Este Amor / Caetano Veloso
  エスチ・アモール / カエターノ・ヴェローゾ
20. Te Ver / Lô Borges
  チ・ヴェール / ロー・ボルジス
21. Mountain Flight / Toninho Horta
  マウンテン・フライト / トニーニョ・オルタ 
  *1988年〜1990年 初代番組オープニングテーマ曲

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